Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

愛車にドライブレコーダーを装着

2019年05月30日 | 日記

 5月30日(木)

 昨年暮れに東名自動車道で卑劣な男のあおり運転により、ご夫婦が犠牲になるという痛ましい交通事故があった。私は幸い今まであおり運転をされた経験は殆ど無かったが、この事故をキッカケにドライブレコーダーの必要性を感じていた。

 以前、埼玉ホンダで車の定期点検を受けた時、担当の人に何気なく価格を訊ねたら、前後撮影タイプで約7万円掛かると言われ、チョット高すぎるなあと思い、二の足を踏んだ。

 ところが先日新聞の折り込み広告の中に「イエロー・ハット」のチラシがあり、「ドライブレコーダー前後タイプが、期間限定で約3万円余の大特売」と宣伝されていた。3万円台なら有りかなと思い、最寄りのイエロー・ハット店へ行ってみた。

 ドライブレコーダーもピンからキリで、安い物は数千円台からある。種類も多くて迷ったが、安過ぎる物は信用ならないし高過ぎるのもおよびでない。販売員の説明を聞くと、チラシで宣伝されてた製品は日本製だし性能も良さそうだ。本体価格に取付け費や若干のオプションをプラスすると価格が5万円を超えてしまったが、清水の舞台から飛び降りたつもりで買う事にした。

 数日後、取付け作業が完了し、愛車に車載カメラが鎮座した。これであおり運転をされても大丈夫、備えあれば憂いなしです。それにこのカメラは、「車線逸脱警告」や「前方衝突警告」、「発信遅れ警告」等の運転支援機能が備わっており、安全運転に大いに役立ってくれそうです。

 フロントカメラ

 リアカメラ

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スーパーは街のオアシス

2019年05月28日 | 日記

 5月27日(月)

 天気が良いのはありがたいけれど、ここ数日の暑さは一寸異常だ。北海道では真夏でも有り得ない40度近い気温だし、埼玉県でも連日35度越えの暑さが続いている。

 「光化学スモッグ注意報が発令されています。」そんな役所のマイク放送が流れる中、何のこれしきと無謀にもジョギングに出掛けたが、案の定というか30分程走ったら、眩暈がして足が止まってしまった。

 こんな時は緊急避難的に最寄りのスーパーへ駆け込む。店内は冷房が効いているし、休憩コーナーへ行けば冷たいお茶や水がタダで飲める。チョット塩分が不足してると思ったら、漬物の試食品をつまみ食いすれば塩分補給ができる。

 このようにジョギングの休憩場所として有難いスーパーだが、あんまりリピーター化すると店員さんに目を付けられ、「あの汗だくで汚いオジサン、又来てるわよ。」と迷惑&軽蔑の眼を向けられる。

 でも、でも「そんなのカンケーネ。そんなのカンケーネ―。」・・・(海パン芸人、小島よしおの古~いギャグです。)これ位の冷たい視線に耐えられなくてマラソンが走れるかってんだ。これも精神力強化のトレーニングだと思えば、どおっていう事は無い。これから増々暑さきびしくなる折り、今後も利用させて頂きます。

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3日前から手首の痛み、腱鞘炎だろうか。

2019年05月27日 | 日記

 5月27日(月)

 3日前、箱根外輪山のハイキングは楽しかったけれど、実を言うとその時に右手を痛めてしまった。芦ノ湖湖畔の登山口から急坂を登っている時に、右手でストックを地面に突いた瞬間右手首から先に鈍い痛みが走った。

 最初は大した事あるまいと高をくくっていたが、ストックを突く都度に痛みが増してくる。仕方ないので、その後はストックをザックに収めて手ぶらで歩いた。

 温泉にでも浸かれば治るだろうと安易に考えていたが、翌日になっても痛みが引かない。心配になってネットを検索して調べてみたら、、いろんな記事がヒットした。その中の一つ「NHKためしてガッテン」のHPに載っていた「手首の腱鞘炎」が、どうも私の症状に当てはまりそうだ。

 

 ためしてガッテンによる手首の腱鞘炎チェック法

1 親指を曲げる。

2 他の4本の指で親指を軽く握る。

3 親指側を上にした状態で、手首を小指の側に軽く曲げる。

4 手首に強い痛みが出れば、手首の腱鞘炎が起きている可能性があります。

 

  上記のチェック法どおりにやると、我慢できない程ではないが確かに手首が痛くなる。右手は私の利き腕だから、生活の上でも何かと不便だ。食器洗いやお風呂で頭髪を洗ったりしても、つい力が入って「イタタタタッ」となる。

 これ位で痛みを感ずるのだから重いラケットを振り回す何ぞもっての外で、大好きなテニスもしばらく休まざるを得ない。痛みが引くまで静かに暮らします。

 歯の痛みやら手首の痛みやら、齢を取ると身体のアチコチにガタが生じてくる。それに折り合いをつけながら生きて行くのが、年寄りの人生なんでしょうね。

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箱根外輪山、丸岳~金時山登山

2019年05月25日 | 山歩き

 5月24日(金)       天気=晴れ

07:56桃源台駅駐車場→ 08:08箱根湖畔ゴルフ場横登山口→ 08:48~55黒岳分岐→ 09:55長尾峠→ 10:38~41丸岳→ 11:09~23乙女峠→ 11:41長尾山→ 12:20~38金時山→ 13:08~18矢倉沢峠→ 13:41仙石バス停

 

 箱根の山の中で、芦ノ湖より東に位置する金時山~明神ヶ岳~明星ヶ岳の東外輪山や神山~駒ヶ岳の中央火山は既に登っているが、芦ノ湖より西の外輪山は稜線沿いに有料道路の箱根スカイラインが通っている為、山の魅力が感じられず今まで訪れる事が無かった。しかし一度位は歩いてみようと思い、妻と二人で出掛けた。

 圏央道が東名まで繋がった事により埼玉から箱根へのアクセスが格段に良くなった。途中足柄サービスエリアでのんびり朝食を食べても、我家から2時間余で箱根ロープウェーの桃源台駅に着いた。火山警報が2にアップされた為ロープウェーは運休中で、いつもは混み合う駅の無料駐車場はガラガラだった。

 桃源台駅の駐車場

 駐車場から芦ノ湖の北岸沿いの道路を10分ばかり歩いて、箱根湖岸ゴルフ場脇の登山口へ着いた。此処から外輪山の尾根に向かって急登の道が続く。道は笹のトンネルが続き陽射しは遮られるものの、真夏のような暑さと無風のせいで汗が止めどなく迸る。

 登山口近くの芦ノ湖水門

 箱根湖畔ゴルフ場横の登山口

 蒸し暑い急登の道

 登山口から約40分程で外輪山の稜線沿いに続く道に合流した。稜線沿いの道も笹薮で展望は無かったが、緩やかな道に変ったので気分的には楽になった。

 外輪山稜線上の明るい道

 歩いていると笹薮越しの傍を並走する箱根スカイラインを走る車やバイクの騒音や、ドーン、ドーンという雷鳴のような音が聞こえる。雷鳴のような音は富士演習場で発射される自衛隊の大砲の発射音と炸裂音だろう。

 長尾峠手前の草原からの富士山

 草原から丸岳(中央奥の山)と金時山(右端の山)

 そんな騒音を聞いていると、山の上を歩いている気分が削がれてしまう。でもそれを除けば行き交う人は殆ど居らずゆったりアップダウンを繰返す道はそんなに悪くも無い。

 やがて長尾峠に着き左手の道路上にレストハウスが見えたけれど、登山道からそちら側へ向かう道が無く、歩いているうちに通り過ぎてしまった。長尾峠から丸岳に向かって緩やかに登って行く。

 長尾峠の箱根スカイライン駐車場への分岐

 丸岳への登りから芦ノ湖方面

 途中に展望台があって、富士山と芦ノ湖の眺めが良いと看板に記されていたが、周囲の樹木が育ち過ぎたせいか、それ程の展望では無かった。丸岳(1150m)の山頂にはベンチとテーブルがあり、芦ノ湖方面の展望が良かった。山頂のすぐ横には巨大な電波塔が建っているが、ヤブに隔てられそこへ行く道は無かった。

 丸岳山頂の電波塔が見えてきた。

 丸岳山頂

 山頂から芦ノ湖方面

 山頂の電波塔と富士山

 丸岳から乙女峠に向かって緩やかに降って行く。樹林帯の新緑が美しく心地よい道だ。丸岳から30分程で朽ち果てた茶屋跡が残る乙女峠に着いた。この辺りから俄然登山者の数が増えてきた。その多くは金時山に向かっている。

 乙女峠の看板と富士山

 乙女峠から金時山へは約1時間程の道程だが意外とアップダウンがある。行き交う人は多く、学校登山の小学生達や外国人グループなど色とりどりで賑わっている。

 金時山へ向かう岩場の道

 急坂を登って行くと賑やかな人声が聞こえ、金時山(1212m)の山頂に着いた。強い陽射しの下何処かで休みたかったが、あまりに多くの登山者で休憩場所が見つからず、仕方なく2軒ある山頂の茶屋の一つでアイスキャンデーを買い、茶屋の中で休憩した。

 金時山山頂

 山頂から大湧谷(左端の噴煙上げる谷)と芦ノ湖

 山頂で長居をする気分にもなれず、アイスキャンデーを食べ終えると仙石原に向かって早々に下山を始める。こちら側の道も登山者が多く次から次とすれ違う。山頂から30分程で明星ヶ岳への道が分岐する矢倉沢峠に着いた。峠で一息入れた後、仙石原に向かって樹林帯の道をジグザグに降って行く。

 山頂から仙石原へ降る道

 登山道沿いの巨大な溶岩石

 矢倉沢峠から金時山方面

 20年以上昔の話だが、正月明けの1月に山の会の仲間達で年中行事のように箱根の明星ヶ岳や明神ヶ岳を登って、よくこの道を降っていた。あの時一緒に歩いたHさんやTさん、S子さんはもうあの世へ旅立ってしまったし、F夫妻が連れて来ていた幼い子供達は立派な社会人になった。そんな人達の事を懐かしく思い起しながら降った。

 登山道をジグザグにしばらく降って行くと眼下にカラフルな屋根が見え、やがて別荘地帯の車道となり、御殿場から小田原に抜ける国道138号に降り立った。仙石原のバス停へ着くと、桃源台行きのバスが間もなく来ると時刻表に書いてあった。

 仙石原のバス停

 ところがバスは中々やって来ない。20分程遅れてようやく到着したバスは超満員で「平日なのにこの混雑は一体何?」とビックリした。乗客の殆どは外国人でしかも大荷物、これじゃ乗り降りが大変でバスも遅れるはずだ。箱根の観光人気の凄さには驚かされた。

 バスに乗車して14時半過ぎに桃源台駅へ戻って来た。今朝方とはうって変わり、此処も多くの観光客で賑わっている。ロープウェーは運休中だが、芦ノ湖の遊覧船に乗る人が多いようだ。

 車に乗ると喧騒から逃れるように箱根を出発、乙女トンネルを抜けて御殿場市の御殿場温泉会館へ向かった。此処は公営の日帰り温泉で、大人500円とリーズナブルな料金(私が温泉を選択する時は、料金の安さが第1優先です。)と、風呂から眺める雄大な富士山の展望が魅力だ。箱根と違い入浴客も少なくて、お風呂に浸かってノンビリ寛ぐ事ができた。

 御殿場市の日帰り温泉「御殿場温泉会館」

 今日のハイキングコースはそんなにハードな道では無かったが、慣れぬ暑さが意外に堪えた。でも箱根の大展望を眺めつつの山歩きは、十分に満足できるものだった。今度はもっと涼しい時期に、残る箱根の西外輪山を歩いてみたいと思います。

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登山用ストックを購入、これが最後の愛用品?

2019年05月23日 | 日記

 5月23日(木)

 今まで使っていた登山用のストックが使い難くなってきた。経年劣化のせいかネジが緩くなり、強い負荷を掛けると時々シャフトがスッと縮んでしまうようになった。危険な岩場など通過する時に突然ストックが縮んだら、転倒・転落の原因にもなりかねないから、安全の為に今日新しいストックを買いにスポーツ用品店へ出掛けた。

 私が若い時代の頃は、ストックは年寄りが使う物と馬鹿にして、例え重いザックを背負っていてもストックを使う者はあまりいなかった。それが時代の流れと共にその有効性が認められ、今では登山の必携品となっている。

 私がストックを使い始めたのは、腰痛悪化の兆しが見え始めた十数年前頃からだ。それ以来ストックは、欠かせぬ装備品の一つとなっている。最初に買ったのと2番目のストックは何処かの山へ置き忘れ、それに懲りて3番目のストックは失くさぬよう大事に使ったので長らく愛用したが、冒頭に書いたようにネジの緩みで使用に耐え難くなってきた。

 今回買った4番目は前回と同様規格のモンベル製軽量ストックで、価格は税込みで約4500円だった。写真で見ると古いストックは表面の塗装は殆ど剥がれ、如何に頻繁に使ったか一目瞭然で判ります。

 紛失せぬ限り、多分今日買ったストックが私の最後の愛用品となるでしょう。これも塗装が殆ど剥がれるまでトコトン使ってあげて、最後は私の遺品となって私のお棺の中へ一緒に収められるかも知れませんね。(アッでも燃えないゴミだから駄目かな。)

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首の骨をポキッと鳴らす癖は、実はとても危険です。

2019年05月22日 | 日記

 5月22日(水)

 「人間無くて七癖」何てよく言われるが、私にも奇妙な癖が幾つかある。その中の一つが、「首の骨(それとも関節か?)をポキッと鳴らす事です。これはもう随分若い頃からのもので、つい無意識のうちに首を曲げ「ポキッ」という音がすると、首や肩のしこりが取れたような心地よい気分になるのです。

 ネットによれば、首の骨には、頸椎関節という関節が多数あるそうで、その一つ一つには潤滑油の役目を果たす髄液が満たされています。首を動かす事により髄液の中に気泡が発生し、それが弾けた時に、「ポキッ」という音が発生するのだそうです。

 先日ネットのヤフーニュースを見ていたら、「首の骨をポキッと鳴らしただけで、半身不随となって入院した男性」という衝撃の記事が載っていた。首をポキッと鳴らす癖、実はとても危険な行為なんだそうです。

 どのように危険なのかというと、髄液の気泡が弾ける時の衝撃力は瞬間的に1トンにも達するそうです。首の中には脊髄や神経、血管など身体の中枢を司る大事な器官が通っていますが、その衝撃力が大事な神経や血管等を傷つけ最悪の場合は身体の麻痺へ繋がるという事何です。

 このニュースを知ってからチョット恐ろしくなり、それ以降は極力首の骨を鳴らす癖は止めようと気をつけています。でも無意識のうちに、つい「ポキッ」とやってしまうんですネ。その都度ビクッとするんですが、何十年来の癖は中々直るものではありません。

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10年使って携帯カメラの便利な機能に初めて気がついた。

2019年05月20日 | 日記

 5月20日(月)

 古いガラ携からおニューの4G携帯に買換えて、早や3箇月近く経った。でも使い方は昔とちっとも変わらず、時々通話やメール、ブログ用の写真を撮るくらいだ。

 Wi―FiやLINEなどの新たなアプリを使う事も殆ど無く、これじゃあ4G携帯を買った意味が無いなあと自分でも思う。そんな折り、先日出掛けた信州旅行の際に携帯のカメラに凄く便利な機能がある事が判った。それがどんな機能なのか、クドクド書くのは面倒くさいので下記の写真にて説明します。

 まず写真1をご覧あれ。本体上部にある丸い操作ボタンの上を押せばカメラ画像の倍率が大きくなり、下を押せば小さくなる。(所謂ズーム機能です。)又右のボタンを押せば画像が明るくなり、左を押せば暗くなる。(明度調整機能です。)

 写真1

 次に写真2をご覧あれ。ディスプレー左下のメニューボタンを押すと、シーンと項目があり、それを押すと状況に応じた様々な撮影シーンが選択できる。これらの機能を活用すると写真の出来栄えが随分良くなった。

 写真2

 「さすが4G携帯は違うワイ」と感心したのだが、我家へ戻り、念の為古いガラ携のカメラ機能をチェックしてみると、殆ど同等の機能がちゃんと備わっているではないか。

 10年前から携帯を使い続けていながら、こんな便利な機能がある事を今頃になって初めて気付いた。今まで撮ったピンボケ写真は一体何だったんだ。己の化石頭が嘆かわしくて思わずタメ息が出た。

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日本三百名山回顧№64、福島・栃木県境、荒海山(3百名山)

2019年05月18日 | 三百名山回顧

 平成2年6月17日(日)  天気=晴れ

 雨後の雨垂れのようにポツポツと続く私の「日本三百名山回顧」ですが、今回は南会津の荒海山です。標高1500m余の小粒で奥深いこの山へ登ったのは今から30年近くも昔の話です。昨日の事さへおぼろげなのに、30年前の事など殆ど忘却の彼方ですが、思い起こしてみましょう。

 この頃は練馬区のアパートに住んで居てマイカーを持っていなかったから、多分東武電車と野岩鉄道を乗り継いで出掛けたはずです。一日目の夜は、会津高原駅近くの旅館に泊まりました。土建工事関係の業者さんが大勢同宿して賑やかだった事を覚えています。

 翌朝は朝食後に、旅館人が荒海山登山口まで送ってくれました。登山口は旧八総鉱山跡地で荒海川沿いの荒れた林道を30分程遡り、そこから稜線に向けて急登の道になります。

 荒海川沿いの道から荒海山?

 稜線に達すると樹林帯の尾根を幾度かアップダウンを繰り返しながら山頂へ向かう。この辺りシャクナゲの群生地とガイドブックにあるが、その記憶は残っていない。やがて辿り着いた荒海山(1581m)の山頂からは、奥日光連山や那須の高原山等が望まれました。

 山頂直下の笹原

 荒海山山頂

 山頂から奥日光連山

 山頂から高原山方面

 

 下山の道は往路を忠実に降り、多分旅館の車が登山口へ迎えに来てくれたと思うんですが、そこんとこも記憶が曖昧です。でも初夏の好天に恵まれて楽しい登山であった事は間違いないと思います。

 尚、我々が歩いたコースは荒海川沿いの道が水害で流失して通行不能となっており、現在は戸坪沢からの道(青線のコース)で 登られているようです。甲斐の武田節では「動かざる事山の如し」と謳われてますが、大自然の猛威の前では山は刻々と変化していくものです。

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安倍首相が唱える「働き方改革」の裏の声

2019年05月16日 | 日記

 5月16日(木)

 先日テレビを観ていたら、安倍首相が「働き方改革」の実現を力強く宣言しておられました。首相官邸のHPを閲覧すると働き方改革とは、「一億総活躍社会実現に向けた最大のチャレンジ。多様な働き方を可能とするとともに、中間層の厚みを増しつつ、格差の固定化を回避し、成長と分配の好循環を実現するため、働く人の立場・視点で取り組んでいきます。」と書かれています。

 これを読めば一見明るい未来の実現を謳っているようですが、私には政府の本音というか裏音声が洩れ聞こえてくるような気がします。それはどんな内容か・・・

 「これからの時代、今までみたいな年金を払う財源の余裕なんかほんなこつありゃせんたい。ほやけん動ける者はみ~んな働いてもらわにゃならんばい。

 年寄りも悠悠自適なんかとんでも無か。ヨイヨイになる寸前まで働いてもらわんと国の財政が持ちゃせんたい。働いて、働いて、働き抜いて、遊びたいとか、休みたいとか、そんな事おまえ。いっぺんでも思うてみろ、そん時ゃ、そん時ゃ、テツヤ死ね。それが人間ぞ。それが男ぞ。・・・・」

 ・・・アッスミマセン。途中から武田鉄矢の「母に捧げるバラード」の歌詞になっちゃった。でもこんな感じの内容でありました。安倍首相の出身地である長州弁で再現したつもりですが、イントネーションや語彙に誤りがあったらお許しください。

 こんな世の中になっちゃうと、心配な点が幾つかあります。一つは私みたいに活躍なんか全~然したくない人間の肩身が狭くなるのではという事。、もう一つは、こんな日本に嫌気が差して有能な若者が海外へ逃げ出してしまうのではという危機感。二つ目の心配事が現実になれば、日本の未来にとって深刻な問題です。

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燕岳登山を終えて信州観光巡り

2019年05月15日 | 旅行

5月11日(土)~12日(日)

 

 寄る年波のせいか最近は登山ばかりじゃ疲れて身体がもたない。そこで今回の旅は、燕岳登山の後に信濃路をドライブして観光名所を訪れたので、チョコット写真でご紹介します。

 安曇野市の有明山神社(有明山山頂が奥社で、パワースポットとして注目される「開運・招福の石」がある。

 安曇野市の山麓道路沿いにある和食の店「きこり亭」

 きこり亭ランチ「きこり定食」は¥1200円、地産地消の郷土料理でお勧めです。

 安曇野市の田淵行男記念館「田淵行男は昭和初期に活躍した山岳写真家で高山蝶の研究家

 休暇村乗鞍高原に向かう山岳道路を仰ぐ乗鞍岳

 乗鞍高原の牛溜池から仰ぐ乗鞍岳

 牛溜池周辺に咲いていた水芭蕉

 三本槍駐車場ゲート(一般車ここまで、山スキーヤーや登山者が100人ほど位ケ原山荘へ向かうシャトルバスを待っていた。)

 休暇村乗鞍高原の裏庭に咲いてたフキノトウ(こっそり採って翌日我家の夕食になった。)

 乗鞍高原自然保護センター(乗鞍岳の自然を紹介、無料で見学できる。)

 乗鞍高原、善五郎の滝(駐車場から15分ほどの距離にある。)

 上高地や乗鞍へ行く時はいつも立寄る松本市の道の駅「風穴の里」

 筑北村から青木村へ抜ける県道12号沿いにある蕎麦処「さかい」(此処の蕎麦は安くて美味い。)

 

 

 

 

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北ア、燕岳登山(詳細)

2019年05月13日 | 山歩き

5月10日(金)       天気=晴れ

06:30登山口第1駐車場→ 06:43燕岳登山口→ 07:29第1ベンチ→ 08:04第2ベンチ→ 08:53~09:05第3ベンチ→ 09:49富士見ベンチ→ 10:24~37合戦小屋→ 10:56合戦ノ頭→ 12:00~14燕山荘→ 12:51~57燕岳→ 13:25燕山荘

 

 「たまには妻にも雪山登山を体験させてあげたい。」そんな思い遣りで計画した燕岳登山だったが、「登山靴が合わない。」何てボヤキながらも追いてきたので妻もそれ程有難迷惑では無かったようだ。

 前日午後に我家を出発し、昨夜は長野道の梓川サービスエリアで車中泊した。此処には24時間営業のコンビニやフードコートも有り快適な車中泊場所だったが、トラックのエンジン音が若干煩かった。

 今朝はコンビニ弁当の朝食を済ました後、登山口の中房温泉へ向け車を走らせた。AM6時過ぎに登山口の第1駐車場に着いた。休日にはすぐ満車となる駐車場だが、平日の今朝は15台程の車が駐車していた。

 登山口第1駐車場

 準備を終えると此処から歩き始める。10分程車道を遡ると燕岳の登山口に着く。登山計画書を受付のポストに投函し、登山口を出発する。燕岳へ向かう合戦尾根の登山道は、最初から急登のつづら折りが続く。

 燕岳登山口

 今日は夏山のような暖かさで、すぐに上着を脱いで長袖シャツ1枚になり登って行く。第1ベンチには登山口から45分程で着いた。此処にはコース唯一の貴重な水場がある。

 第1ベンチ

 第1ベンチを過ぎた辺りからボチボチ残雪が現れ、雪道に変り始めたが、アイゼンを付けなくて問題ない。燕山荘の荷物用ケーブルの架線を潜ると、その上が第2ベンチでしばらく緩やかな尾根を進む。

 第2ベンチ

 緩やかな尾根が急登に変った頃から完全な雪道となったので、アイゼンを装着する。この辺りから合戦小屋までは急登の連続で、合戦尾根コース頑張りどころだ。久し振りの慣れぬ雪道に妻の足取りも重い。

 第3ベンチを過ぎ、何度もジグザグを繰り返し、やっと富士見ベンチに着く。此処から富士山が望めるはずだが、春霞の青空なので富士山を望む事はできなかった。

 富士見ベンチ(ベンチは雪の中)

 富士見ベンチを過ぎてもしばらく急登だったが、やがて緩やかな道となり、合戦小屋に着いた。小屋は営業して無かったが、従業員の人が建物の廻りで一生懸命除雪に励んでいた。

 合戦小屋手前付近

 合戦小屋

 小屋の前のベンチで長めの休憩を取った後、出発する。急な雪面を20分程登ると合戦尾根ノ頭(2488m)で、此処から燕山荘の建つ稜線まで壮快な雪尾根を登って行く。

 合戦ノ頭付近(背後の山は有明山)

 合戦ノ頭から燕山荘へ続く雪尾根

 雪尾根の道は素晴らしい眺めで気分は良いのだが、足取りが重く頭上の燕山荘が中々近づかない。やっと山荘直下に達すると「樹木を痛めるのでアイゼンを外して下さい。」と標識に書かれており、指示に従ってアイゼンを外し急な階段を登って、12時丁度に燕山荘へ到着した。

 燕山荘が中々近づかない。

 燕山荘のベンチから燕岳

 さっそく山荘の受付で宿泊の手続きを済ませた後、余分な荷物を此処に残し燕岳へ向かう。燕山荘~燕岳間の道にはもう殆ど雪は無く、アイゼンは必要ない。花崗岩石の点在する道を縫うように進んで、山頂へ向かって登って行く。

 燕岳へ向かう。

 登山道から燕山荘方面を振り返る。

 燕岳山頂手前

 山頂の直下まで達した時、妻が「私疲れたから此処で待ってる。」と言って座り込んだ。「もう少しで山頂なのに」と思ったが、無理強いしても可哀そうなので、この先は私一人で登って行き、誰も居ない燕岳(2763m)の山頂へ着いた。

 燕岳山頂

 この山頂には今まで10回位は登っているだろう。しかし何度眺めても素晴らしい眺望に見飽きる事は無く、いつも感動する。下で妻が待っているのであまり余韻に浸ってもおれず、写真を撮り終えると早々に山頂を後にする。

 山頂から槍ヶ岳方面

 山頂から西の鷲羽岳方面

 山頂から燕山荘、大天井岳方面

 登山道沿いのメガネ岩

 同上、イルカ岩と奥に槍ヶ岳

 午後1時半頃燕山荘へ戻り、部屋へ案内される。一泊2食で¥10,300円と燕山荘の料金は昔に比べると随分高くなったが、でもそれ以上快適な山小屋に変った。特に燕山荘は評判が高く、日本の山小屋の快適さでは日本屈指だと思う。

 夕食までの午後は談話室でビールを飲みながら景色を眺めたり山の本を読んだりして至福の一時を過ごす。調子に乗ってビールを2杯立て続けに飲んだら頭が痛くなってきた。此処が標高の高い場所だというのを忘れていたのだ。

 早めの夕食を終え、外で夕焼けを眺めていると、小屋の人が「そこに雷鳥がいますよ。」と教えてくれた。教えられた場所を見ると、ツガイの雷鳥が夕日を浴びて佇んでいた。身を纏う羽根は白から黒へと変わりつつあるようだ。

 夕日に佇む雷鳥のつがい

 鷲羽岳方面に沈む夕日

 陽が沈むと部屋へ戻り早めに就寝する。我々の部屋は妻と私だけのスペースだったので個室みたいに快適で、気持ちよく眠る事ができた。

 

 

 

5月11日(土)       天気=晴れ

06:38燕山荘→ 07:30~08:00合戦小屋→ 08:19富士見ベンチ→ 08:39~54第3ベンチ→ 09:26第2ベンチ→ 09:48~55第1ベンチ→ 10:23登山口→ 10:30登山口駐車場

 

 朝5時前には陽が差し始め、起床する。朝食前に外へ出ると安曇野の里の奥から鮮やかな朝日が昇った。5時半から朝食を頂く。燕山荘は食事も良く、特にご飯はふっくら炊きあがってとても美味しかった。

 安曇野の空に朝陽が昇る。

 朝陽を浴びる燕岳

 同上、槍ヶ岳

 同上、水晶岳方面

 食事を終え6時半過ぎに山荘を出て下山を開始する。登りに比べれば降りは楽で、山荘から1時間足らずで合戦小屋に着いた。陽射しが暖かく気持ちが良いので、コンロでお湯を沸しコーヒーブレイクとする。

 出発前に山荘の前で

 登山者でにぎわう合戦小屋のベンチ

 我々が休んでいる間にも次から次と登山者が登って来る。今日の燕山荘は大勢の人で賑わいそうだ。30分程で休憩を終え合戦尾根を降って行く。ノンビリ歩いたつもりでも降りは早く合戦小屋から約2時間半で登山口へ戻って来た。

 登山口へ到着

 第1駐車場は満車状態

 北アルプスの雪山入門コースとして燕岳の人気は高く、今日の降りだけでも100人近くの人とすれ違ったのではないだろうか。合戦尾根の登山道は決して楽ではないけれど、半日で絶景の山頂へ達する事ができ、しかも山頂近くには快適な燕山荘がある。これが燕岳の魅力で、我々も今回その魅力を充分に堪能させてもらいました。

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燕岳登山二日目

2019年05月11日 | 山歩き

 5月11日(土)      天気=晴れ

 美ヶ原の方向から鮮やかな朝陽が昇り、今日も北アルプスは良い天気です。
燕山荘で朝食の後、合戦尾根を下山する。燕岳の人気は高く、次から次と登山者が登ってくる。
十時半に登山口の駐車場へ戻って来た。時間が早かったので、安曇野の観光巡りをした後で、予約していた休暇村乗鞍高原ホテルへ向かう。
 この宿には去年も泊まったが、その時は雨模様の天気でなにも見えなかったけれど、今日は残雪の乗鞍岳が輝いて見えました。若い頃なら明日は乗鞍岳を登ろうと思うところですが、70歳過ぎた年寄りにはもうそんな元気は無く、明日は信州の観光巡りなどした後、我が家へ戻る予定です。

 休暇村乗鞍高原から見た乗鞍岳

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北 ア、燕岳登山

2019年05月10日 | 山歩き

 5月10日(金)       天気=晴れ

 怒涛の十連休が終わり、さあ年寄りの出番とばかり、北アルプスの燕岳登山へやって来ました。
今日は絶好の春山日和で、山頂からは北アルプスの眺めが絶景でした。
何度も登った燕岳ですが、幾ら登っても飽きる事は無く登る都度に新たな魅力を感じさせてくれます。

 今は山頂から戻って燕山荘の喫茶室で生ビールを飲みながら、山々を眺めて至福の気分を味わっています。
尚登山の詳細については後日ブログに掲載します。

燕岳山頂から北燕岳(中央手前の山)、立山、剣岳方面(中央奥の山)

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いよいよ歯抜けジジィデビューなるか。

2019年05月08日 | 日記

 5月8日(水)

 あまり誇れるものが無いから、「テキトーな歯磨きが、私の歯を丈夫にした」何てつまらぬ事をブログで自慢した私だが、その自慢の歯が最近又もズキズキと痛み始めた。

 去年の秋以来久し振りに馴染みの歯医者さんへ行くと、「前回ヒビが入っていると思われた右上の奥歯が明らかに奥の方まで割れていますね。これでは抜いてしまった方が良いでしょう。」という診断だった。

 その結果次回の通院時に抜歯する事となり、取りあえず応急処置をしただけで治療を終えた。「いよいよ自前の歯が抜けてしまうのか。」と意気消沈しながら我が家へ戻った。

 覚悟はしていたけどやっぱり「歯抜けジジィ」は嫌だ。幸いにして応急処置をした歯は、その後痛みが収まっている。「今のところ痛みが無いので、もうしばらく様子を見たいんですが」と再び歯科医院へ電話を掛けた。「悪化する事もあるから、本当は抜いてしまった方がいいと思うんですけどね。」と言いつつも歯医者は渋々了解してくれた。

 そんな事情で往生際悪く自前の歯をキープしている私ですが、この次症状が出たらジ・エンドいよいよ歯抜けジジィになってしまうだろう。何だか哀しいデビューだなあ。

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お出でませ。奥武蔵の小京都?「小川町」へ

2019年05月06日 | お出掛け

 5月5日(日)

 大型10連休もいよいよ終盤となりました。と言っても毎日ホリデーの年寄にゃ関わりのネー事なんですけどね。今日は爽やかなビューティフルサンデーだったので、家に居るのも勿体ない。我が家から車で30分程の小川町へドライブがてら出掛けてみた。

 小川町は周囲を山に囲まれた自然豊かな街で、街中には蔵造りの家々や昔からの酒造元があったりします。「奥武蔵の小京都」位にハッタリかまして宣伝すれば、もっと観光客を呼べるのにと思うんですが、地元の人は奥ゆかしいのかそれとも町役場にヤル気が無いのか普段はヒッソリと佇む静かな街です。

 でも連休中の今日は流石に人出が多く、最初に訪れた青雲酒造の直営食事処「玉井屋」では1時間近く待たされた。此処のランチメニューは下のランクから「花御膳¥1080円」、「月御膳¥1620円」、「雪御膳¥2160円」の3種類、我々は月御膳を注文したが、下記写真の如くボリュームたっぷりで食べ応えがあります。

 小川町の青雲酒蔵

 月御膳のメニュー(主菜は豚肉or鮭の粕漬けを選択できます。)

 デザートの生クリームのムースも美味。

 お浸しや煮物等の前菜は大皿に盛ってあり食べ放題、これが美味しくて車で無ければビールのツマミに出来たのにと残念でした。此処には食事処の他、酒蔵施設の見学や日本酒の販売コーナーなども有ります。食事を終えた後、奥武蔵の名峰「笠山」の山麓に在る東秩父村の「道の駅和紙の里ひがしちちぶ」に向かう。

 道の駅でペルー人による民族音楽の演奏中

 道の駅内のフードコート

 美しい日本庭園

 ここは数年前にリニューアルされたばかりで、今日は多くの行楽客で賑わっておりました。道の駅内には食事コーナーや農産物直販所の他、蕎麦やウドン打ち&手漉き和紙の体験コーナーなどがあり、施設内の日本庭園もインスタ映えがして見所の多い観光スポットです。

 映画「翔んで埼玉」を観て以降、俄然埼玉愛に燃えている私なんですが、これからも埼玉の素晴らしいスポットを発信し、埼玉の魅力度ランキング向上に微力ながらも尽くしていきたい所存です。

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