Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

群馬県、上州武尊山登山

2022年03月31日 | 山歩き

3月30日(水)     天気=晴れ

09:14~29川場スキー場最高地点→ 09:54剣ヶ峰→ 11:03~40上州武尊山→ 12:30~33剣ヶ峰→ 12:50川場スキー場最高地点

 

 久々に山友Jさんを誘って山歩きに出掛けました。向かったのは群馬県の上州武尊山、川場スキー場からのコースは標高1800m地点まで高速リフトが利用できるので、日帰りの雪山登山が楽しめる人気のコースです。

 3月末とあって、ノーマルタイヤでも楽々川場スキー場まで行けるようになった。スキー場の2階駐車場に車を停めると、7階のチケットセンタ―へ行く。ここで登山者は登山計画書と提出し、ココヘリレンタル代(万一の場合ヘリコプターが捜索してくれる保険)1,100円とリフト代2000円プラス500円(下山時にココヘリのチップとカードを返却すると500円返してくれる)計3600円支払って、登山者は高速リフトに乗る事ができる。

センタービル内のチケットセンター

 二つの高速リフトを乗り継いで、労せずしてゲレンデ最高地点に到着した。ここでアイゼンを装着し、雪山登山のスタートです。それにしても今日は春山のような温かさ、そして素晴らしい青空でシャツ1枚でもいいぐらいです。

最初に桜川エクスプレスに乗る(左側の高速リフト)

次にクリスタルエクスプレスに乗り換える(左の高速リフト)

ゲレンデ最高地点に到着

 まずは刻まれたトレイルを伝って急な坂を登る。ゲレンデ最高地点から25分ほどで剣ヶ峰(2020m)に到着、狭い山頂からは白銀に輝く上信越の山々とが素晴らしい眺めです。

ゲレンデ最高地点から剣ヶ峰前衛の岩壁

急坂を登って岩壁上部へ

剣ヶ峰山頂

 剣ヶ峰の降りは、急な斜面で若干緊張を強いられます。小さなアップダウンを繰り返して最低鞍部まで降り、そこから上州武尊山に向かって広々と広がる雪尾根をジワジワと登って行きます。

剣ヶ峰から急斜面の降り

前方の上州武尊山に向かって最低鞍部へ降る

最低鞍部から上州武尊山への登り

 強烈な陽ざしの中黙々登って行くとやがて稜線に達し、そこから僅かな登りで待望の上州武尊山(2158m)に着いた。山頂からは360度の大展望です。今まで見えなかった尾瀬の至仏岳や燧岳も望む事ができた。

最低鞍部からの登り(背後のピークが剣ヶ峰)

同 上

稜線の肩から山頂へ

上州武尊山山頂

 周囲の景観を楽しみながら、Jさんとノンビリコーヒーブレイクを楽しむ。40分ほど休憩し、山頂を後に来た道を戻る。帰りの道も、次から次に登山者グループとすれ違う。今日はこのコースを20名以上の入山者がいたのではないだろうか。

山頂から谷川岳~巻機山~越後三山へ連なる白銀の山々

山頂から前武尊山方面

 暖かな陽ざしで柔らかくなった雪面に苦労して、最低鞍部から剣ヶ峰への登り返しがけっこう辛かった。剣ヶ峰に到着すれば後は降るだけだ。山頂から最後の眺望を楽しんで、急な坂を慎重に降り、12時50分頃ゲレンデ最高地点へ戻って来た。

上州武尊山から剣ヶ峰への登り返し

剣ヶ峰山頂から獅子ケ鼻山(手前)と谷川連峰(奥)

 高速リフトでアッと言う間にセンタービルの受付センター戻り、ココヘリのチップとリフト券カードを返却すると、沼田市内の道の駅白沢に在る「望郷の湯」まで車を走らせ、ここで山の汗と疲れを流した。

 今年に入って里山歩きばかりで少々欲求不満の思いがあったけれど、今日は痛快な雪山歩きが堪能できて、本当に有意義で楽しい一日を過ごせた。夕刻我が家へ戻り、居酒屋でJさんと山の話で盛り上がりました。

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冬とは真逆の空模様

2022年03月29日 | 日記

 3月28日(月)

 夕方我が家のベランダから北の空を眺めたら、関東地方の空は墨を流したような黒雲に覆われているのに、上越県境の山々から北の新潟県側に雲は無く夕焼け空が広がっていた。

 関東地方の冬は西高東低、冬型の気圧配置で晴天が続き、上越県境の山々を境に北の新潟県側は雪雲がどっしりと横たわる、そんな空模様が連日続く。今日はそれと全く逆の空模様で、これも春を知らせる兆しの一つなんでしょうか。

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自転車で坂戸市のお花見名所巡り

2022年03月29日 | お出掛け

 3月27日(日)

 桜前線が私の街にもやってきて、アチコチでピンク色の桜が目立つようになりました。今日は小春日和の陽気だったので、久々に自転車に乗って桜見物へ出掛けてみました。

 向かったのは坂戸市の慈眼寺で境内にはしだれ桜の巨木が在り、開花時期になると多くの人が花見見物に訪れます。お寺へ向かって畑の中の細い農道を走っていると、道端にヒモのようなものが落ちていた。

 それは1mほどの青大将で、陽気に誘われて冬眠から目覚めたのだろうか。最近は蛇を見るのも珍しいから写真を撮ろうとしたら、シュルシュルと草むらの中へ消え去ってしまった。慈眼寺へ到着すると思った通りにしだれ桜は絶賛満開中で、艶やかな花を咲かせていた。

慈眼寺のしだれ桜

 慈眼寺は安土桃山時代に開かれた古刹だが、田園地帯の目立たぬ場所に在り普段は訪れる人も稀だが、桜の開花時期になると花見見物の人が絶えない。

 しだれ桜を見物して慈眼寺を後にすると、東坂戸団地の桜並木へも行ってみた。こちらの桜は小さな川沿いに植林され、開花時期には艶やかな桜並木として華やぎます。

東坂戸団地の桜並木

 通常なら屋台や出店も出て大勢の人で賑わうが、コロナ自粛の今年は普段と変わらぬ静けさだった。実はこの小川、3年前の台風でこの辺りに全国ニュースとなるような大規模水害をもたらせた。

 あの時は私もボランティアで駆けつけたが、泥まみれの被災地に心が痛んだ。それから3年の歳月が過ぎて、水害の痕跡が見当たらぬほど回復したが、この平和な光景がこの先ズーッと続くように願うばかりです。

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停電に備えて「防災バッテリー」を購入

2022年03月27日 | 日記

 先日は宮城・福島県沖で大きな地震があり、それに伴う火力発電所の稼働停止で電力ひっ迫警報が発令されました。幸いにして停電には至らなかったが、我が家の防災は大丈夫かとフト不安になった。

 もし深夜に地震が起き停電になったら、とりあえず懐中電灯は準備しているので照明は確保できる。数日分の食料や登山用コンロもあるから、当座の食事は何とかなるだろう。しかしテレビや電話は使えないだろうから、情報収集&連絡にはスマホが頼みの綱となる。

 でも私のスマホは、バッテリーが精々3~4日しか持たない。そうだスマホ充電用のバッテリーがあればよいと思い立ち、ネットで調べたり家電量販店へ行ってみたりした。

 その結果、思い切って清水の舞台から飛び降りるつもりで購入したのが、下記写真の「防災バッテリー」です。午後にAmazonで注文したら、翌朝には宅配で我家へ届けられた。

 価格は税込み2845円、コンパクトでライトの照明は明るいし、スマホの充電もできるので良い買い物だったのではと思います。マア停電にならないと出番は無いだろうけど、これで我家の防災力も少しばかり向上したんじゃないでしょうか。

ELECOMモバイル照明バッテリー平型

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今一番話題の映画「ドライブ・マイ・カー」を観てきました。

2022年03月25日 | 映画・コンサート

 米国アカデミー賞の4部門にノミネートされた事で一躍注目を浴びた映画「ドライブ・マイ・カー」が、近くの映画館で公開されたのでさっそく観てきました。今一番の話題作とあって、平日にも拘わらず大勢の観客が席を埋めていました。

 主役を演ずる西島秀俊さんは親しみの持てる二枚目で、私の好きな俳優さんの一人です。彼が演ずる舞台俳優兼演火家「家福悠介」は愛する妻と二人暮らしだったが、ある日妻は突然の病で急逝してしまう。

 それから2年後、家福は広島で開催される演劇祭の演出を任される事になった。舞台劇は手話を混じえた多国語で語られる異色なもので、開演に向け粛々と稽古を積み重ねていく。

 しかし主役を演じる男性俳優が暴力事件を起こした事で、舞台劇は家福が代役を務めるか中止にするかの瀬戸際に立たされる。窮地に追い込まれた家福は、広島で彼の専属ドライバーを務めていた寡黙な女性みさきと、彼女の故郷である北海道へ車を走らせる。そこで彼は自分の内面に隠されていた苦悩に気づくのだった。・・・

 このように物語は続きます。この映画の原作は村上春樹氏の小説だが、彼の本は難解で私のシンプル脳では理解し難いものが多く、殆ど読んだ事がありません。数多くの賞を獲得し多方面から称賛されたので、この映画は間違い無く映画史に残る名作なのでしょう。

 しかし正直に感想を言わせてもらえば、物語に引きずり込まれるような面白さを感じられなかった。きっとレベルの低い私の脳みそでは、この映画の隠れた魅力を見つける事ができなかったのでしょう。

 スクリーンに映る広島の風景は美しかったけれど、庶民には縁の薄い舞台演劇の世界は馴染めなかったし、ラストシーンでみさきが何で韓国の町へ移り住んだのかも今一つ意味不明でした。

 寅さん映画「男はつらいよ」の第一作を不朽の名作と思っているようじゃ、映画ファンとして未熟という事なんでしょう。まだまだ修行が足りませんや。

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非核三原則と言いながら日本は隠れた核ミサイル大国だったのです。

2022年03月23日 | 日記

 ウクライナ戦争の影響か、日本の周囲でもだんだんキナ臭い臭いが漂ってきた。ロシアの軍艦が北海僧近海を威嚇航海し、北朝鮮は連日のようにミサイルを発射する。そして大阪の中国総領事がウクライナを引き合いに、「弱者が強者に逆らうのは愚行だ」と野蛮な本性をむき出しにする。

 こんな状況を笑って済ませればそれに越した事はないが、いずれも独裁者の思い一つで物事が動く異常な国、ウクライナと同様に日本がミサイル攻撃を受けない何て保障は全く無い。

 万一ミサイルを撃ち込まれたら、日本は反撃できるのだろうか。残念ながら自衛隊は専守防衛だから、敵地攻撃能力を保有していない。精々迎撃ミサイルで、飛来する敵ミサイルの幾つかを打ち落とすのが関の山です。

 後は「イカン攻撃」しか残っていない。イカン攻撃とは何か?不都合な事がある度に、日本の政治家が決まり文句のように使う「遺憾の意を表し強く抗議します」というセリフです。こんな泣き言、独裁者共には「カエルの面に小便」OR「屁のカッパ」です。

 では本当に日本の打つ手は無いのか?イ~エ、そんな事はありませんよ皆さん。政府の杜撰な計画で核燃料リサイクル事業が頓挫した日本は、プリトニウムを含む使用済核燃料を腐るほど余らせてその処置に困っているのです。

六ケ所核燃料再処理工場

 それから日本のロケット技術は世界屈指の能力で、最新鋭のH3ロケットは静止軌道上に6.5トン以上の重量物を打ち上げる性能を有しています。まずはとりあえず三菱重工へ、H3ロケットを3機発注しておきましょう。

H3ロケット

 完成したロケットには目一杯の使用済核燃料を積み込んで、プルトニウムとTNT火薬をブレンドします。それからロケットへ燃料を注入すれば、立派な核ミサイルの完成です。

 何億キロも離れた小惑星りゅうぐうに命中させる事を思えば、北京やピョンヤン、モスクワに打ち込む何てチョロいもんでしょう。習近平、金正恩、プーチンの顔認証ができる追尾装置を搭載できれば尚更けっこうです。

 さあこれで、日本は押しも押されぬ核ミサイルの大国です。防衛力も万全で、打てるものなら矢でも鉄砲でもミサイルでも打ってみろ。倍々返しが待ってるぜ・・ってなもんです。

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北本自然観察公園で「生きものいきいき隊」のボランティア

2022年03月21日 | ボランティア

 3月19日(土)

 

 40歳若けりゃ自衛隊から64式小銃を借用して、ウクライナ義勇軍へボランテイァとして応募したかったが、70過ぎの老齢で外国語もチンプンカンプンとあっては、押し掛けてもウクライナ防衛軍の足手まといとなるのは明白なので残念ながら諦めた。

 代わりと言っては何だが、埼玉県の北本自然観察公園で募集していた「生き物いきいき隊」というボランティアに応募した。仰々しい書き出しだったが、実は妻が先日友人らと北本自然観察公園へ出掛けた時、公園管理のボランティア活動がある事を知り、一緒に参加しないかと私を誘ったのがきっかけでした。

 北本自然観察公園は我が家から車で30分ほどで、圏央道の桶川北本インター近くに在り里山の自然をそのまま生かした広々とした公園です。私は初めて訪れたが、心が和むとても快適な場所でした。ボランティア活動は公園を管理する「埼玉自然学習センター」という公営団体が呼びかけておこなわれていた。

北本自然観察公園入口

埼玉自然学習センター

 朝9時半に集合し学習センター内の講義室で軽いレクチャーを受けた後、各々作業服姿になって講師の先導で公園内の現場へ向かいます。応募人数20名のところ 、参加者は12~3名ほどしかいませんでした。

学習センターの館内

講義室でレクチャーを受ける

 「生きものいきいき隊」とは物々しい名称ですが、内容は公園内の雑草を抜いたり邪魔な灌木を伐採したりの軽作業です。銃を持つはずだった手を、草刈鎌や鋸に持ち替えて3時間ほど汗を流しました。

雑草抜き作業

伐採作業

同 上

公園内に咲いていた小スミレ

同 上、春ラン

 ここでは上空を小鳥たちが飛び交いのどかなさえずり声が響く平和な情景ですが、片やウクライナでは上空を砲弾やミサイルが飛び交い、爆音が響き割る地獄絵図のような世界です。同じ地球上でありながら、何という違いでありましょうか。

公園内の風景

同 上

同 上

同 上

 

 僅か12~3名ほどの人が慣れぬ手付きで作業をやっても、差して公園が綺麗になったとは感じられません。実際のところはボランティアと言うより、一般の人に自然と触れ合う体験をしてもらうというのが本来の目的だったのではと思いました。

 それでも久々のボランティア活動で、少しは世間のお役に立てたという自己満足感に浸れたから、意義ある半日を過ごせたと思います。「埼玉自然学習センター」はいろんなボランティアを募集していますので、ボランティア魂がウズウズしてる人は軽い気持ちで応募してはいかがでしょうか。

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桜の名所、北浅羽桜堤公園でお花見

2022年03月19日 | お出掛け

 3月17日(木)

 先週は生越町で梅林見物したから今度は桜見物を・・何て思ったわけでも無いが、埼玉県では桜の名所としてチョット名の知られた坂戸市の北浅羽桜堤公園へ行ってみた。

 この公園の桜並木は越辺川流域沿いに約1.2キロ続く早咲きの安行寺桜です。開花時期は概ね3月中旬で、一週間前近くを通った時には、まだしっかり蕾が閉じられていた。

 14日のネット情報で三分咲きと書かれていたので、今日辺りが丁度よいのではと出掛けてみたら、ドンピシャの満開だった。例年だったら公園は桜祭りが開催され、出店も多数出て袖擦り合うような賑わいだが、コロナ過で去年~今年と祭りは中止になっている。

 西端にある駐車場から越辺川右岸の桜並木の下を下流へ向かって歩いてみた。花見の人でソコソコの賑わいだが、例年みたいにシートを広げて野宴に興ずる人は殆どいなかった。それが少しばかり淋しくもあるが、静かに見物できるこんな花見も悪くはない。

越辺川右岸沿いに1.2キロの桜並木が続く

下流へ向かって歩いて行く

 公園の東端まで達して帰りは堰堤の上を歩いたが、桜並木の上に薄っすらと奥武蔵の山波が望まれた。今年に入ってコロナ感染第六波、ウクライナ紛争、東北の地震などと暗いニュースばかり続きますが、桜の花開く小春日和の陽気になって、少しは心温まる明るいニュースが聞かれる世の中になってほしいものです。

越辺川堰堤から桜並木

桜並木の上に奥武蔵の山々

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昨夜の大地震、「災害は忘れた頃にやって来る」

2022年03月17日 | 日記

 3月17日(木)

 私の住むマンションは震度3を超えるような強い地震があると、「キューン、キューン、キューン」と不気味な音を発して揺れる。それが又、何処かが壊れそうな実に嫌な音なんです。

 昨日の深夜、久しぶりにその音が鳴った。「アッ地震だ」と気づいてベッドから飛び起きたが、大きな揺れはしばらく収まる事は無く、一瞬3:11級地震の再来かと眠気が吹っ飛んだ。

 地震が収まると、直ぐにテレビのスイッチを入れた。震源地は宮城・福島県沖でマグニチュード7.4、けっこう大きな地震だった。一番危惧したのは津波で、ライブ中継されている東北各地の港には、さしたる潮位の変化が無かったのでホッと胸を撫で下ろした。

 翌朝のテレビニュースを見ると、東北新幹線の脱線事故や東北自動車道のひび割れ損壊、大規模停電など各地で被害続出だったが、多くの命が奪われるような大惨事にならなかったのは幸いでした。

 このところコロナ過やウクライナ情勢にばかり心を奪われていたが、日本は地震大国であると改めて思い知らされた。「災害は忘れた頃にやって来る」この諺を教訓に、不測の事態に備えねばと思いました。

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理髪店のシニアご優待カードが使えなくなった。

2022年03月16日 | 日記

 若い頃は、不細工な自分の顔を少しでも良くみせようとヘアースタイルにも拘りを持って、気心の知れた馴染みの理髪店へ通っていたものでした。しかし70歳過ぎれば顔中皺とシミだらけで、手の施しようも無い。最近では料金が安けりゃいいと、10分カットの理髪店に専ら通っています。

 私がいつも通ってる全国チェーンのカット専門理髪店「QBHOUSE」は、通常の散髪料金が1200円掛かる。しかし65歳以上のシニアはQB優待カードなるものが貰えて、これを提示すれば料金が100円引きの1100円になっていた。

 年寄りにはありがたい制度だったが、先日お店へ訪れるとこの優待カードは3月一杯で廃止になると告げられた。その代わりに65歳以上のシニアには、1枚1回限りの優待チケットをくれると言う。

OBHOUSEの割引チケットとご優待カード

 一瞬喜んだけれど、よくよく見ればチケットの有効期限が一か月以内となっている。チケットを活用するには、少なくても月に1回は散髪しなけりゃならない。そうすると1100円×12回で、年間の散髪代が13200円になってしまう。

 一方今までの私は、概ね3カ月に2回のペースで理髪店に通っていた。年にすれば8回で、年間の散髪代が88、000円掛かっていた。割引チケットを使わなければ4月から100円の値上がりとなるので、年間の散髪代は96000円に増加する。

 そんなの微々たる金額ではと言われるかもしれないが、倹しい年金暮らしの我が家にとっては無視できない。どうやら今年は年金も下がるようだし、今後は散髪に通う回数を2カ月に1回へ、ペースダウンしようかと思っています。

 何なら髪を切らず往年のかまやつひろしさんや内田裕也さんみたいな長髪にしてもいいんだけど、ジジイのロン毛は落ち武者みたいでカッコ悪いから、やっぱり止めときますわ。

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奥武蔵、大高取山~生越梅林ハイキング

2022年03月14日 | 山歩き

3月13日(日)     天気=曇り時々晴れ

09:10越生駅→ 09:40~48虚空蔵尊寺→ 10:25~53桂木観音→ 11:02桂木山→ 11:14~17大高取山→ 11:31登山道分岐→ 11:50~12:15生越梅林→ 12:40越生町(料亭岩井屋)

 

 知人のTさんから生越の梅林が満開で綺麗だったと聞いたので、ハイキングを兼ねて越生町の梅林見物に出かけた。一週間前に山歩きをした時は凍えるような北風だったのに、今日は汗ばむようなポカポカ陽気、季節が冬から春へ一変してしまった。

 我が家から電車に揺られて、40分足らずで越生駅に到着した。ここからのどかな田園風景の中をテクテク歩いて行く。梅林の街として有名な生越ではアチコチで梅の花が咲いて、桃源郷ならぬ梅源郷のような眺めです。駅から30分ほどで虚空蔵尊寺に着いた。

越生駅

梅の花が咲く田園地帯を歩いて行く

虚空蔵尊寺の入り口

 このお寺の本殿は長い階段を登った所にある。お年寄りや足腰の弱い人には大変だと思うが、苦労してお参りした方が後利益があると昔の人は思ったのだろうか。

虚空蔵尊寺の本殿

 虚空蔵尊寺から山道が始まり、ハイキング気分になった。樹林帯の道は涼しい風が吹いて心地よい。道沿いの途中にポツンと一軒のログハウスが建っていた。森林保護団体の建物らしい。

虚空蔵尊寺から山道に入る

登山道が交差する地点

 山道が登りからやがて降りに変わると、その先が桂木の集落だった。ここはゆずの里として有名で、ゆずの実がたわわに実っていた。集落の一番高台に奈良時代の僧、行基が創建したという毛呂山町の古刹「桂木観音」が在る。境内から関東平野が見渡されるが、今日は春霞で煙ったような眺めです。境内の一角で、のんびりコーヒーブレイクを楽しむ。

桂木の集落

桂木観音の入り口

桂木観音本殿

 桂木観音から大高取山に向かって、標高300m内外の尾根道が続く。桂木観音から20分ほどで大高取山(376m)に着いた。山頂は大勢の老若男女で賑わっている。梅林見物を兼ねて訪れた人が多いのだろうか。

大高取山山頂

山頂から山麓の眺め

 大高取山から越生梅林へ向かって、緩やかな尾根を降って行く。山頂から30分ほどで県道の稲荷坂バス停に降り立った。バス停の少し先に名勝、越生梅林がある。

生越梅林に向かう登山道

稲荷坂バス停付近

生越梅林

 満開時の越生梅林は通常なら入園料を取られるが、コロナ過の去年、今年と無料開放されている。艶やかな梅の花が咲き誇る園内は行楽の人で大賑わい、蔓延予防措置法など何処吹く風です。

生越梅林の園内

同 上

同 上

 梅林見物を終えると、越生駅に向かって県道沿いに歩いて行く。梅林へ向かう県道は、数百mに渡って車列が渋滞している。今日は車で来なくて正解だった。

梅林近くに在る地元の酒蔵、佐藤酒造の売店

 越生駅近くまで来ると和食料亭岩井屋が在ったので、ここで昼食を食べた。お腹も空いていたので美味しく頂いたが、このご時世でビールを飲めないのが残念だった。早く普通の日常が戻って、何処でもビールが飲める世の中になってほしいものです。

越生町の和食料亭岩井屋

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東北大震災から11年の節目を迎えて

2022年03月12日 | 日記

 3月11日(金)

 ウクライナ情勢の陰に隠れて目立たないけれど、東北大震災から11年目の節目を迎えたとテレビやラジオ、新聞などで報じられていた。直接の被害に遭わなかった我々は、「あれからもう11年経ったのか」くらいの感想しか持たないが、被災地の方々にとっては、長くて辛い歳月だったのではないでしょうか。

平成23年10月ボランティアに行った女川町(ビルの屋上に残されたバスに津波の恐ろしさを実感した)

 コロナ過の今も国難と言えるかもしれませんが、11年前の大震災の時は2万人近くの尊い命が犠牲となって原発事故も引き起こし、このまま日本が滅んでしまうのではと一時は本気で危ぶみました。

 あの時、国や東京電力のお偉方のドタバタ混迷ぶりには腹も立ちましたけれど、津波被災地や原発事故現場で命懸けの職務を遂行してくれた自衛官や警察官、消防官、その他大勢の人達の献身的な努力のお陰で、今の平穏な日本があると改めて感謝の思いが募ります。

 自然災害と戦争を単純比較できないが、ロシア軍の不法侵略を受けたウクライナでは国家の存亡を掛けた戦いが繰り広げられています。絶望的な状況下、勇敢なウクライナ国民に勝利の女神が微笑んで、平和で美しい国と平穏な日常を取り戻して欲しいと強く願わずにはいられません。

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ウンコで便器を詰まらせる。

2022年03月10日 | 日記

 びろうな話で大変申し訳ないのですが、今日は便に関わる話題です。先日ジョギングをしていた時に猛烈な便意を催したので、慌てて我が家へ戻りトイレへ駆け込んだ。

 その時は便秘気味だった事もあり、マア出るわ出るわ自分でも驚くほどの便が出た。スッキリした思いでおもむろに水洗ボタンを押したら・・大量の便がビクとも動かない。それどころか便器に水が満ち溢れてしまった。

 一瞬パニック状態になったが、備え付けの柄付きブラシを強引に押し込んで何とか便を流し込み惨事から逃れる事ができた。フゥ~この齢にしてこの生産力、これを快挙と言っていいのか愚挙と言っていいのかわからぬけれど、自分の便で便器を詰まらせた何て70数年生きて来て初めての体験です。

 ウォシュレット便器の性能を過信していたのも、便を詰まらせた一因だった。これからは「水道代が勿体ない」何て思わずに、こまめに水を流そうと大いに反省しました。皆さんも私の失敗を教訓に、「大量の便が出てくるその前に、こまめに水で流しましょう」

 便器から見る見る汚水が溢れ出るシーンは・・・怖いですねぇ、怖いですねぇ、(映画評論家の故淀川長治さん風に)それでは皆さん、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。

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奥武蔵、金ケ岳~大平山ハイキング

2022年03月08日 | 山歩き

3月6日(日)     天気=晴れ時々曇り

09:10野上駅→ 09:23法善寺→ 09:50~56金ケ岳(春日神社)→ 10:26葉原峠→ 10:41大平山→ 11:12小林見晴らし園→ 11:52波久礼駅

 

 「明日たまには贅沢して、寄居の喜楽(和風料亭)でお昼を食べない?」と妻が言った。この言葉を英訳すると「We have to go」という意味になるので、寄居町まで出掛ける事が決まった。

 しかしただ行って食うだけじゃつまらない。ついでに付近の山を歩いた方が食事も美味い。どうせならビールの一杯も飲みたいので、電車で出掛ける事にした。

 急遽計画したのは、秩父鉄道の野上駅から金ケ岳や大平山を越えて波久礼駅まで歩くコース、東京スカイツリーより低いこの辺りの山域はまだ歩いた事が無い。

 東武東上線の寄居駅から乗り継いだ秩父鉄道の車内は、日曜日とあって行楽の人でけっこう賑わっていた。駅員のいない野上駅でもハイカー姿の人が大勢下車をしていた。

秩父鉄道、野上駅

 駅から踏切を渡って、車道を東に向かって歩いて行く。荒川に架かる高砂橋を渡った右手に大きな鳥居があり、そこが金ケ岳への登山口だった。最初は荒れた林道だったが、そのうち細い登山道に変った。

荒川に架かる高砂橋を渡る(左の鋭鋒が金ケ岳)

高砂橋から荒川の流れ

登山口の鳥居(右の建物が法善寺)

 やがて道標の立つ地点に着いた。登山地図にはここから左に金ケ岳へ直登するルートがあるようになっているが、踏み跡は無くどうやら廃道化しているようだ。

 急になったジグザグ道をしばらく登ると登山道が分岐して、左の道を少し進むと金ケ岳(382m)の山頂だった。山頂に建つ春日山神社は一見民家風の建物なので、合掌してお参りする気にはなれなかった。

登山道の分岐地点

金ケ岳山頂の春日神社

 金ケ岳から再び分岐に戻り、変化に富んだ尾根道を歩いて行く。この辺りには人家らしきものは見えず、低山ながら深山幽谷の趣がある。やがて左手に林道が接する鞍部からしばらく登って行くと、稜線上の葉原峠に着いた。

葉原峠への尾根道

葉原峠

 峠に立つ道標は「葉原峠」になっているが、登山地図でここは「植平峠」と記しており、少し北の林道が山越えする地点が「葉原峠」となっていた。どちらが正しいのだろうか?

林道の通る葉原峠(正面の踏み跡が大平山への道)

 峠の北に位置する大平山には登山道が記されていない。しかし林道越えの葉原峠から尾根沿い薄い踏み跡があったので、その道を北へ進むと大平山の直下に着き、落葉の積もった林を強引に直登すると、小さな標石しかない大平山山頂(537m)に着いた。

大平山山頂

 大平山から作業道をジグザグに降って行くと、波久礼駅へ向かう緩やかなハイキング道に合流した。その道をしばらく降ると竹林となり眼下に人家が見え、数軒の家々が建つ山間の集落へ着いた。

ハイキングコースの降り

山間の集落へ着いた

 集落からクネクネ曲がった車道を降って行くと、やがて風布川沿いの車道に合流した。川沿いに歩いて行くと荒川本流が見え、アーチ状の寄居橋を渡ってゴールの波久礼駅に到着した。野上駅を出発し、約3時間の歩きで、ほど良い汗を掻く事ができました。

みかんの木が多い山間の集落

風布川沿いの車道と合流

荒川に架かる寄居橋

ゴールの波久礼駅

 さあ後はお楽しみのランチ、波久礼駅から電車で寄居駅まで行き、駅から歩いて10分ほどの和食料亭「喜楽」に向かった。美味しい料理を楽しみにしてたのに何と現在は店内営業をやっておらず、テイクアウトのみだと言う。

 ガッカリしたが仕方がない。テイクアウトで2160円の六角堂弁当を買い、近くの鉢形城址公園で食べる事にした。ところが公園を吹き渡る北風が寒くて冷たくて、箸を持つ手もかじかむほどだ。

 結局食事どころでは無くなって、近くの東上線鉢形駅まで歩き電車で我家へ戻ってから豪華なお弁当を頂いた。最後は思惑通りにはいかなかったが、楽しい山歩きができたのので今日は良い一日でした。

 

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ロシアのウクライナ侵略で思った事

2022年03月06日 | 日記

 テレビ画面には、ロシアによるウクライナへのミサイル攻撃や空爆が連日のように映し出されている。我々他国の人間はその地獄のような光景を、ただ傍観しているしか術が無い。

 法治国家では、他人の家へ無断で押し入りその家の住民を殺戮すれば重罪人として罰せられるのが当然の事だ。ところが国対国のレベルになると弱肉強食強い奴らのやりたい放題で、紙切れだけの約束事何ていかに無意味なものか、今回のウクライナ戦争で思い知らされた。

 ロシアが不法にウクライナを侵略し、罪無きウクライナの人々を大量殺戮しても、何のお咎めも受けはしない。他国の人は「戦争止めろ」「STOP WAR」と声は上げても、なぶり者にされているウクライナの人達を助けもせず、遠くから眺めているだけだ。絶望的な状況下、ならず者のロシア軍と国の存亡を掛けて戦うウクライナ国民の勇気と誇り高き愛国心には、筆舌に尽くし難いほどの敬意を覚えます。

 翻って日本人は、これを遠い異国の出来事と、まるで隅田川の花火大会を見るようにボーッと眺めているだけでいいのだろうか。国境を接するのは北方四島を不法に占拠したままのロシアや北朝鮮、中国など、どの国も核ミサイルを保有する独裁国家ばかりです。

 いずれかの国の独裁者が気まぐれに「言う事聞かねーと、お前の国へ核ミサイルをブチ込むぞ」と脅してきたら、日本の政治家はどのように対応するのであろうか。まさか「ボクちゃんの国は憲法9条が守ってくれるから、何があってもだいじょ~ぶ」、何て本気で思ってるんじゃないだろね。

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