Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

日本三百名山回顧№95、新潟県、米山(3百名山)

2021年06月30日 | 三百名山回顧

 米山は標高1千mにも満たず、三百名山の中では低山に属します。しかし日本海の沿岸から一気に聳えているので、新潟平野から望めば随分立派な山容をしています。

 その米山に登ったのは平成23年の9月で、山頂には大きな避難小屋と神社が建ち、日本海沿岸が素晴らしい眺めでした。私の古いホームページに登山の記録が残されていたので、下記に転載してみたいと思います。

 

 平成23年9月25日(日) 越後、米山登山  天気=晴れ

09:30大平集落上登山口→ 10:05~14二の字→ 10:20~25711m峰→ 11:02巻き道コース分岐→ 11:16~12:09米山山頂→ 12:50~57711m峰→ 13:01二の字→ 13:29大平集落上登山口

 

 「米山さんから雲がで~た」と民謡にも謳われる米山は、中越と上越の境をなす越後の名山です。日本海から一気に聳え立つ姿は、実に高く見えます。2年前の日本縦断ウォークでこの付近を歩いた時に、いつかは登ってみたいと思っていたので、妻と二人でやって来ました。

 早朝に我家を出発、関越道~北陸道を経由して米山ICで降りると、青空の下に米山の端正な三角錐の山容が望まれて登高意欲が湧いてきます。山麓の大平集落には登山者用の駐車場があり何台か車が停まっていたが、そのまま進むとダートの林道に変わり5分ほどでゲートにより全身を遮断された。

 ここが出発点となり、案内標識に山頂まで「2時間半」と書かれていた。標高差は約660m位か、付近に空きスペースが無かったので、少し降った所に車を停め準備を終えると出発する。

大平コース登山口

 出だしから急登の道だが、登山道は良く整備されていて歩き易い。登山に馴染まぬ身体が重く汗がジワジワ吹きだしてくるが、道沿いを覆うブナの樹林が陽射しを遮ってくれるので助かる。

急登の道

 30分余で二の字と呼ばれる小広場に着く。行く手に米山の山頂が初めて姿を現した。此処にはベンチもあって、最初の休憩を取る。更に尾根道を進むと711m峰に着く。このピークにもベンチがあり、良い休憩ポイントです。此処から山頂の避難小屋が確認できるけれど、まだまだ随分高い位置に見える。

二の字の広場

二の字から米山山頂

711m峰

711m峰から米山山頂

 711m峰から降り坂となり、かなり降るのでチョット損した気分になる。鞍部から再び登りとなり、美しいブナ林の中を登って行く。急登の連続でこの辺りが一番きつい胸突き八丁、息を弾ませ登って行く。

美しいブナ林

 前方に小学生位の女の娘とお父さんのペアが歩いていて、女の娘を励ますお父さんの姿が微笑ましい。やがて林道終点からの登山道が合流する。そこから登れば山頂まで1時間ほどで登れるそうだ。

 その少し先に水場の標識があった。「30秒で水場です。胃腸の弱い人は飲まないで下さい。」と書かれており、行く気にはならない。傾斜が緩み木々が低くなって空が広がった。そして突然避難小屋が現れ、米山(933m)に着いた。

米山山頂

 一気に視界が広がり360度の大展望、多くの登山者達で山頂は賑わっている。避難小屋の中でお湯を沸かし、ランチタイムとする。2階建ての室内は、綺麗に整頓されて気持ちが良い。まだからは上越や柏崎の市街地&日本海の大海原が展望できて、ここで一晩明かすのも楽しいに違いないだろう。

山頂の避難小屋

避難小屋の室内

 山頂の最高地点には立派な神社が建立されているのでお参りする。神社の周りには多くの人が思い思いに憩っており、秋の訪れを知らせるかのように沢山のトンボが空中乱舞していた。

山頂から南、上越市方面

山頂から北、柏崎市方面

 1時間ほどの滞在を終え、山頂を後に来た道を下山する。地元の人出であろうか、お昼を過ぎても次から次と登って来る。約1時間20分ほどで登山口の車に戻って来た。

 明日は八海山を登る予定なので、これからその山麓の南魚沼市へ向かいます。姿良し眺め良しの米山は、地元の人に愛される越後の名山で心地よい山歩きができました。

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膝痛治療を終えて、今日は高田馬場から後楽園まで都内ウォーキング

2021年06月28日 | お出掛け

 6月23日(水)

 膝痛の治療で都内北区十条の永振クリニックへ通い始めてから、もう1年以上経つ。今のところ膝に違和感は無いので、治療を止めてもよいと思うだが、主治医の陳先生は中々「完治した」と言ってくれない。

 治療代は1回800円程でそれ程高額じゃ無いし(2割負担だから、それでもクリニックは4000円の稼ぎになる。)、治療を止めた後、もし膝痛が悪化したら頼り辛くなるので、もうしばらくは通院を続けようと思っている。

 という事で今日も注射を打つだけの治療は早々と終わった。さてこの後都内の何処を歩こうか。あまり下車した事が無い、山手線の高田馬場駅から歩いてみる事にした。

歩いたコース

 馴染みの薄い高田馬場駅を出ると、駅前東口は無粋なバリケードが構築されていた。これが先日テレビで報じていた路上飲みする若者を排除する為のバリケードかと、公共のマナーをわきまえぬ若者(バカモノ)達に腹立ちを覚えた。

高田馬場駅東口のバリケード

 高田馬場駅の近くに神田川の流れがあったので、川沿いに下流へ歩いてみた。ここらはけっこう流れも速く水も綺麗だ。高戸橋交差点から都電荒川線が走る新目白通り沿いに進んで行く。にぎやかな通りを歩くは何となくイラつくので、荒川線の始発駅である早稲田駅を過ぎた所から再び神田川沿いの歩道を進む。この辺りは肥後細川庭園や江戸川公園などがあり、心和む散歩道だ。

高田馬場付近の神田川

都電が走る高戸橋交差点

都電荒川線の終着(始発)駅の早稲田停留場

神田川沿いの江戸川公園

 やがて江戸川橋の交差点に着き、ここから首都高5号線の高架下を進む。川の下流に半円形をしたトッパン印刷の高層ビルがユニークで印象的だった。隣接する印刷博物館には以前訪れた事があるけれど、安価な入館料(大人400円)の割に豊富な展示物が多岐にわたり中々興味深かった。

文京区のトッパン印刷ビル(左奥)

 トッパン印刷を過ぎた頃から俄かに冷たい風が吹き始め、ポツポツと雨の雫が落ちてきた。土砂降り雨を予感させたので慌てて急ぎ足となり、5号線飯田橋インター交差点で神田川を離れ、左折して地下鉄丸ノ内線後楽園駅へ向かう。

 小石川後楽園の外塀まで来た時本降り雨になったが、街路樹が勢いを柔らげてくれたので大して濡れもせず後楽園駅へ飛び込む事ができた。最後は雨に阻まれたが、それでも2時間くらい歩く事ができたので、これから地下鉄で池袋へ行って旨いビールが飲めそうです。

小石川植物園の外塀

東京ドームに隣接する地下鉄丸の内線、後楽園駅

後楽園駅は地下鉄が高架になってビル2階に入る珍しい駅だ

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昔働いていた頃とすっかり様変わりした東京駅

2021年06月26日 | お出掛け

 先日大手町の大規模接種センターで新型コロナのワクチン接種を受けた時、夕暮れ時だったので東京駅丸の内口傍に建つ新丸の内ビル5階レストラン街にある「かつ吉」で妻と夕食を食べた。

東京駅丸の内口傍の新丸の内ビル

ビル5階のレストラン街

 この店は創業50年の老舗とんかつ店で、肉や魚介類のとんかつメニューがあり年金暮らしの我々夫婦にはチョット贅沢だったが、せっかく田舎者が東京駅に夫婦で来たんだからとチョット奮発した。

 実をいうと17~18年前頃に、東京駅で1年ばかり働いた事がある。あまり楽しい職場で無かったから詳細は省くとして、何しろ日本を代表する駅なのでいろんな事に遭遇した。

 ドキュメンタリー作家の家田祥子さんが職場に訪れて、道を尋ねられた事があったし、政治家の小沢一郎氏が、渋面で(地顔か?)一人前を通り過ぎた事もあった。それから大相撲の関取・親方衆が巡業へ行くのかゾロゾロと歩いていたり、黒服で怖そうなヤクザのお兄いさん方がズラ~リと整列して、親分?の出迎えをしている場面も目撃した。(まるで実録ヤクザ映画みたいだった。)

 そんな東京駅も、20年近くの歳月が過ぎて随分様変わりして見えた。特に丸の内側はリニューアルされて、見違えるようにきれいになった。食事前の時間つぶしに丸の内界隈を散策していたら、超豪華乗用車が停まっていて外国人女性モデルの撮影が行われていた。

リニューアルした東京駅丸の内側

超豪華乗用車と外国人女性モデル達

 大昔、修学旅行で東京駅や皇居を訪れた時は、これが花の都東京かと感激したけれど、その輝きは今でも衰えていない。と言うか増々バージョンアップして、これからも日本を代表する駅であり続けるのだろう。

夜になってイルミネーションが点灯した東京駅

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諏訪湖の観光巡り

2021年06月24日 | 旅行

 6月20日(日)

 昼前に風越山を下山して、今宵の宿がある諏訪湖へと車を走らせる。伊那谷を貫く国道153号はバイパス化が進んで、一部は準高速道路並みに整備されている。

 天竜川を遡るように車を走らせ、午後3時前に諏訪湖畔へ着いた。宿に入るには早すぎるので、湖畔の市街地を観光巡りする。最初に向かったのは戦国時代に構築されたという諏訪高島城。お濠に囲まれた小じんまりしたお城で、城郭は明治時代に撤去されたが昭和45年に再建されたそうだ。天守閣から市街地越しに諏訪湖が望まれた。

諏訪高島城(昭和時代に再建されたので、真新しい感じ)

お濠と城門

庭園から眺める高島城

天守閣から諏訪湖の眺め

 次は湖岸沿いに建つ国の重要文化財「片倉館」を見学した。片倉財閥により昭和初期に建てられた「片倉館」にはプールのように大きい千人風呂温泉会館がある。会館の2階には204畳の大広間があるけれど、それ以外にあまり見所は無い。

片倉館の千人風呂温泉入口

片倉会館の入口

会館2階の204畳大広間

 チェックインの時間になったので、今宵の宿「すわ湖苑」に向かった。このホテルはネットで調べて、1万円を切るリーズナブルな料金とその割に口コミが好評だったので予約した。

湖岸沿いに建つホテル「すわ湖苑」

 従業員は高齢の人が多く施設は少々古びていたが、露天風呂を併設した温泉はゆったり浸かれて心地よく、地産地消の和風料理は我々の口に合い美味かった。

 そして何より部屋の窓から眺める諏訪湖の景色が素晴らしく、トータルで評すれば、コスパの大変良い宿でした。風越山登山の疲れが残り、翌日は山へ行く元気は無く、雁坂トンネル経由の一般道をドライブして我家へ戻りました。

宿から眺める諏訪湖(夕暮れ前)

夕暮れ時

同 上

翌朝の諏訪湖

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信州、風越山登山(詳細)

2021年06月22日 | 山歩き

6月20日(日)      天気=曇り後晴れ

05:53滝ノ沢登山口駐車場→ 06:12~15石灯籠→ 06:44~55秋葉大権現→ 07:10~17虚空蔵山→ 08:07展望台→ 08:28~43白山神社奥社→ 09:00~36風越山→ 09:50~54白山神社奥社→ 10:06展望台→ 10:33延命水→ 10:45~50秋葉大権現→ 11:06石灯籠→ 11:20滝ノ沢登山口駐車場

 

 日本百名山に連ねるほど有名では無いけれど、故郷のシンボルとして親しまれる山が全国各地に存在します。風越山もそんな山の一つで、信仰の山としても知られており、何時かは登りたいと思っていました。

 前日の午後、雨振る中我家を出発する。前夜は中央道の駒ヶ岳SAで車中泊、一晩中降ってた雨も、明け方には止み空が明るくなった。途中コンビニで朝食を終えた後、6時前に滝ノ沢登山口に着いた。4~5台停まれば満杯になる登山口の駐車スペースには、1台の車が先着していた。

滝ノ沢登山口の駐車場

 準備を終えると出発する。最初は狭い林道をしばらく歩き、小さな滝がある所から登山道に変わる。登山口から20分ほどで押洞コースが合流する石灯籠に着いた。

押洞コース登山道が合流する石灯籠

 石灯籠からは良く整備された歩き易い登山道が続く。道沿いには石像などの信仰遺構が点在し、単調な歩きに変化を与えてくれる。石灯籠から約30分で、大きな石碑が建ち登山道が分岐する秋葉大権現に着いた。

道沿いに立つカラフルな案内板

樹林帯の気持ちの良い登山道が続く

登山道が分岐する秋葉大権現

 左は延命水を経由する巻き道で、我々は右手の虚空蔵山への道を登る。秋葉大権現から15分で着いた虚空蔵山(1130m)には東屋が建ち、覆っている霧が無ければ山麓の伊那谷や南アルプスの展望が望めただろう。

虚空蔵山山頂

山頂の東屋(晴れてれば東屋の奥に展望が広がる)

 虚空蔵山から少し降ると、延命水の巻き道コースが合流する。その後も歩き易い尾根道が続き、虚空蔵山から50分で展望台に着いたが、霧に覆われて展望は全く無かった。

延命水経由の巻き道が合流する地点

霧の中に時折り陽が差す登山道

 展望台を過ぎると大きな矢羽根や鳥居、巨岩に刻まれた文字、岩を削り取った階段、石像などの信仰遺物が次々現れる。そして石段の奥に白山神社奥社の建物が現れた。

木製の大きな矢羽根

木製の鳥居

巨岩に刻まれた文字

岩を削ってできた階段

石像群

白山神社奥社の前門

 案内板によると神社は室町時代に建てられたもので、国の重要文化財になっているそうだ。奥深い高山に、これほど大規模な神社を造り上げた古代の人のパワーと情熱には驚きと畏敬を感じるものがある。

白山神社奥社の本殿

 神社から少し進むと木の根が絡んだこのコース唯一の岩場で、ロープが張られている。岩場を10m足らずでそれ程緊張感無く通過した。岩場を通過すると細い尾根道を伝って、樹林に囲まれた風越山(1530m)に着いた。

コース唯一の岩場

道沿いに咲く鮮やかなツツジの花

 展望は無いものの小さな広場がある山頂は明るい雰囲気で、片隅にシート広げお湯を沸かしてランチタイムとする。ノンビリ寛いでいると次々に単独の登山者が登って来て、山頂が賑やかになってきた。

風越山山頂

 30分余で休憩を終え、山頂を後に下山を開始する。白山神社奥社を通過し展望台まで降ると、霧が晴れて山麓の街並みが見渡せた。今日は休日でもあり、飯田市民の山として人気が高い風越山には、次々と登山者が登って来る。

展望台からの眺め

 その中には一本歯の高下駄を履いた私と同年輩ぐらいの男性がいた。訊くと地元の方で馴染みのように此処を登っているという。修験者みたいな雰囲気の人だった。

一本歯の高下駄で登る男性

 虚空蔵山手前の分岐から、延命水を経由する巻き道コースを降る。延命水は細々と流水があり、飲んでみると甘露と言う程では無く普通の水だった。石灯籠まで降り着くと、今年初めて遭遇した蛇ちゃんが道端から岩穴へサッと身を隠した。

延命水の水場

秋葉大権現に着く

石灯籠に戻って来た

 石灯籠から右へ曲り、小さな滝の所から狭い林道を降って11時20分、登山口の駐車場へ戻って来た。今日のコースは標高差が1千m近くありもっと大変かと思ったが、登山道が整備されていたので予想以上に心地よく歩く事ができました。

林道を登山口へ降る

 それでも程々には疲れたので、これから車に乗って天竜川沿いを遡り、今宵は諏訪湖湖岸の温泉宿でいで湯に浸かり山の汗を流します。若い頃ならもう一つ山でも登ってと思うところですが、年老いた今そんな元気は無く、明日は観光ドライブを楽しみながら我家へ戻ります。

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風越山登山

2021年06月20日 | 山歩き

6月20日(日) 天気=曇り

0853滝ノ沢登山口➡ 0900~36風越山➡ 1130滝ノ沢登山口

信州、飯田市街地の西に聳える風越山は、その風情ある名前が気になって、いつかは登ってみたい山の一つでした。
前夜は中央道の駒ヶ岳サービスエリアで車中泊、朝6時前に滝ノ沢登山口へ着いた。
生憎スッキリしない天気で、霧の中の登山となった。
この山は信仰の山として地元の人に親しまれており、山頂の手前には重要文化財の白山神社奥社が建立されている。
標高差が1千m近くあるので大変かと思ったが、登山道は良く整備されて歩きやすく危険な場所も殆ど無いので、気持ちの良い山歩きができました。
風越山は信仰の歴史を秘めた雰囲気のある山で、登った甲斐がありました。
尚、登山の詳細は後日のブログで紹介します。

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大手町の大規模接種会場で、1回目のコロナワクチン接種完了

2021年06月18日 | 日記

 先日のブログに「東京大手町の大規模会場でワクチン接種の予約をした」と書いたが、さっそく会場へ行って来ました。メールの案内通知によれば最寄り駅は大手町、あの駅は地下通路が迷路のようにややこしいので、午後7時の予約時間よりだいぶ早めに出掛けました。 

 地下鉄丸の内線の大手町駅で下車すると、直近のC2B出口を目指して行く。しかし案ずる事は無かった。通路の要所要所に案内掲示紙と誘導員が立っており、迷う事はありません。何より接種を受ける高齢者の人流が、接種会場へ導いてくれました。

会場へ導く掲示紙

出口付近に立つ誘導員の女性

接種会場の入口

 会場には予約時間より30分以上早く着いたんですが、滞る事は殆ど無くスムーズに受付できました。最初に「予診票」をチェックされ、次に接種の可否を判断する為「予診」を受けます。

 これを終わっていよいよ「ワクチン接種」を受けます。此処が一番混んでた感じでした。打った人がうまかったのか、注射は殆ど痛みはありませんでした。そして最後に2回目の予約手続きしつつ、15分間の経過観察を待ちます。

 15分間異常が無ければ1回目のワクチン接種は終了、会場外へ退出する事ができます。受付してから終了まで、トータルで40分もかからなかったのではと思います。

 帰りは会場から出発する無料送迎バスで東京駅へ戻りましたが、下車する際に案内員の女性から「ありがとうございました。」と声を掛けられた。イヤイヤ「ありがとう」ってお礼を言うのは私達の方だろうと思ったが、気持ちよく接種をする事ができて接種に関わって下さる関係者の皆さんの努力と熱意に篤い感謝の思いが募り、日本人の底力を見たような気がしました。

 注射の痛みは無かったけれど、後遺症として左腕の注射を打った個所に二日間ばかり鈍い痛みが続きました。その他には何の問題も無く、1回目のワクチン接種を終える事ができました。

 

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川越市内の上空に警戒レベルの雨雲が

2021年06月16日 | 日記

 6月16日(水)

 今週に入って関東地方も梅雨入りしたとテレビで報じていた。そう言われれば昨晩も、窓の外ではかなり激しい雨が降っていた。今日は曇り勝ちながら朝からそれ程悪い天気では無く、時折薄陽さへ差していた。

 しかしパソコンのネットで雨雲レーダーを見ていると、我が家からそれ程離れていない川越市内の上には警戒レベルを示す赤色の雨雲が掛かっている。

 ベランダから川越方面を眺めてみると、異様に黒い雲のカーテンに覆われている。我が家から10キロぐらいしか離れていないけど、あの雲の下では今もの凄い雨が降ってるんだろうなと、自然の圧倒されるようなエネルギーを感じた。

 地球温暖化の影響で、大雨による自然災害が年々増加しているようです。2年前には我家近くの街も水害に遭って、私もボランティア活動に参加した。梅雨の後は台風シーズンを迎えるけれど、災害の無い一年となるよう切に願うばかりです。

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奥秩父、甲武信岳登山2日目(甲武信小屋~三宝山~武信白岩山~ 十文字小屋~毛木平登山口)

2021年06月15日 | 山歩き

6月11日(金)      天気=晴れ

05:20甲武信小屋→ 05:36~51甲武信岳→ 06:22~47三宝山→ 08:00~26武信白岩山→ 09:02~14大山→ 09:50~10:03十文字小屋→ 11:19毛木平登山口

 

 朝4時前、隣のテントがガサゴソと音を立て始めた。もう少し寝ていたい気分だったが、その音に起こされて寝袋を出る。朝飯は簡単にパンとコーヒー、カップヌードルで済ました。

甲武信小屋の朝

 今朝も空気が乾いて爽やかな天気だ。朝食後テントを撤収し、5時20分頃に甲武信小屋を出発する。樹林帯の急登を15分ほど登って甲武信岳(2475m)の山頂へ着くと、富士山や奥秩父主脈の国師岳、金峰山、そして八ヶ岳連峰など関東の名山が素晴らしい展望で拡がっている。

山頂から富士山

山頂から国師岳(中央奥)、金峰山(右隣り)方面

山頂から八ヶ岳方面

山頂から三宝山

 名残惜しい山頂を後にすると、甲武信岳の北に聳える三宝山へと向かう。奥秩父らしい静寂な原生林の道を30分ほど歩いて三宝山(2483m)へ着いた。

三宝山山頂

 三宝山はのっぺりとした山容の目立たぬ山だが、埼玉県の最高峰で甲武信岳より8m程高い。展望は無いものの山頂は小広場があって居心地よく、片隅でお湯を沸かしてしばしコーヒーブレイクを楽しむ。

 三宝山から樹林帯の道を1時間ほど降って、武信白岩山との鞍部に着く。鞍部には尻岩という名のユニークな巨岩があった。鞍部から急登の道をしばらく登って樹林のピークに着いたが、武信白岩山の山頂が見当たらない。

鞍部の尻岩

 樹林のピークを降って行くと、数百m前方に武信白岩山の岩峰が見えた。武信白岩山の山頂は直下に立入禁止のロープが張られ、「登山禁止」となっている。

武信白岩山の岩峰

武信白岩山手前の登山道

山頂への立入禁止のロープ

 「登るな」と言われたら登りたくなるのがアホな山男の性で、ロープを潜り登って行くと山頂部は約10m程の岩場で、ロープや鎖も無いからけっこうビビりながら攀じ登り武信白岩山(2288m)の三角点へ着いた。

武信白岩山山頂から三宝山方面

 山頂からの眺めは良かったが、岩場の下りが気懸りだったので数枚写真を撮っただけで山頂を後にした。(良い子の皆さんは決してマネをしないでくださいネ)武信白岩山から大山へは岩尾根の道が続き、東に荒川源流の谷間が樹林の合間に望まれた。

秩父川、荒川源流の谷間

 武信白岩山から30分余で着いた大山(2225m)も展望が良い山頂で、今まで見えなかった両神山系やレタス畑が広がる信濃川上村の山里などが見渡せた。眺めの良い場所はここが最後なのでしばらく景色を楽しんで山頂を後にする。

大山山頂から北に両神山系

大山山頂のシャクナゲ

 大山の降りから、道沿いにシャクナゲの花が目立ち始めてきた。大山山頂直下から数か所鎖場の続く急坂だが、危険と言う程では無く一寸スリルを味わえて楽しい降りだった。

大山山頂直下の鎖場

同 上

 鎖場を過ぎると緩やかな樹林帯の降りとなり、十文字峠の傍に建つ十文字小屋に着いた。峠から秩父へ降る秩父往還道は、水害により通行止めになっていた。十文字小屋周辺のシャクナゲは既に盛りを過ぎ、色褪せて萎み始めていた。

樹林帯の道に咲くシャクナゲ

秩父往還の分岐道標

十文字小屋

十文字峠の道標

 峠から尾根の緩やかなトラバース道をしばらく進み、八丁坂のジグザグ道をグングン降って一気に標高を下げ沢に降り立つと、後は沢沿いに続く道を降って千曲川源流の橋に着いた。橋を渡り10分ほど林道を降ると、毛木平登山口の駐車場だった。

緩やかな尾根のトラバース道

八丁坂下降始点の道標

八丁坂から沢に降り立つ

沢沿いの道

同 上

千曲川源流に架かる橋

毛木平登山口に戻って来た

 車に乗ると一般道を走って、群馬県下仁田町の「荒船の湯」で登山の汗を流す。3年ぶりの幕営山行で重荷にけっこう疲れたが、地図のコースタイムを上回るほどには歩けたので、まだまだやれそうという手応えを持てた。今年の目標としている熊野古道の奥駆縦走が幕営山行となるので、その良い予行訓練になりました。

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奥秩父、甲武信岳登山1日目(毛木平登山口~甲武信岳~甲武信小屋)

2021年06月13日 | 山歩き

6月10日(木)      天気=晴れ後曇り

08:31毛木平登山口→ 08:41十文字峠分岐→ 10:23ナメ滝→ 11:34~49千曲川源流碑→ 12:04稜線分岐→ 12:24~48甲武信岳→ 12:58甲武信小屋(幕営)

 

 テント泊りの山行は、3年前の八ヶ岳以来やっていない。それには体調不良や老化による体力低下など諸々の事情があったのだが、今の自分の体力で幕営山行ができるか否か挑戦するつもりで、奥秩父の甲武信岳を登ってみる事にした。

 朝4時過ぎに我家を出発し、関越道~上信道を経由して佐久小諸JSTから中部横断自動車道(無料区間)に入る。終点の八千代高原ICで一般道に降り、国道141号線を経由して、AM8時過ぎに信濃川上村、毛木平の甲武信岳登山口へ着いた。中部横断自動車道が南へ延伸した事で、関東地方から八ヶ岳や奥秩父山地へのアクセスがだいぶ便利になった。

毛木平登山口の駐車場

 奥秩父山地は今がシャクナゲの開花時期という事もあってか、登山口の駐車場は殆ど満杯に近かった。一隅の空スペースに車を停め、準備を終えると出発する。

 駐車場から車止めのゲートを通過して、千曲川源流コースの林道を緩やかに登って行く。久々に担ぐ幕営装備が肩にズシリと重いが、谷間に吹き渡る爽やかな風が熱った身体を癒してくれる。

駐車場からゲートを越えて林道に入る

登山口から10分ほどで十文字峠分岐に着く

快適な林道の道

 やがて道は林道から登山道へ変わり傾斜が徐々にきつくなるが、せせらぎを聞きながら歩く沢沿いの道は変化があって気分的には心地よい。登山口から2時間ほどで、小さなナメ滝がある地点へ着いた。ここら辺が甲武信岳までの中間地点になり、まだまだ先は長い。

沢沿いの登山道

ナメ滝の地点

 千曲川源流コースの登山道は概ね良く整備されて、歩き易い道が続く。沢を何度か渡り返しながら、少しづつ標高を上げていく。源流の流れは徐々に弱まっていくが、中々流れは尽きない。

千曲川源流部の流れ

千曲川最源流部

 流水が尽きた場所からしばらく登った地点に、千曲川源流碑が建っていた。40年ほど前の初冬にここを歩いた時は、源流碑まで大した距離で無い気がしたが、イヤ~今日の道程は遠かった。

千曲川源流碑(ここでは水は流れていない)

 源流碑から奥秩父山地の稜線までは近い。樹林帯の急登を15分ほど登って、稜線の主脈縦走路に達した。此処を左へ曲がり、甲武信岳へ向かう。樹林帯を歩いていると、突然目の前を大きなシカが横切りアッという間に姿を消した。

千曲川源流碑から稜線までの急登

稜線の登山道分岐

 樹林帯からジグザグの急登になり黙々と登って行くと、ガレ場の奥に山頂部が見え、やがて懐かしい甲武信岳(2475m)の山頂へ着いた。甲武信岳へは約30年ほど前の正月に、3年続けて登った事がある。何度も登ったのにはチョットした訳がありました。

山頂直下の急登

甲武信岳山頂

山頂から埼玉県最高峰の三宝山方面

 夜空の星でシリウスの次に明るい恒星カノープスは、南天に位置する為日本を含む北半球では中々見難い星だ。そのカノープスが正月の時期に甲武信岳の山頂から、富士山の真上で輝いて見える。

 その写真を撮る為に、当時私が所属していた山岳会の会長だったヒロさん(天文マニアで天文同好会の会長でもあった)は、当時毎年のように正月の甲武信岳へ登っていた。そのヒロさんに誘われて、私は3年ばかり一緒に甲武信岳へ登ったのだった。

 あの頃ヒロさんは確か70歳を過ぎていたはずだが、本当に元気な人で甲武信岳へ至る標高差1300mの戸渡尾根を軽々と登っていた。そのヒロさんがあの世へ旅立たれてから早や10年の歳月が過ぎた。あの頃のヒロさんの年齢を越えてしまった私だが、「まだ何とか甲武信岳に登れてますよ」と天国の彼に語り掛けたい気分に浸った。

 話がだいぶ横道にそれてしまったが、甲武信岳の山頂は晴れてはいたものの霞みがかって、富士山など遠くの山は望む事ができなかった。山頂に20分ほど滞在し、甲武信小屋へ降る。

甲武信小屋への降りから木賊山

 久し振りに訪れた甲武信小屋はあまり変わっておらず、古き良き日本の山小屋の風情が残っていた。受付を済ましテント場で3年ぶりにテントを張る。此処まで担ぎ上げるのは大変だが、設営すれば立派なマイホーム、持参したツマミでビールをテントの中で飲めば、山男の気分も高揚するというもんです。

甲武信小屋

テント場でマイホーム完成

 今宵のテント場は10数ほどのテントが設営されていたが、その殆どが単独者だった。装備の軽量化もあるのだろうが、やはり時代の変化という事なんだろうか。テントの宿は快適で、疲れていたせいもあってぐっすり快眠できた。

 

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奥秩父、甲武信岳登山

2021年06月10日 | 山歩き

6月10日(木) 天気=晴れ後曇り
毛木平から四時間かけて甲武信岳へやって来ました。久しぶりの山頂です。
前回ここへ来たのは30年前、山の先輩ヒロさんと3年続けて正月一緒に登ったのでした。
今回は何年ぶりかの幕営山行で、懐かしい甲武信小屋のテント場で一夜を過ごします。
ヒロさんが亡くなってもう十数年が経つ。私も当時のヒロさんの年齢を幾つか越えてしまった。
天国のヒロさんへ、私も年老いてしまいましたが、まだ何とか幕営装備で山に登れています。もう少し登山を楽しみたいのでお会いできるのはしばらく先かと思います。ご了承ください。
明日は三宝山~十文字峠を経由して毛木平へ下山します。登山の詳細は後日のブログでご紹介します。

甲武信岳山頂から金峰山方面

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コロナ過の中でも、少しは良い事もあった。

2021年06月08日 | 日記

 去年から続くコロナ過で、すっかり暮らし難い世の中になってしまいました。外出すればマストでマスク、デパートや娯楽施設が休業し、外食してもビールの一杯すら飲めない、不自由な暮らしを強いられています。

 誰もが皆、終焉を心から願っている新型コロナの流行ですが、でも全てが全て悪い事ばかりだったんだろうか。少しは良い事もあったのではと、自分の立場からチョット振り返ってみました。

 まず第1、外出時のマスクが義務付けられた事で私の不細工な顔面の半ばを覆い隠す事ができ、容貌コンプレックスが少し和らいだ。(美男・美女の皆さんはご不満でしょうが)

 次に、出掛けたくない会合や顔を見たくない無い奴との飲み会には、コロナ過を理由に堂々と欠席する事ができた。(無駄な出費をしなくてすんだ)

 そしてマンションの我が家から外出入時、密を避けてエレベーターには極力乗らず外階段を利用するようになったので、足腰強化の運動に繋がった。(老化予防には足腰の強化が大事です)

 それから外国人旅行客や行楽客が激減した事で、宿への予約が容易になり、混雑に惑わされず観光巡りを楽しめるようになりました。(観光産業で働く方々には大変なご苦労なんでしょうが)

 個人的にですが、私の場合はこんな良い側面もありました。何かと不便な日常ですが、「人生万事塞翁が馬」なる様にしかなりません。限られた範囲の中で、楽しい日々を過ごそうじゃありませんか。

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都電荒川線の路面電車に初めて乗ってみた。

2021年06月06日 | お出掛け

 6月1日(火)

 3週間ぶりに膝の治療で都内北区十条の永振クリニックを訪れた。治療は膝に注射を打つだけなのですぐに終わり、最近じゃ都内見物のついでに通院しているような気分になってきた。

 治療を終えてさて今日は何処へ行こうかと考える。そう言えば今まで都内で唯一残された路面電車「都電荒川線」に、まだ乗った記憶が無い。今日のミッションは都電荒川線に初乗車という事にした。

 

JR鶯谷駅

 今回も京浜東北線の東十条駅から鶯谷駅へ向かう。初めて下車した鶯谷駅は都心に在るとは思えぬ鄙びた駅舎で、周囲の高層ビル群が無かったら何処か地方のローカル駅に降り立ったのではと思えるほどだった。

 都電荒川線の始発駅となる荒川区の三の輪橋停車場まで、鶯谷駅から国道4号線沿いに歩いて行く。今頃気付いたが、JR東北本線の始発である上野駅は、東北への基幹国道である国道4号線のスタート地点でもあったのだ。

国道4号入谷交差点

 レトロな路面電車の駅らしく、JR常磐本線高架下傍の街中にヒッソリと三の輪橋停車場があった。料金は何処まで乗っても大人170円とリーズナブル、ネットで調べると都電荒川線は三の輪橋から早稲田まで総延長12.2km、30か所の停車場があるそうだ。

都電荒川線、三の輪橋停車場

 始発の乗客は7~8名ほどだったが、途中の停車場から次々と乗客が乗り込んで、準ラッシュアワー状態になってきた。レトロな乗り物と侮っていたが、都電荒川線はけっこう都民に親しまれ利用されているというのが分かった。

始発停車場の車内

 停車場の間隔が数百mしかないので、電車は走り始めたと思ったらすぐにブレーキが掛かって停車する。道路交差点の赤信号でも停まるので中々進まず、平均速度はお母さん達が乗ってるママチャリといい勝負じゃなかろうか。

 路線は荒川区、北区、豊島区などの下町街に繋がっており、商店の軒下近くや公園の傍、鉄道の高架下など変化に飛んだ風景だ。約30分ほどの乗車で、東池袋4丁目停車場へ着いたところで下車をした。

東池袋4丁目停車場(案外モダンな車体)

池袋のランドマーク、池袋サンシャインビルを見上げながら池袋駅へ

池袋東口駅前

 路面電車は全盛期を過ぎた絶滅危惧種の交通機関ではと思っていたが、都電荒川線は都民に愛され、現役として立派に活躍していた。地球温暖化で環境問題が問われる中、電気で走る路面電車は案外トレンディな乗物として、これからクローズアップされるのかも知れない。

 

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新型コロナウィルスのワクチン接種予約完了

2021年06月04日 | 日記

 新型コロナウィルスのワクチン接種券が届いたのはいいが、6月になって74歳以下の予約受付が開始され、担当する病院やクリニックの何処へ電話してもホームページを見ても、「ワクチン接種の予約は現在受け付けていません」の答えばかり、やっぱり私の住む街じゃこんなもんだろうなあと諦め半分で納得した。

 別に急いでワクチン接種する気はないけれど、この街じゃおとなしく待っていたら、いつになるのか分かったもんじゃない。妻が「東京でやってる大規模集団接種会場何てどうだろうか?」と言った。

 自衛隊がやってる大規模集団接種会場は予約サイトのシステムが支障をきたしていると聞いたけれど、ものは試しで防衛省の予約サイトへアクセスしてみた。すると思いの他簡単に手続きが進み、6月に予約の空きが幾つかあったので、都合の良い日に夫婦で予約を完了する事ができました。

 ヤッパリ持つべきものは「近くの役所より遠くの自衛隊」ですね。これでどうやらワクチン接種の目途が立ちました。「俺はワクチン接種終わったんだゾー」と大きな顔して早くアチコチへ出掛けたいものです。・・・と言うか。今でもけっこう出掛けてんだけど。

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言ってる事とやってる事が違う人達

2021年06月02日 | 日記

 世の中には「言ってる事とやってる事が全然違う」何て輩がちょくちょくいるもんです。先日も夕暮れ時にテレビを観ていたら、ニュース番組の現場リポーターが、渋谷駅前スクランブル交差点に立って生中継をしていました。

「私は4時間ここに立っているんですが、緊急事態宣言が発令されてもここを行き交う人の流れは殆ど減っていません。これでは宣言の効果が懸念されます。」などと報道していた。・・・テッ言うか、お前もそん中の一人じゃねーか。4時間も混んでる所にいるんじゃねーよ。野次馬が寄って来るじゃねーか。

 そしてインタビューを受けた通行人の一人が、「いや~、こんなに人が多いとは思いませんでした。これじゃチョット不安ですねぇ」と心配げに話していた。・・・テッ言うか、お前もその中の一人だろ。そう思うんだったら来るんじゃねーよ。そしてサッサと帰れよ。」

 それからテレビのニュースやワイドショーで、ギャンブルやゲーム、アルコールなどの依存症が特集としてよく取り上げられる。番組のMCやコメンテーターなどが、「このカジノ法案が成立してしまったら、ギャンブル依存症の方がますます増えてより深刻な状況になるんじゃないでしょうか。政府はそこのところをどう思ってるんでしょう。」などと、もっともらしくコメントしている。

 何言ってんだか。競馬、競輪、競艇オートレース&宝くじ、それからゲームやビール、ウィスキー、チューハイ、焼酎などのCMをバンバン放映しまくり、率先して依存症拡大の旗振り役をやってるのはアンタらテレビ局じゃねーか。

 正義の味方を自称するコメンテーターの中で一人ぐらい、「依存症に関わるCM何て全部禁止すべきだ。」と骨のある発言してもよさそうなのに誰一人いやしない。だからテレビやラジオ、新聞などの言う事は、今一つ信用できないのです。

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