Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

私はネットゲームの依存症?

2020年06月29日 | 日記

 6月29日(月)
 昨年末でマイクロソフト社のwindows7がサポート停止になった為、今年の4月にwindows10が搭載された新しいパソコンを購入した。それに慣れるまでは多少の苦労はあったが、今じゃ「windows7何それ?」というくらいに馴染んできた。
 電源をONにすればすぐに起動するし、ディスプレイの動きも早い。快適な使い勝手でパソコンライフを楽しんでいます。・・と言いたいところだが、若干悩みが無いわけじゃない。
 新しいパソコンになって以降、フトしたはずみで無料のネットゲームにハマってしまい、ゲームばかりに時間をとられるようになった。ゲームと言ってもオタクの人がやるような緻密で高度なものじゃなく、「四川省」や「上海」といった幼児でもできる簡単な数合せゲームみたいなものです。
 最初は暇つぶし気分で何気なくやっていたが、終了タイムのベスト記録を意識するようになったら、無性にやめられなくなってしまった。今じゃ毎日1時間以上やってるんじゃないだろうか。
 70過ぎの私にはもう限られた健康寿命しか残されてないのに、その貴重な時間をこんなつまらない事に費やす何てといつも猛省するのだが、気が付けばパソコンの前に座ってゲームをやってる自分がいる。
 香川県では「子供は一日1時間以上のゲームを禁止」という県条例が施行される寸前で却下になったそうだが、我が埼玉県に於いては「70歳以上の高齢者は一日1時間以上のゲームは禁止」という県条例をぜひ法制化して頂きたいものと強く願っています。そうでもしなけりゃ意志の弱い私は・・・山本リンダの歌じゃないけど「もうどうにも止まらない。」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新型コロナウィルスで、日本は感染者や死者数が少ないのは何故?

2020年06月27日 | 日記

 6月27日(土)
 世界ではコロナウィルスの流行が今だに猛威をふるっているが、日本では緊急事態宣言も解除され、徐々にではあるが収束の方向へ向かっているようです。流行の兆しが見え始めた3月初旬、「こんな手緩い政府の対策じゃ、全国津々浦々に大流行し、致死率の高い高齢者から順にバタバタと大勢亡くなっていくだろう。その結果として超高齢国家である日本の高齢化率が幾分改善するのでは」と憂慮とも希望ともつかぬ感想をブログに書きました。
 ところがユルユルの対策だったはずなのに、日本の感染者と死者数は不思議なぐらい低い数値に抑えられたのでした。感染による死者数の急増で今後はお葬式がうなぎ上りに増加するだろう見越した私は、お線香の製造元である㈱日本香堂の株を大量に買い占めたのですが(ウソです。)、見事に目論見は外れてしまいました。
 結局数字だけ見れば無能・無策と罵られたアベノ対策は成功してしまった訳で、これには今までボロクソに安倍内閣を非難してきた野党の先生方や朝日や毎日などアンチ安倍メディアの方々は、さぞかしガッカリされたのではとお察しし、違った意味で私も失望の念を禁じえませんでした。
 日本の高齢者が、何故コロナウィルスにこれほど強かったのか。今朝の朝日新聞に新型コロナのミステリーとして、「世界有数の高齢社会で検査数も少なく外出自粛という欧米に比べ緩やかな対策で死者数を抑え込んだ日本に、世界の研究者が困惑している。」と書かれていました。
 その原因については識者呼ばれる方々が諸説を述べておられますが、私はその他に、日本の高齢者は諸外国に比べゴキブリのように強靭な生命力を保持していたからでないかと睨んでいます。(私の周囲の高齢者を見渡しても、あと半世紀は生き延びそうな同輩ばかりです。)
 なんせ地震、台風、火山噴火に集中豪雨など自然災害のデパートみたいな国土で、長年生き延びてきた国民ですからね。コロナウィルス如きじゃ死にゃしません。これじゃ当分高齢大国世界一の座は揺るぎそうになく、甚だ残念な事です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

通院後、今日は上野駅から皇居をグルリと廻って飯田橋までウォーキング

2020年06月25日 | お出掛け

 6月24日(水)
 膝の治療で2週間ぶりに都内北区十条駅近くの永振クリニックを訪れた。此処で治療を始めてから早3カ月、もう日常生活では支障がない程に膝の状態は回復しているので私としては治療を終えたい気持ちもあるのだが、それを自分から言うと永振クリニックとの縁が切れてしまいそうな気がして、言い出しかねているというのが現在の状況です。
 今日も早々と治療が終わったので、都内巡りに出掛けた。前回は上野駅から浅草界隈をウロチョロ徘徊したので、今回は上野駅から南の東京駅方面に向かって歩いた。アメヤ横丁を通り抜け神田川を渡って東京駅へ着く。15年くらい前に私は東京駅構内で1年ほど働いていた事があり、この辺の地理には詳しいつもりだが、その後高層ビルがニョキニョキ建って随分状況が変わってきている。

 上野駅

 アメヤ横丁

 秋葉原の神田川

 東京駅
 東京駅から皇居の二重橋を向かったが、二重橋前の皇居広場は立入禁止でも無いのに驚く程に人が少ない。やんごとなき方々が住まわれる場所へは近づいてはならぬという、民衆の自主的な自粛が働いているのであろうか。皇居を周回するランナーの姿も、以前に比べると少なくなっている。

 皇居二重橋

 お濠と皇居前広場
 二重橋から桜田門を抜けて警視庁の横を通り国会議事堂へ向かう。この辺りは警察の整備も厳しく、如何にも日本の中枢という緊迫した雰囲気が漂っている。テレビや新聞で、何をやってもボロクソに叩かれる安倍首相を、私は「何て気の毒な人なんだろう。サッサと止めちゃえばいいのに」などと思っていたが、案外ご本人は「誰が何と言おうと、私がこの国の天下人だ。」と権力の象徴である国会議事堂を見仰げ、そんな批判など「ごまめの歯ぎしり」程にも感じていないのか知れない。

 皇居桜田門

 桜田門から国会議事堂方面

 国会議事堂前から桜田門方面

 国会議事堂前から警視庁

 国会議事堂
 国会議事堂から一度も観覧した事の無い国立劇場の前を過ぎ、大英帝国の威風が残る英国大使館を通過、その先の千鳥ヶ淵戦没者墓苑に立ち寄った。戦争で亡くなった無名戦死者を弔った昼下がりの墓苑には、私の他には誰も訪れる人は居ない。

英国大使館前

 千鳥ヶ淵戦没者墓苑
 戦没者慰霊の参拝でいつも中国や韓国から批判を浴びる靖国神社は、此処から意外と近い距離にあり、直線で500mぐらいしか離れていない。参拝というのは単なる精神的なセレモニーなんだから、戦没者慰霊の行事は全て千鳥ヶ淵墓苑でやっちゃえば問題も起こるまいにと私は単純に思うのだが、どうしても靖国神社でやらなきゃいけない理由でもあるのだろうか。

 靖国神社の大鳥居
 北の丸公園入門口から皇居を離れ、早稲田通りを通って地下鉄有楽町線の飯田橋駅まで歩いたところで、今日の都内ウォーキングのゴールとした。携帯の歩数計アプリを確認すると約15キロの距離を歩き、575キロカロリーを消費する事が出来ました。はとバスに乗った気分で都内の名所をそぞろ歩くのは、飽きが来なくてけっこう楽しい時間です。

 飯田橋の地名標識

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コンパクトデジタルカメラは絶滅器具種となってしまうのだろうか?

2020年06月23日 | 日記

 6月23日(火)
 妻が愛用するコンパクトデジタルカメラ(以下略してコンデジ)が、ある日突然ウンともスンとも動かなくなった。妻の場合カメラを使うのは山歩きの時だけで、その時は私もカメラを携行しているのでさして必要でもないのだが、やっぱり無ければ淋しいらしく、新しいカメラを買いに販売店へ掛けてみた。
 お店へ行ってチョット驚いたのだが、以前は溢れる程いろんな機種のコンデジが販売コーナーに置かれていたのだが、今は数える程の種類しか販売されていない。どうしてこんなに減ったのか店員さんにも尋ねてみたが、どうもその原因はスマホの普及にあるらしい。
 今では誰もが国民の義務のように持ち歩くスマホだが、そのスマホに搭載されているカメラの性能が近年格段に向上して、今ではコンデジのを性能を凌ぐようになってしまった。ゆえにコンデジの需要が減ってしまったという訳らしい。
 何軒か回った後に妻はキタムラカメラで価格1万円余のキャノン製のコンデジを買ったのだが、このような現状を鑑みるといずれコンデジは、ワープロやレコードプレーヤー、カセットテープ、テレフォンカードなどのように絶滅危惧(器具)種となって、遠からず淘汰されてしまうではないだろうか。
 これが技術の進歩というもので便利な世の中になってはいるのだろうが、我々アナログ人間にしてみれば、違った意味で生き難い時代になって来たような気がしないでもない。

妻が購入したキャノンIXY200

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本三百名山回顧№79、栃木・群馬県境、皇海山(百名山)

2020年06月22日 | 三百名山回顧

平成1年11月3日(金)~4日(土)


 皇海山は栃木・群馬県境の山で、今は群馬側の林道から日帰りで登れるようになりましたが、この道が無かった昔は山中一泊を要する奥深い山でした。皇海山と書いて「スカイ山」、この山を知った最初の頃は「コウカイ山」何て間違った呼び方をしていて、そんな若かりし頃の無知な自分を後悔(コウカイ)しています。・・そんなオヤジギャグはさておいて
 皇海山を妻と二人で登ったのは、平成元年の秋頃でした。その頃は車を持っていなかったので、わたらせ渓谷鉄道の原向駅から紅葉に彩られた庚申川沿いの長い道のりをテクテク歩いて、一日目は庚申山中腹の庚申山荘で一泊しました。

 登山道沿いの紅葉

登山道から銀山平の足尾温泉方面を振り返る 

 庚申山荘(背後の山は庚申山)
 庚申山荘は管理人の居ない無人小屋でしたが、2階建ての立派な建物で快適な一夜を過ごせました。翌朝は暗いうちから出発し最初に庚申山を登った。庚申山は険しい岩稜の山で、道沿いには信仰の遺跡が幾つも残されています。

 庚申山荘前にて

 庚申山山頂
 庚申山から鋸山への稜線も岩場の多い道だが、しっかり整備されていたので、それ程危険な思いはしなかった。鋸山から不動沢のコルまでガクンと降って、再び標高差約300mを登り返して念願の皇海山へ到着した。

 庚申山?から谷川岳(左奥)、上州武尊岳(右手前)方面

 庚申山から皇海山

 鋸山山頂

 鋸山から日光男体山方面

 鋸山から上州武尊岳?
 山頂の展望はそれ程良くなかったものの、信仰の遺跡が残る厳かな雰囲気がありました。下山は鋸山まで戻り、六林班峠を経由して庚申山の山腹をくねくね曲がるトラバース道を歩いて庚申山荘へ戻った。
下山の途中、鋸山への登り返しの時、前を行く登山者が落石を起こし、もう少し我々夫婦にぶつかりそうになり危うく難を逃れた何て未然事故もあった。

 皇海山山頂

 皇海山?から日光白根山方面
 そんなアクシデントがあったものの、天気に恵まれて美しい紅葉の秋山を存分に満喫した楽しい山行だった事は間違いありません。皇海山は信仰の佇まいと豊かな自然が魅力的な山でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

垣内美雨さんの小説「定年オヤジ改造計画」が面白い

2020年06月20日 | 読書

 6月20日(土)
 先日のブログでも書いたけれど、私はかなりの読書好きです。その私が今一番ハマっているのが、垣内美雨さんの小説です。最初に読んだ「避難所」という本が面白くて好きになった。その後も「農ガール、農ライフ」や「70歳死亡法案、可決」など立て続けに読んだが、いずれも興味深く楽しい本だった。
 彼女の作品の真骨頂は、日本の男社会に潜む不条理を女性目線で暴き出す事にあり、登場人物(殆ど男)の頑なな差別意識を痛烈に粉砕するところにある。今回読んだ「定年オヤジの改造計画」も、そんな類の小説だった。
 定年を迎えた主人公の庄司常雄は自分じゃ物分かりの良い優等生の夫を思い込んじゃいるけれど・・・ところがドッコイ、老後は優雅な日々を夢見たのに、妻には避けられ娘からは馬鹿にされて、思いとは裏腹に憂鬱な定年人生となってしまう。
 そんな常雄の日常に幾つもの試練が立ち塞がり、その試練の中で彼は妻や娘を始めとする女性達への考え方に根本的な間違いがあった事を気付かされる。やがて考えや生き方を改めた彼の前から熟年離婚の危機は去り、少しづつ妻や娘との距離が縮まって和やかな人生を取り戻していく。
 「こんな定年オヤジいるいる」と共感したけれど、振り返れば自分の中にもそんなオヤジが棲みついていて身につまされる。そんな現代の男達が現代社会をどう生きるべきか、彼女の小説が教えてくれてるような気がします。特に昭和世代の旦那さんには、推奨すべき本だと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥秩父、白泰山登山

2020年06月18日 | 山歩き

6月16日(火)      天気=晴れ時々曇り

08:10白泰山登山口→ 08:37~46尾根分岐→ 10:05白泰山分岐→ 10:35~11:10白泰山→ 11:18白泰山分岐→ 12:20~28尾根分岐→ 12:43白泰山登山口

 コロナウィルス流行で始めた「県内の山登山シリーズ」だが、今日は第5弾として奥秩父の白泰山(ハクタイサン)を登って来ました。この山は信州川上村から十文字峠を経て秩父へ至る古い峠道の途中にあるマイナーな山です。
 私が若くて元気だった頃に、トレランスタイルで川上村の梓山から秩父湖のバス停まで一気に駆け抜けた事があったけれど、その時は巻き道を通過したので白泰山へは登っていないはずです。
 今朝は5時起きで我家を出発する。先日も通った国道299号を車で下り、秩父市街地を抜けて8時前に林道ゲート横の登山口へ到着した。林道脇の空き地に車を停めて、8時過ぎに登山口を出発する。

 白泰山登山口
 杉の植林帯を西へ斜上するように登って行くと、30分足らず尾根上の登山道が合流する地点に達し、そこから西へ僅かに進むと明るく開けた森林伐採地に出た。今日のコースで展望があったのは唯一此処だけで、甲武信岳から雁坂嶺に連なる奥秩父主脈の雄大な山波が望まれた。

杉の植林帯

 尾根上の登山道合流地点

 伐採地点から奥秩父主脈(右奥が甲武信岳)

 伐採地に咲いていたジシバリ?の群落

 伐採地の通過は急斜面のトラバース道で、これ以上崩壊すると通過困難になりそうな細い踏み跡だった。伐採地点からしばらく進むと地図上に載る「一里観音」に着く。安置されている石の観音様が小ぶりだったので登りの時は判らず、下山時に初めて気付いた。

 伐採地のトラバース道

 一里観音(観音様は右手標柱の右横)

 一里観音様
 一里観音から先は樹林帯の緩やかな尾根道が延々と続く。昔からの街道なので、すこぶる歩き易く快適な道が続く。気温が高くて休憩すると虫どもがブンブン纏わりつくので、それが少々鬱陶しい。

 気持ちの良い新緑の尾根道

 ブナ林の道

 倒木とブナに宿るキノコ
 尾根道からやがて白泰山の北側山腹を巻く道へ変わり、シダ類の繁殖が目立つ道を進んで行くと、シダの中に白泰山分岐を記した標識が立っていた。分岐から踏み跡の薄い急登をしばらく登り、右手から廻り込むように進むと傾斜が緩み、その奥が白泰山(1794m)の山頂だった。

 白泰山分岐

 シダの中の急登      

 白泰山山頂
 周囲を樹林で覆われた山頂から展望は殆ど無く、樹間越しに奥秩父主脈がチラッと見えるだけだった。此処でシートを広げコーヒーブレイクとするが、相変わらず虫どもが煩わしい。そう言えば携行した救急品袋の中に虫除けスプレーがあったはずと思い出し袋の中を確認するとやっぱりあった。
妻が「何で早く出さないのよ。」と文句を言うので、私も「虫除けスプレー持ってないの?って何で聞かないんだよ」と応酬し、つまらぬ痴話げんかとなったが、取りあえず虫除けスプレーの威力で虫どもの鬱陶しさからは解放された。
 30分程の滞在後、山頂を後に下山を開始する。急な道を慎重に降って分岐まで戻り、分岐からは緩やかな道を降って行く。概ね下り一方なので重力の力を借りて、下山は脚が勝手に進んで行く。古来信州から秩父へ旅人達もここら辺りまで至り、栃本の宿も遠くないと安堵したのではないだろうか。
 下山の途中で、だんだん上空の雲が厚くなってきた。予報は「午後から所により雨」だったので、降られぬうちにと心もち急ぎ足になる。殆ど休む事無く歩いたので、白泰山の山頂から約1時間半で登山口へ戻って来た。

 登山口へ戻って来た
 今日は梅雨の合間の程良い天気だったのに誰一人会わず、静かな山歩きが出来ました。白泰山は地味ではあるが、奥秩父らしく自然豊かで静寂の山でした。

 県内の山登山シリーズも第5弾となりソロソロネタも尽きてきた。来月当たりは県外への自粛も緩和されそうなので、何処か遠くの山へ行きたいものです。

帰宅途中、滝沢ダムを見学

 ダム底からの放水が圧巻の眺め

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我が街の図書館がようやく開館

2020年06月16日 | 日記

 コロナウィルスによる自粛で長らく閉鎖中であった我が街の図書館が、ようやく業務を再開した。再開とは言っても椅子に座っての休憩・読書はNG、滞在は30分以内で、本棚を閲覧して望む本を借りる事が出来るだけです。
 それでも、読書好きの私にとってはこれだけで御の字です。館内の休憩が許されるようになったら、再びソファーは暇を持て余した年寄り連中の仮眠の場と化してしまうでしょう。そんな見苦しい光景は見るぐらいなら、椅子の類を取っ払ってもらっても構わないぐらいです。
 長らく続いた緊急事態宣言による自粛生活も、少しづつですが元の生活を取り戻しつつあるようです。「陽の明けぬ夜は無い」という言葉を実感ししています。

 今まで当たり前だと思っていた日常が、実はとても貴重でありがたいものであった事を気づかされたのは、コロナウィルスの流行がもたらした思わぬ功罪かも知れませんね。

業務を再開した図書館の入り口

 館 内

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テニスに続き半年ぶりにジョギングもできるようになった。

2020年06月14日 | 日記

 6月14日(日)
 昨日辺りから雨模様の天気が続き、どうやら関東地方も本格的な梅雨の季節が到来したようです。そんな雨の合間を縫って今日も昼前からウォーキングへ出掛けた。歩き始めたら身体が軽そうだったので、歩きから軽いジョギングへ切り替えてみた。
 いつもだったらものの数分も走ったら膝に違和感を感じてウォーキングに戻るのだが、今日はなんだか調子が良い。足の筋力が衰えているので、走っていると歩きたい誘惑に駆られるのだが、そこをグッと我慢していたら、結局我が家へ戻るまで1時間近く走り続ける事ができた。
 スピードは歩きと変わらぬ低速だけど、こんなに長く走り続けられたのは半年ぶりの事、先日のテニスに続いてランニングもどうやら現役復帰できそうな感じです。70をとっくに過ぎたジジィなのにこの復活力、自分で言うのも何だがまるで不死鳥のようだ。
 これからは、リングネームを「フェニックスF」とでも名乗りましょうか。・・・何て調子にのってたら又故障しかねないので、膝の調子と相談しながらボチボチと復活の狼煙をあげていきたいと思います。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アベノマスクが届きました。

2020年06月13日 | 日記

 6月13日(土)
 別に欲しくも無いけれど、来なきゃ来ないで気になってた「アベノマスク」が、今日やっと我が家へ届きました。タダで貰って言うのも何だが、ホームセンターやドラグストアで容易に手に入る今では、マスクとしてのありがたみは全くありません。
 けれど一つのトピックとして、全国数百万人とも言われるブロガーの皆さんへ旬なブログネタを提供したという点で、多大なる貢献をされたのではないでしょうか。安倍総理を始め政府関係所管の皆様には、深く御礼申し上げます。
 せっかく届いたこのマスク、皆さんはどうしてるんでしょうか?早々と使ってしまうか、それとも何処かへ寄贈する。いろいろ考えられるけれど、私はこのまま大事に保管しておくつもりです。
 歳月が過ぎて何十年後になった頃、「あの時代は、コロナウィルスというのが大流行した」と歴史の1ページに刻まれる事でしょう。その時「アベノマスク」は歴史を語るプレミアムな物証として、価値が高まるのではと思うのです。そうなった時に売り飛ばせば・・・と皮算用しても、その頃私は生きちゃいませんネ。残念

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢の中にまでみたテニスが半年ぶりにできた

2020年06月12日 | 日記

 6月11日(木)
 膝痛の悪化で、今年の1月辺りから下手な横好きテニスができなくなってしまった。参加しているクラブには、メールで「膝痛が治るまで、しばらくテニスを休みます」と連絡をした。
 その後も膝の痛みは一進一退で、一時は「もうテニスをやるのは無理かもな」と悲観的な気分にもなった。時には夢の中でテニスをやってる自分がいて、パっと目が覚めア~ア夢だったんだなあと落ち込んだりしてた。
 そんな私とは関わり無く、今年に入ってコロナウィルスが大流行した。その為に公共のテニスコートが閉鎖されてしまい、もうテニスそのものができない環境になってしまった。
 テニス愛好者の方には申し訳ないが、これはテニスの出来ぬ私にとってこれは好都合で、心置きなく治療に専念する事ができた。それが良かったのかどうかわからぬが、「一日1歩、三日で3歩」みたいな進捗であったけれど徐々に膝の痛みは遠のき、やっと今日、テニスコートに立つ事ができた。
 半年ぶりのプレーはぎこちなかったが、一時は諦めかけて夢の中でしかできなかったテニスが再びやれるなんて感無量の喜びです。これからも膝の調子と相談しつつ、残された人生をもう少し楽しませてもらおうと思います。

半年ぶりのテニスコート

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

膝の治療を終えて、今日は浅草~上野界隈をミニ観光

2020年06月11日 | お出掛け

 6月10日(水)
 今日は膝の治療で、2週間ぶりに都内北区十条駅近くの永振クリニックへ出掛けた。池袋へ向かう電車内は、一ヵ月前には長椅子の両端と真ん中ぐらいにポツポツとしか乗客がいなかったのに、今日は座れぬ人もかなり居るような混み具合で、喜ぶべきか憂うべきか判らぬが随分な変わりようです。
 膝の調子は概ね問題無いが、時折ガクンと膝の力が抜けるような時がある。陳先生が言うには「半月板が損傷してるせいかも知れない」との事で、「あまり長く続くようなら内視鏡で調べてみますか」何て言われても、膝にメスを入れるのは気が進まない。今日も注射を打って、2週間後に再び治療を受けるという事になった。
 治療を終えてクリニックを出たのが10時半過ぎ、このまま帰るのはつまらないし電車賃が勿体ないので、都内見物をする事にした。十条駅から上野駅に出て浅草に向かって歩き始める。

 上野駅だよオッカサン(昔こんな歌があったような?)
 青空なのはけっこうだが、日差しが強くてクソが付くほど暑い。5分程で汗が迸りビル影を拾いながら歩いて行く。緊急事態宣言が解除されたとは言え、浅草の雷門から浅草寺にかけて人影は薄い。外国人観光客が戻って来ない事には、元の賑わいは戻らないだろう。

 浅草通りから東京スカイツリー(我家からも針先のように見えるが此処から見るとデカい)

 浅草雷門

 仲見世通り

 浅草寺
 東武浅草駅近くの生ビール一杯150円と書かれた食堂で魚定食を食べた後、再び歩いて上野へ戻りアメヤ横丁を覗いたが、こちらもガランとしている。何十年かぶりに西郷ドンの銅像へも立ち寄ったが、ここも人影まばらで西郷ドンも心もち淋しげな風情だ。

 隅田川の畔から東京スカイツリーとアサヒビールのウンコビル

 浅草演芸ホール

 アメヤ横丁

 上野公園の西郷ドンの銅像
 今日の暑さに負けて此処ら辺りが精一杯なので、約3時間のミニ観光を終えて上野駅から我が家へ戻った。大して歩いてないように感じたが、後で腕時計の歩数計アプリを確認してみると、約15000歩で430キロカロリー消費しており、かなりの運動になりました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三密予防でエレベーターを避け非常階段の登り降り

2020年06月09日 | 日記

 6月9日(火)
 コロナウィルスの流行で、「ソーシャルディスタンス」とか「三密厳禁」などの言葉がよく使われるようになった。そんな中、私の身近な日常で最近気になっていたのがエレベーターの利用です。
 我が家は百数十世帯が暮らすマンションの一室なので、外出の際は必然的にエレベーターのお世話になる。当然の事だが、エレベーターは狭い密閉空間です。自分だけなら問題無いが、誰か他人が乗れば典型的な三密状態になってしまう。同乗するのは殆ど同じマンションの住民とは言え、氏素性を知らぬ人ばかりです。相乗り状態は、互いにあまり居心地の良いものではなかった。
 そこで最近はエレベーターの使用を極力避けて、非常階段での登り降りを心がけるようになった。エレベーターに乗ればサーッと我が家へ戻れるのに、急な階段をエッチラオッチラ登るのは決して楽な事ではありません。
 でも見方を変えれば、階段の登り降りは理想的な登山トレーニングではないか。そう思ったら俄然モチベーションが上がってさほどの苦行ではなくなった。この習慣を続けていけば、私の登山力は再びバージョンアップして、3千mの稜線を幕営縦走したり海外の名山を登る事だって夢では無いかも知れない。
 問題は私の身体にヒタヒタと押し寄せる老化の波と飽きっぽい性格で、コロナウィルスの終焉と共に元の木阿弥に戻ってしまうような予感がしないわけでもない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鶴ヶ島100Kmウォーク事務局から今年の開催中止の知らせ

2020年06月07日 | 日記

 6月7日(日)
 去年の10月26日に第1回鶴ヶ島100Kmウォークが開催され、私は70歳のメモリアルとして参加した。最初は完歩できるだろうかと不安もあったが、結果は思った以上に調子が良くて、19時間22分のタイムでゴールする事ができた。これがけっこう自信になって、次にやる時は周到に準備すれば、もっと速い記録で歩けるのではと俄然やる気が芽生えてきた。
 しかし去年の暮れ辺りからから膝痛が悪化し日常の生活さへ支障が出て、「もう100Kmウォークは無理だな」と一時は諦めかけた。その膝痛が治療のお陰か徐々に改善し、最近は長い距離でも苦も無く歩けるようになってきた。
 これなら100Kmウォークに参加できるかもと思い始めた矢先、鶴ヶ島100Kmウォーク事務局から一通の手紙が届いた。内容は「コロナウイルスの影響により、今年の100Kmウォークを中止せざるを得なくなった」というものだった。
 甲子園の夢を断たれ涙した高校球児程では無いが、涙の代わりに思わずため息がでた。しかしものは考えようで、膝の調子がまだ万全で無い私にとっては1年間の猶予が与えられて返って良かったのような気もする。
 明日はどうなるかも分からぬアラセブンの私が来年の事を言えば鬼が笑うかも知れないが、来年の100Kmウォークを目標に老春を燃やします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥秩父、妙法ケ岳~霧藻ケ峰登山

2020年06月05日 | 山歩き

6月4日(木)      天気=曇り時々晴れ

09:05三峰神社駐車場→ 09:31下の登山道分岐→ 10:03~09妙法ケ岳分岐→ 10:24~44妙法ケ岳(奥の宮)→ 11:00妙法ケ岳分岐→ 11:18上の登山道分岐→ 12:00~28霧藻ケ峰→ 12:57上の登山道分岐→ 13:19下の登山道分岐→ 13:35三峰神社駐車場

 他県へ出掛け難い現状で始めた県内の山登りシリーズだが、第4弾として奥秩父の妙法ケ岳を登って来ました。この山は関東のパワースポットとして有名な三峰神社の奥に聳えており、山頂には神社の奥宮が建立されています。
 早朝我が家を出発し、秩父市街地を経由して、朝9時前に三峰神社の広々とした駐車場(有料=1日520円)へ着いた。此処は東京都の最高峰、雲取山への登山口でもあります。

 駐車場の階段から出発
 ここから雲取山へは何度も歩いたが、妙法ケ岳へ行くのは初めてです。駐車場の階段を登り、ビジターセンターの前から雲取山へ向かう道を歩き始める。古民家風の建物の横を通り、シャクナゲが数多く植栽された遊歩道をしばらく進むと大きな鳥居があり、入山記録の投函ポストもあって、此処から登山道が始まります。

 遊歩道脇の古民家風建物

 登山道入り口の大鳥居
 杉の植林帯を20分程進むと登山道は分岐し、右は霧藻ケ峰へ向かう道で我々は左へ曲がって妙法ケ岳への道に入る。やがて尾根上に達すると、左手の谷間から冷たい風が吹き上げて汗ばんだ身体に心地よい。

 妙法ケ岳へ向かう下の登山道分岐
 徐々に標高を上げて1350mピークの東側をトラバース道をしばらく進むと、鳥居が建ち東屋とベンチがある妙法ケ岳分岐に着いた。此処で一息ついて妙法ケ岳への道へ入る。痩せ尾根の細い道を進んで行くと、鉄製の階段が連ねる岩場の道となった。

 妙法ケ岳へ向かうトラバース道(何箇所か倒木もありヤヤ荒れている)

 妙法ケ岳分岐

 妙法ケ岳へ向かう痩せ尾根の道

 岩場の階段が始まる地点
 岩場の道は長く続かず最後に鎖場の急坂を登ると、奥の宮が安置された妙法ケ岳の山頂に着いた。汗を流して到達した奥の宮はご利益がありそうな佇まいです。幾ばくかのお賽銭を投じて妻と二人手を合わせ、世界平和とコロナウイルスの終焉、ついでに我家の平穏と金運をお願いした。

 最後の鎖場

 妙法ケ岳山頂
 休憩の後山頂を後にして、来た道を分岐の所まで戻った。このまま登山口へ引き返すのは少し物足りないので、霧藻ケ峰も登る事にした。薄い踏み跡を急登して尾根上に達し緩やかな尾根道を進んで、ジグザグに少し降ると三峰神社から霧藻ケ峰へ向かう道と合流した。
 緩やかな樹林帯を進んで行くと、平坦な炭焼平に着いた。昔は此処で炭焼きをやっていたみたいで、釜の跡も一部残されている。ここから先は徐々に霧藻ケ峰へ向かって急登の道へ変わって行く。雲取山登山の際は、此処が最初の胸突き八丁になる。

 分岐へ戻って来た

 緩やかな尾根道を進む

 霧藻ケ峰へ向かう道と合流

 炭焼平の釜の跡
 
 汗を流しつつ登って行くと、太陽寺へ降る道(この道は現在通行止め)が左へ分岐する地点に着き、その上が霧藻ケ峰山頂部の一角だった。山頂部の岩場の横を通ると、山好きな宮様として有名だった秩父宮様と妃殿下のレリーフが岩に刻まれていた。

 秩父宮殿下・妃殿下のレリーフ
 レリーフの先が、休憩小屋の建つ霧藻ケ峰(1523m)の山頂だった。山頂には展望表示板もあるが、周囲の木々が繁ってそれ程展望は良くない。私が若い時分には此処の小屋に食堂や売店もあり登山客で賑わっていたものだが、今は固く扉が閉ざされ昔の面影は無い。

 霧藻ケ峰山頂
 小屋のベンチでコーヒータイムとしたが、蒸し暑い天気なので小さな虫がブンブン飛び回り煩くて仕方ない。30分程で休憩を終え山頂を後にする。岩場の道を歩いていると今年初の蛇との遭遇、マムシ君のようで気が強く突いてもビクともしない。

 霧藻ケ峰の山小屋

 マムシ君と遭遇
 炭焼平まで降ると後は三峰神社の登山口まで緩やかで歩き易い道が続く。新緑の景色を愛でながら、霧藻ケ峰から1時間余で三峰神社の駐車場に戻って来た。

 新緑が輝く快適な下山道

登山口近くは大杉の木立 

 駐車場へ戻って来た

 時間が早いので三峰神社の本殿に参拝し、ビジターセンター等を見学した。神社の展望所からは先ほど登った妙法ケ岳の急峻な山頂が春霞の中に望めた。此処から眺めると意外と遠くに感じる。

 三峰神社の入り口

 三峰神社の本殿

 神社の展望所から妙法ケ岳(右奥の山)

 ビジターセンターの見学コーナー
 梅雨の時期が訪れる前にと思ってやって来た妙法ケ岳と霧藻ケ峰だったが、埼玉の山の良さを再発見という思いがして、有意義な一日となりました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする