コロナ過前までは各地のマラソン大会に参加していたので、参加賞のTシャツを随分もらった。それらは私の思い出が染みこんだ貴重なものなのだが、長年の使用で汗臭い加齢臭まで滲み込んだものが何着かあり、残念だけど廃棄する事にした。
廃棄するシャツの中でも特に思い出深いのは、11年前に第22回霞ヶ浦フルマラソン大会でもらった青いTシャツです。この大会が開催されたのは2012年の4月、前年の大会が東北大震災で中止となり、震災復興の願いを込めたメモリアルな大会だったのです。
第22回霞ヶ浦フルマラソンでもらったTシャツ
その時の記録証
個人的にも、その時63歳だった私が最後にフルマラソンを走った大会でもありました。その後は脊柱管狭窄症や膝痛を発症したり、コロナ過があったりして、フルマラソンを走る機会は2度と訪れず、と言うよりフルマラソンを走る脚力は無くしてしまいました。
過去を幾ら懐かしんでも、昔の元気な自分は戻って来ません。今の自分ができる範囲の中で、何かしらチャレンジをと思うこの頃です。
・・「若き日の汗と思い出染みたシャツ」・・
まあ片付ける事に意味を見出し始める人生が始まっちゃったってえ事なんでしょうかね?