Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

小川町の酒蔵「松岡醸造」でランチタイム

2023年05月30日 | お出掛け

 5月28日(日)

 春先に小川町の桃源郷を訪れた時、その近くに「松岡醸造」という小さな酒蔵があった。山友のSさんから「そこのレストランが美味しかったよ」と聞いていて、妻も「良い日本酒があったら買いたい」何て言うもんだから、ドライブがてら行ってみる事にした。

 我が家から25㎞ほど離れた松岡醸造には、40分ほどで着いた。鄙びた山間に在る建物は何となく寂れた感じがする。しかし中に入って見ると、売店やレストランは中々洒落た雰囲気です。

松岡醸造の入口

日曜日なので工場は人気が無い

直営売店

 休日のせいか辺鄙な場所なのに、お客さんが次々とやって来て意外に活気がある。酒蔵のレストラン「松風庵」は、予約していたのですぐに席へ通された。

酒蔵レストラン松風庵

レストラン前の和風庭園

 妻は「麹漬けサーモンと酢飯の定食¥1,280円」、私は「モツ煮定食¥800円」を注文した。注文してからかなり待たされたが、それは丁寧に作っているからだと善意に解釈する。

麹漬けサーモンと酢飯の定食

モツ煮定食

 モツ煮は充分煮込まれてコクのある味で美味しかった。妻も麹が効いた料理が美味しかったと言う。ビールとコラボさせたら更に美味かったんだろうけど、運転している身でそれは叶わない。食事を終えた後妻は売店で希望の日本酒を買い、その後は奥武蔵の田舎道をノンビリ車を走らせて我が家に戻りました。

直営売店内の様子

 パンフレットによれば、松岡醸造は創業1851年、古い歴史を持つ酒蔵で、今年の新酒品評会でも清酒「帝松」が金賞を受賞したそうです。穴場的な観光スポットなので、訪れれば楽しい一時が過ごせると思います。

 

・・「酒買いに、小川町まで一走り」・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年も咲いた我が家のアマリリス

2023年05月28日 | 日記

 今年も我が家のベランダに真っ赤なアマリリスの花が咲きました。・・・と書いたブログを毎年この時期になると載せているような気がします。2年前には「アマリリスの花言葉は、埃、お喋り、輝くばかりの美しさ・・」と書き、去年は「新型コロナの蔓延、ロシアのウクライナ侵略戦争など、何が起ころうと毎年律儀に花を咲かせるアマリリス」何て書いています。

 さて今年はどういう風に書こうか。・・・ネットで調べるとアマリリスの花を毎年開花させるには育て方にかなりの手間と苦労がいるようで、手入れをしている妻の労に感謝せねばと思います。

 アマリリスが花咲かせるのは春から初夏にかけての約一か月余り、その他の時期は大きな鉢植えの中でジッと休眠しています。アクセク過ごして一生を終える人間に比べると何だか優雅な暮らしぶりで、チョット羨ましくもあります。

 でも毎年我家のベランダを明るく華やかにして、春の季節を教えてくれるアマリリスにありがとうの気持ちです。

 

    ・・「五月晴れ、今年も咲いたアマリリス」・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥武蔵、大持山ハイキング

2023年05月26日 | 山歩き

5月25日(木)     天気=曇り時々晴れ

07:32大鳩園駐車場→ 08:06~18ウノタワ分岐→ 08:21林道終点→ 08:58~09:14妻坂峠→ 10:16大持山分岐→ 10:23~47大持山→ 10:53大持山分岐→ 11:03横倉山→ 11:22~25ウノタワ→ 11:44展望地点→ 12:00~14烏首峠→ 13:01林道終点→ 13:21大鳩園駐車場

 

 来週から天気が悪くなりそうなので、今のうちにと妻と二人で奥武蔵の山へ出掛けた。向かったのは大持山、北隣の武甲山に比べると地味だが、それなりに存在感のある山です。

 朝6時前車で我家を出発し、7時半頃名郷集落奥の大鳩園キャンプ場駐車場に着いた。此処に車を停めて妻坂峠に向かう林道を歩き始める。沢沿いに続くこの林道は大雨による土砂災害で最近まで通行止めだったが、現在は復旧して支障なく歩けるようになった。

大鳩園キャンプ場有料駐車に車を停める

 駐車場から約1時間で林道終点に着き、そこから登山道が始まる。樹林帯に続く道はだんだん急になり、最後はジグザグ登りを繰り返して妻坂峠に着いた。峠を吹き抜ける冷たい風が火照った身体に心地よく、しばらく休憩する。

沢沿いの林道を登って行く

林道終点(ここから登山道が始まる)

樹林帯の道

冷たい風が吹きぬける妻坂峠

 峠から大持山へは急な尾根の直登が続く。この尾根道はカタクリの群落が点在するが開花は4月の早春なので、今は一片の花も無く紅い山ツツジが時折見られるだけだった。

急だが気持ちの良い尾根道

 石が積まれた尾根上のケルンを通過すると、稜線までは遠くない。峠から約1時間で稜線上の大持山分岐に達し、初めて展望が開いた。休まず右へ曲がって7分ほど登ると、大持山(1294m)だった。

尾根道上の石積みケルン

大持山分岐から南面の展望

 山頂は狭く展望も無かったが、片隅にシートを広げコーヒーブレイクを楽しむ。休憩を終えると山頂を後に分岐まで戻って、烏首峠へ向かう稜線コースに入る。

大持山山頂

山頂のツツジ

 分岐から急坂を降って、少し登り返したピークが横倉山(1197m)で、小さな山頂標識が無ければ山頂と気づかないだろう。横倉山からツツジの点在する気持ちの良い尾根道をアップダウンしながら進むと、広々とした草原が広がるウノタワに着く。

ウノタワの草原

登山道沿いのツツジ

 此処から名郷へ降る道も最近まで通行止めだったが、登って来たグループが居たので今では歩けるのだろう。ウノタワからしばらく進み急坂を降った鞍部に送電線鉄塔が撤去された跡地が在り、この一帯だけ森林が皆伐されて東西に展望が広がる。

送電線鉄塔跡地の展望地点

 鞍部からしばらく登ると尾根の左側は石灰石採掘現場の跡地となり、登山道沿いに立入禁止のロープがベタ張りされている。ロープ沿いに降って行くと、小さな石の祠がある烏首峠に着いた。

展望地点から少し先の岩場の通過

烏首峠

 峠から植林帯のジグザグに刻まれた道を、名郷に向ってグングン降って行く。30分ほど降ると数軒の廃屋が残る集落跡地に着き、更に降ると採掘現場施設跡と車道が眼下に見えてきた。車道終点に着くと、そこからは緩やかに降る舗装された車道を重力に引かれるように降り、午後1時半前に車を停めているキャンプ地の駐車場へ戻って来た。

樹林帯の降り

沢の通過

廃屋集落

車道終点に降り立つ

車道終点から烏首峠方面

 車のフロントには料金700円也の駐車料金請求の封筒と「さわらびの湯100円割引券が置かれていたので、700円入りの封筒をキャンプ場売店前のポストに投函し、日帰り温泉わらびの湯へ車を走らせた。

日帰り温泉さわらびの湯

 さわらびの湯で100円割引の700円を支払い、山で疲れた身体をゆっくり温泉に浸かる。登山の後の温泉は極楽天国の気分です。今日は累計標高差1000mを凌駕するけっこうタフな山歩きだったが、妻も最後まで元気に歩き通す事ができた。後期高齢者目前の我々夫婦だが、もうしばらくは登山を楽しめそうです。

 

      ・・「梅雨前の、大持山でリフレッシュ」・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひらがなの「ぬ」の字が書けず、一瞬認知症を疑った。

2023年05月24日 | 日記

 ある時、メモ用紙に「冷めぬ」と鉛筆で書こうとしたら、「冷め」まで書いて・・「ぬ」のところで筆先が止まった。アレ?「ぬ」の字が思い出せない。確か「め」だったような「ね」だったような?

 漢字を忘れる事はままあるが、まさか幼稚園児でも書ける「ひらがな」を忘れてしまうとは、これはもう健常な物忘れのレベルを越えて、認知症の範ちゅうではと一瞬冷や汗が流れた。

 ひらがなの「ぬ」は思い出せないが、カタカナの「ヌ」は書ける。仕方ないので電子辞書にN、Uとタッチして、ア~ア「ぬ」だったのかと改めて思い出した。

  しかし平安時代に「ひらがな」を作った人(達?)に一言いいたいが、「め」にブタのしっぽみたいな  を付けただけで「ぬ」という字にする何て、チョット手抜きではないのか?

 だから思い出せなかったんだよと責任転嫁するつもりは無いが、他の字ように、もっと個性的且つ独創的なデザインにしてあげないと「ぬ」が可哀そうじゃん・・・何て思うのは私一人?・・・だろうね。

 

   ・・「疑った、(ぬ)の字が書けず認知症」・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暑さ到来の季節に、車のエアコンが故障した

2023年05月22日 | 日記

 季節外れの暑さが到来したというのに、我が家の車のエアコンが故障した。先日遠出のドライブからの帰り道、久方ぶりにエアコンのスイッチをONにしたら、吹き出し口から出るのは生ぬるい温風だけで、一向に冷たい風が出て来ない。

 さっそく車を購入したホンダ販売店に検査してもらったら、エアコンガスが漏れていてエアーコンコンデンサー等の交換が必要で、その金額は約7万円以上かかると言う。

 この車は今年の春にもサイドミラーが故障して、モーター部品を交換した。何だかやけに故障が多くて、欠陥車じゃないの?と言いたくなるが、そんな不満を口にしたって故障が直る訳じゃない。

 来週末には部品交換してくれるので、真夏の最盛期には間に合いそうです。「できの悪い子ほど可愛い」とよく言われるが、できの悪い車もそれなりに可愛い。「事故に遭ったと思えば、これくらいで済んで軽い軽い」と、自らを慰めるしかありません。

    ・・「又故障、不肖の愛車冷めぬ仲」・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山仲間のI夫妻から、収穫した山菜のお裾分け

2023年05月20日 | 日記

 先月山菜採りに一緒に出掛けた山仲間のIさんから、「今度ワラビ採りに行くんだけど、どう?」と先日電話のお誘いがあった。車のエアコンが故障していたし、チョットした用事もあったのでそれを断ったのだが、今日の午後山菜採りを終えたI夫妻が帰宅途中に我が家へ立ち寄り、収穫した山菜のお裾分けをしてくれた。

 届けてくれたのはウドやワラビなど前回の山菜採りでは採れなかったものばかり、しばらく山菜を食べる機会は無いだろうと思っていたから、ありがたい頂き物だった。

頂いた山菜

 「我が家でお茶の一杯でも」と誘ったが、「渋滞に巻き込まれるのは嫌だから」と、私に山菜を手渡すや小雨降る中帰って行った。ワザワザ届けて頂きありがとうございました。I夫妻に感謝、感謝です。

 

   ・・「山の幸、届けてくれた山の友」・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私流、階段を無駄なく効率的に登る歩き方

2023年05月18日 | 日記

 新型コロナが5類に緩和されたけれど、街行く人達の殆どはまだマスクをしたままで、それ程変わった様子が見られない。コロナ過によって変わった生活習慣を元へ戻すのは中々簡単では無いようです。

 私もコロナ過によって、随分日常生活が変わった。手洗い、消毒、うがいの励行、マスクの着用など嫌な事も多いが、中には良い変り方もあった。それはマンションエレベーターの利用を控え、極力階段を使って中層階の我が家まで登り降りするようになった事です。

 最初は密室であるエレベーターを避けるという意味合いだったが、毎日数回階段の登り降りをするとけっこうな運動量で、登山の良い予行練習になる事に気が付いた。

 ボーッと歩いていても仕方ないので、「階段を無駄なく効率的に登るには如何に歩けばよいか」何て事も考えてみた。その結果考え出したのが下記の「私流階段の登り方」一覧です。

1身体を1本の棒のようにして前傾姿勢を保つ。

2歩幅は小さく、踏み出した足より前に身体の重心がある事。

3腕は肘をL字型にして身体より前に出し、足のテンポに合わせて力強く腕降りをする。

4足を踏み出すテンポは決して急がず、自分の脚力に合ったリズムで、左右の足を時計の振り子になったつもりで交互に踏み出す。

  現役世代は体力・健康の維持に、お年寄りはフレイル予防の為、エレベーターやエスカレーターの利用は極力控え、階段や坂の登り降りを積極的に励行しましょう。「私流登り方」を心掛ければ、どんな坂でもグイグイ登れます。・・・(膝痛・腰痛持ちの方はご控え下さい。持病悪化の恐れあります)

 

    ・・「コロナ過で、階段歩きに精を出す」・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨夜変な夢を見て、チョット気分が落ち込んだ朝

2023年05月16日 | 日記

 私は自分の見た夢を覚えている事なんて殆ど無いが、昨夜見た夢は朝目覚めても天然カラーでしっかり記憶に残っていた。どんな夢を見たかと言うと・・

 「昔の職場で上司だったT氏とひょんな所でバッタリ再会した。話が弾んでT氏と登山に出掛ける事となり、テントや食料など装備を私が準備する事になった。・・・(夢なので話は不条理に進み)・・・

 二人で山を登っている時に途中で休憩した山小屋で、「ところでF君、食料は大丈夫なの?」とT氏に尋ねられた。私は自信たっぷりに「勿論大丈夫ですよ」と言ってザックの中を確かめたら・・・無い。何処を探しても食料が見当たらない。

 青ざめた私は「Tさん食料が無いんです。」と途方に暮れているうちに意識が途切れ、気が付いたら浴衣姿で山小屋の布団の中で寝ていた。・・(夢なので話が不条理に進みます)・・

 今度はザックやテントなどの装備品も、何処へ消え去ってしまった。狼狽えた私は浴衣姿で、小屋のアチコチを探し回るのだが見つからない。そんな私にT氏が怒りを込めて「そんな事だから君は駄目なんだよ」と強く叱責する。

 私はうなだれてトホホな姿で落ち込んでいるうちに・・・今度は本当に夢から目が覚めて、我が家のベッドの中に居た。

 ア~ァ夢で良かったと心底安堵したが、不愉快な夢を見たという嫌な気分だけが残った。どうせ見るなら億万長者になったとか、絶世の美女と恋仲になった何てバラ色の夢を見たいのに、こんな情けない夢を見る何て・・情けない。

 今回の夢に登場したT氏は、遠い昔の職場で私の上司だった。温厚で誠実な人柄で、決して嫌いな人物では無かった。その職場を離れて早40年、T氏とは賀状はおろか個人的な付き合いは全く無く、数十年来名前すら思い浮かぶ事はなかった。

 何で今頃、T氏が登場するような変な夢を見たんだろうか。若しかしたら彼と一緒に勤務した職場の時代で何らかのトラウマがあり、私の心の深層に刻み込まれていたのかも知れない。

  ・・「悪夢から、目覚めてホッと安堵する」・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本三百名山回顧№115新潟・富山県境、朝日岳(3百名山)

2023年05月14日 | 三百名山回顧

 細々と続いている三百名山回顧ですが、いよいよ名峰、雄峰目白押しの日本を代表する山岳地帯北アルプスへ突入します。まずは北の方から富山・新潟県境に聳える朝日岳です。標高2418mは北アルプスの中ではそれ程高くないが、富山湾沿岸から眺めると、ゆったりとして堂々たる山容を望む事ができます。

 最初に朝日岳を登ったのは昭和62年の夏、妻と二人で栂池スキー場から白馬岳~雪倉岳~朝日岳を縦走し、蓮華温泉へ降った幕営山行でした。この時はいろいろアクシデントがありました。

 まず白馬岳テント場でテントを張った初日に大雨強風の荒天に見舞われ、支柱は曲りテントが吹き飛ばされそうになって(実際に風船玉のように飛ばされたテントもあった)、慌てて白馬岳頂上小屋へ避難、そのまま二日間の停滞を余儀なくされました。

 三日目の8月2日に天気は回復し、朝日岳に向って縦走を開始した。雪倉岳を経由して朝日小屋のテント場で幕営する予定だったが、テント料金をケチって朝日岳北側の白高地と呼ばれる草原にテントを張った。

 その日の夕食を食べ終わった頃に、突然朝日小屋の人が我々のテントを訪ねてきた。無許可の地にテントを張った事を咎められるのかと思ったが、小屋の人の話を聞くと・・「今朝方、蓮華温泉登山口を出発した登山者の中に高齢のご夫婦が居て、その二人だけがまだ小屋に到着していない。ひょっとしたら道の迷った可能性もあるので探しに来た」と教えてくれた。

「何かあったら連絡してください」と言って、山小屋の人は引き返していった。その10分くらい後に、話題にしていた高齢夫婦が我々のテント近くまで登って来たのだった。

 夕闇の中私は慌てて(お~い、お~い)と叫びながら山小屋の人を追いかけ、その後なんだかんだあったものの、結局そのご夫婦は山小屋の人に連れられて朝日小屋へ登って行った。

 結果論だが我々があそこにテントを張っていなかったら、残雪の多い時期なので高齢夫婦は暗闇の中で道を見失い、遭難沙汰になっていたかも知れない。そんなアクシデントがあった事も重なり、この幕営山行は忘れ難い思い出多いものとなりました。

 

 昭和62年7月31日(金)~8月3日(月)

栂池ロープウェイ山頂駅~ 白馬岳~ 朝日岳~ 蓮華温泉

白馬大池

白馬岳テント場付近

白馬岳山頂から朝日岳(左奥の山)方面

雪倉岳の登り

雪倉岳手前のお花畑?

雪倉岳山頂

雪倉岳から白馬岳方面

雪倉岳から朝日岳

朝日岳手前の小桜ヶ原

朝日小屋分地点?

朝日岳を越えて白高地のテント泊地

テント泊地で迎えた朝(背後の山は朝日岳)

 2回目に朝日岳を登ったのは平成6年の9月で、朝日岳から栂海新道を縦走して日本海の親不知まで歩いた山行だった。北アルプスと日本海を繋ぐ栂海新道は、いつか歩いてみたいと思っていた憧憬のコースで、この時は天気に恵まれて朝日岳から日本海の親不知まで計画通りに歩く事ができました。

2日目に泊った栂海山荘から眺めた能登半島や富山湾の風景、そして縦走を終えて親不知海岸の荒波で足を洗った思い出は、一生忘れえぬものです。

 

  • 平成6年9月15日(木)~17日(土)

北又登山口~ 朝日岳~ 犬ヶ岳~ 親不知 

北又小屋の登山口

朝日小屋のテント場

朝日岳への登りから朝日小屋

朝日岳山頂

栂海新道入口地点?

栂海新道、長栂山の降り?

栂海新道から朝日岳を振り返る

登山道から毛勝三山方面?

文子の池

サワガニ山から犬ヶ岳方面

犬ヶ岳山頂

栂海山荘から夕暮れの富山湾と奥に能登半島

親不知の栂海新道登山口

日本海の荒波で足を洗う

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

房総半島南部観光巡り

2023年05月12日 | 旅行

 5月8日(月)~9日(火)

 

 県境を含めて県内に3百名山を持たない都道府県は三つあり、沖縄県と山口県、それに千葉県だそうです。そんな事情もあって足が遠のいていた千葉県へ、友人宅を訪問する妻のお供で久しぶりに行ってきました。

 今回は房総半島南部を車で観光巡りしましたが、著名な山こそ無いものの美しい海岸線と美味しい海の幸を満喫した旅は中々楽しいものでした。その一端を、写真でザッと紹介してみたいと思います。

館山市でノンビリ田舎暮らしを楽しむ、Hさんご夫婦宅をお邪魔する

Hさんは蕎麦打ち達人で、お昼に美味しい蕎麦をご馳走になった

蕎麦屋顔負けの本格的な蕎麦作り道具

同 上

同 上

南房総、千倉海岸の荒波

房総半島南端の野島崎

野島崎灯台

三浦半島と相対する洲崎灯台

宿泊した波左間海岸の休暇村館山

15センチ屈折式赤道儀を格納した天文台もあるが、残念ながら閉鎖されていた

休暇村から眺めた海越しの富士山

館山市冨浦の大福寺崖観音(岩壁に張付くように建てられた観音堂)

金谷の東京湾フェリー乗り場から見る鋸山(人工的に削られた岩壁が異様な景観、山頂は左端のピークです)

行くときは見る事のできなかった海ほたるからの景色

海底トンネルを掘ったカッターフェイスのモニュメント前で

 

      ・・「千葉県に、山は無けれど海の幸」・・

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千葉県、鋸山ハイキング

2023年05月10日 | 山歩き

5月9日(火)     天気=晴れ

10:30日本寺東口駐車場→ 10:34~40大仏→ 11:01~06十州一覧台→ 11:15百尺観音→ 11:25登山道分岐→ 11:55~58鋸山→ 12:21登山道分岐→ 12:27百尺観音→ 12:32~37山頂展望台→ 12:50日本寺東口駐車場

 

 昨日の荒天が嘘のように、今日は陽射しの強い初夏の天気、鋸山ハイクと一緒に日本寺の大仏や五百羅漢像も見たかったので、日本寺東口駐車場に車を停める。

日本寺東口駐車場

 駐車場は無料だったが、お寺の受付で大人一人700円の入場料を払う。階段を登って最初に大仏広場に着く。岩壁に刻まれた身長30mを越える巨大な大仏様は一見の価値があります。

日本寺大仏(石の座像としては日本一の大きさ)

 更に登って行くと、道沿いにいろんな姿をした石の五百羅漢像を見る事ができます。これもインスタ映えする風景です。そこから少し登ると有料の山頂駐車場で、此処にもお寺の受付がある。

石階段を登る

五百羅漢像

 受付横から急な階段を登ると稜線の「十州一覧台」で、東京湾や房総半島の眺めが圧巻です。指呼の間には鋸山ロープウェイ山頂駅が見える。再び受付まで降って、東へ進むと、百尺観音と山頂展望台との分岐に着く。

十州一覧台からの眺め

十州一覧台から鋸山ロープウェイ山頂駅

 鋸山への道は百尺観音から続いているので、まずは百尺観音へ向かう。岩壁に刻み込まれた観音様は身長30m余、その迫力はまるでバーミアンの大仏像(見た事無いけど)を見るようです。

百尺観音へ向かう岩の切れ間の道

百尺観音

 此処にもお寺の受付があり係の女性に鋸山への道を尋ねると、「ここから鋸山まで1時間位かかる。昨日の雨で登山道が滑りやすくなっているから気をつけてね」と教えてくれた。

 これを聞いて妻はヤル気を無くし、アミンの岡村孝子とは似ても似つかぬ口調で「私待つわ」と言った。妻に車のキーを渡し、私は一人で鋸山へ向かう。

鋸山へ向かう登山道分岐

 地図で見ると鋸山は高々339mの山、楽勝で登れるだろうと思ったが、砕石場跡の巨大岩壁下をトラバースする道は急なアップダウンの繰り返しで、意外と手強い道だった。

採石跡の巨大岩壁(右上に山頂展望台が見える)

同 上

 百尺観音から約40分で鋸山(329m)に着く。山頂からは北面に展望が開き、房総半島の森の彼方に東京湾が広がって見えた。山頂から来た道を降り、約30分で百尺観音へ戻った。駐車場へ降る前に山頂展望台に寄り道する。此処も素晴らしい展望で、岸壁から突き出た「ノゾキ地獄」が見どころだ。

鋸山山頂

山頂から東京湾の眺め

山頂展望台のノゾキ地獄

 山頂展望台から東口駐車場へ戻ると、妻が車の中でノンビリと寛いでいた。鋸山への道は急なアップダウンの連続で、意外とタフな道だったので妻がいかなかったのは正解だったかも知れない。

 鋸山は低山ながら仏教遺跡や巨大砕石場跡地など見所が多く、流石は千葉の名山で楽しい山歩きができました。

 

    ・・「鋸の、山低けれど道険し」・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨のち晴れの房総半島巡り

2023年05月08日 | 旅行

5月8日(月)

妻が千葉県館山市に住む友人のHさんに会いに行く事になり、私はアッシー君として一緒に早朝我が家を出発した。

ところが今朝の関東地方は大雨強風警報が出るような荒天、展望が楽しみだったアクアラインの海ほたるは、屋外へ出る事すらできなかつた

大雨、強風の海ほたる

お昼前Hさん宅へ着いた頃ようやく雨があがった。Hさん自家製の美味しいお蕎麦を頂いた後、お宅を後にした。

その後は房総半島南端の野島崎、洲崎の灯台巡りを楽しむ。午後は青空も見えて、太平洋の荒波を眺める事ができました。

房総半島最南端、野島崎灯台

夕刻今宵の宿、休暇村館山に到着、部屋の窓から房総半島や三浦半島の眺めが雄大です。明日は天気も良さそうなので、鋸山でも登って我が家へ戻ります。

旅の詳細は後日のブログにて。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

林温泉かたくりの湯は、地域密着の良いお風呂

2023年05月06日 | 旅行

  日本は温泉王国で、各地の良い温泉を巡り歩くのも旅の楽しみです。先日王城山~高間山登山をした時に入浴した「林温泉かたくりの湯」も、私的には「五つ星」と推したくなるほど気持ちの良い温泉でした。

林温泉かたくりの湯

 前回のブログでも少々紹介しましたが此処は地元の人達の為にある温泉で、通常の日帰り温泉とは違います。だから普段は無人で、我々が入浴した時も男湯・女湯共に誰一人いませんでした。

 部外の人は料金箱に、300円也を払って入場します。施設内の脱衣室、お風呂場とも、簡素ながら大変清潔に保たれています。お風呂は100%源泉かけ流し、湯の温度は火傷しそうなほど高熱で、湯の半分は捨てられています。

清潔な脱衣室

お風呂も綺麗です。窓からは新緑山波が望めます。

 ネット上では「石油のような臭いがする」何て口コミもありますが、実際に入浴したらそんな異臭は感じず、ネットリとした湯質が、とても心地よい肌触りでした。

 当然石鹸、シャンプーの類は無く、使う人は事前の準備が必要です。貴重品入れも無く、私は不安だったので貴重品の入ったポシェットを浴室の片隅に置いて。お風呂に浸かりました。

 全国各地に地域住民用の無人温泉は数あれど、湯質、施設、ロケーション、此処ほど満足すべき温泉は初めてです。管理運営されている方々のご尽力があるからで、利用する人は感謝の気持ちを持って入浴させてもらいましょう。

 

   ・・「いい湯だな~、 (ハ、ハン) ここは八ッ場ダムかたくりの湯」・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

群馬県、王城山~高間山登山

2023年05月04日 | 山歩き

5月2日(火)     天気=晴れ

 

08:15林温泉かたくりの湯→ 08:43登山道分岐→ 08:59~09:12カラカサ松(林道終点)→ 09:39~43王城山→ 09:58~10:00王城神社奥社→ 10:27あみだ石→ 10:45~54林道出合→ 11:16~43高間山→ 11:54林道出合→ 12:07あみだ石→ 12:33王城神社奥社→ 12:45~47王城山→ 13:07~12カラカサ松→ 13:20登山道分岐→ 13:45林温泉かたくりの湯

 

 今年のゴールデンウイークは約2千5百万人の人出だとか。我々夫婦もその一員に加わろう・・何て思った訳でも無いが、日帰りで群馬百名山の王城山~高間山を登りに出かけた。

 早朝出発したお陰でさしたる渋滞に遭う事も無く、朝8時過ぎに八ッ場ダム道の駅八ッ場ふるさと館近くの林温泉かたくりの湯に着いた。此処は地元民の為の素朴な温泉で、駐車場の片隅にある観光用駐車場(約4台分)に車を停めた。

林温泉かたくりの湯

 今朝は見事な五月晴れ、吹き渡る涼しい風が心地よい。隣接する王城神社で登山の安全を祈った後、登山口を出発する。登山道をしばらく登ると一旦車道に出るが、少し行くと左手に登山道の標識があった。緑鮮やかな樹林の道をしばらく登って行くと、右手に登山道が分岐していた。

王城神社(厳かな風格のある神社)

新緑が染みる道

一旦車道に出る

沢沿いの気持ちの良い道

登山道分岐地点

 登山道分岐地点の少し先で狭い林道に合流し、その林道を15分ほど歩いたらカラカサ松がある林道終点だった。此処から王城山へ向け、急な登山道が始まる。

車道に合流する

林道終点(ここから登山道が始まる)

終点手前のカラカサ松

 急登だが良く整備された道なので、快調に登って行く。やがて痩せ尾根の鎖場を通過すると、そのすぐ上が王城山(1123m)だった。ツツジの花が咲く明るい山頂で、遠くに白い噴煙を上げる浅間山が見えた。

王城山への登り(岩場の裾を通過)

新緑の中を登る

王城山山頂

山頂から浅間山方面

 山頂を降った直下に東屋が建っており、ベンチに座って一息入れる。東屋の少し先のピークが王城神社奥社で、小さな鳥居と石の祠が祀られて周囲はツツジの花が咲き、此処も気持ちの良い所だった。

山頂と奥社の鞍部にある東屋

王城神社奥社のあるピーク

 王城神社奥社から高間山へは、アップダウンの多い変化に富んだ尾根道が続く。登り降りの繰り返しが大変だが、点々と咲き誇るツツジの花が疲れを癒してくれる。

道沿いのツツジ

同 上

 王城神社奥社から25分ほどで林道に降り立つ。そこから林道歩きで少し進むと「あみだ石」と呼ばれる大石があった。更に林道をしばらく歩いて行くと前面に高間山の山頂が見え、高間山の裾を横切る車道に合流した。

あみだ石

林道から高間山の山頂

高間山の山裾を横切る林道と合流

 此処から高間山の山頂へ向け、直線状の急登が続く。「嫌なら車道で待っててもいいよ」と言ったが妻は快調な足取りで、しっかりと私の後を追いて来る。

林道の高間山登山口

山頂が近づくにつれ、だんだん急になる高間山への道

 林道からだんだん急になってくる道を登る事約20分、高間山の山頂標識が現れた。山頂(1342m)は疎林に囲まれてあまり展望は良く無いが、木々の合間から八ッ場ダムや遠く谷川連峰などの山々が望まれた。気持ちの良い場所なので、コーヒーブレイクとする。

高間山山頂

山頂から八ッ場ダムの眺め

 ゴールデンウイークの好天日、眼下の八ッ場ダムでは大勢の行楽客が押し寄せているのに、ここには人っ子一人いない。こんな良い山なのに、どうして誰も登って来ないのだろうかと不思議に思うほどだ。

 30分ほど休憩し、山頂を後にする。ツツジの花に励まされながら王城山を通過し、登山道分岐地点で道標に「かたくり」と書かれた左手の道を下山する。しばらく降ると車道に降り立ち、その後は車道沿いに降って、午後1時45分頃車を停めている林温泉かたくりの湯に戻って来た。

登山道から車道に降り立つ

林温泉かたくりの湯付近の風景

 カタクリの湯は地元の人の為の温泉で、コロナ過では地元民以外の入浴を禁じていたが、コロナ過が緩和された今年の4月から再び部外者も入浴(料金300円)できるようになった。

 トロミのある浴槽にノンビリ浸かって山の汗と疲れを流す。今日登った王城山と高間山は、静かで新緑やツツジの花が美しく、とても気持ちの良い山々でした。日頃の憂さを吹っ飛ばす爽快な山歩きができて、満たされた一日となりました。

 

  ・・「静かなる、八ッ場の山はツツジ彩」・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思い出のマラソンTシャツを処分する

2023年05月02日 | 日記

 コロナ過前までは各地のマラソン大会に参加していたので、参加賞のTシャツを随分もらった。それらは私の思い出が染みこんだ貴重なものなのだが、長年の使用で汗臭い加齢臭まで滲み込んだものが何着かあり、残念だけど廃棄する事にした。

 廃棄するシャツの中でも特に思い出深いのは、11年前に第22回霞ヶ浦フルマラソン大会でもらった青いTシャツです。この大会が開催されたのは2012年の4月、前年の大会が東北大震災で中止となり、震災復興の願いを込めたメモリアルな大会だったのです。

第22回霞ヶ浦フルマラソンでもらったTシャツ

その時の記録証

 個人的にも、その時63歳だった私が最後にフルマラソンを走った大会でもありました。その後は脊柱管狭窄症や膝痛を発症したり、コロナ過があったりして、フルマラソンを走る機会は2度と訪れず、と言うよりフルマラソンを走る脚力は無くしてしまいました。

 過去を幾ら懐かしんでも、昔の元気な自分は戻って来ません。今の自分ができる範囲の中で、何かしらチャレンジをと思うこの頃です。

    ・・「若き日の汗と思い出染みたシャツ」・・

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする