Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

パウダースノーを滑ってきました。

2012年01月28日 | 旅行

 平成24年1月28日
 年を取ると限り無く嫌な事ばかりの日々ですが、時には良い事もありますよ。昨日妻と群馬の武尊オグナスキー場へ行って来ましたが、チケット窓口でジャガイモみたいな雰囲気のおネーちゃんに免許証を提示して「シニア1日券2枚」と言ったら、おネーちゃんが「ご夫婦で百歳以上割引がありますよ。」・・「エッそれ幾らなの。?」・・「お二人で3千円です。」・・「それを早く言ってよ。もうこれからスキーは此処だけしか来ないよ。」何て嬉しさの余り口走ってしまうほどでした。一人1500円は今迄でベスト、ザ、チープのリフト代でした。それにしても今スキー場は空いてますねェー。昨日も午前中に小学生のチビッ子団体が帰ってしまうと、閑散としてスキー客よりスキー場従業員の方が多いくらいです。時折吹雪く生憎の天気でしたが、のんびりゆったりパウダースノーを楽しめました。毎年のように訪れて、このスキー場はお気に入りなんですが、潰れてしまうのではないかと密かに心配になる程です。


華麗?な滑降

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首都直下型地震4年以内に70%の確率

2012年01月24日 | 日記

 平成24年1月24日
 「M7級の首都直下型地震が起きる確立は4年以内に70%」東大地震研が発表したこの報道には驚かされました。これをぶっちゃけて言うと「近々東京に大地震が、まあ確実に起こります。そして死者1万人以上、損害額120兆円と甚大なる被害が予想されます。」これは日本国の存亡に係わる大災害が現実実を帯びてきたという事で、小心者の私は気の滅入るような思いです。なのに今朝の朝刊にその記事は無く、トップニュースは「錦織圭が全豪テニスでベストエイト進出。」これも嬉しいけれど、「国家の存亡とどっちが大事なんだ。」と世間の無関心を私は危惧しております。去年東北大震災の翌月、まだ余震が絶え間なく続き、原発がどうなるか判らぬ頃、私は高尾山を訪れました。山頂展望台からの眺めは、横浜のランドマークタワーから東京スカイツリーまで全て一望出来、首都圏が以外に狭いエリアと感じ、そこが全て火の海と化し日本が消滅する予感に怯えた事が思い出されます。あの時の恐怖が再び甦り、今日の雪景色と相まって、一段と寒々しい思いが私の心に募ります。

 

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北京故宮博物院展を観て来ました。

2012年01月21日 | 日記

  平成24年1月21日
 今、国立博物館で開催されている「北京故宮博物院200選」は、今朝の朝刊で入場者が10万人を突破したとの報道、実は我々夫婦も新聞販売店からチケットを入手したので昨日行って来ました。AM10時過ぎに上野の博物館に着いたのですが、平日にも係わらず、長蛇の列、館内に入るまで1時間待ちです。氷雨降る中、傘を持つ手がブルブル震えます。寒さを耐え忍んでやっと館内に入ったら、目玉展示品の「清明上河図」は何と4時間待ちの列というので、それは諦め他の展示物を観て巡ったのですが、そこもラッシュアワーのような状況です。約3時間程の鑑賞でグッタリ人混みに疲れました。途中互いに所在不明となったりして妻も不機嫌そうです。もう一箇所チケットを入手していたので、混雑から逃れるようにそちらへ向いました。六本木ヒルズ、森タワー52階のギャラリーで開催されている浮世絵師「歌川国芳」没後150年展です。こちらはほどほどの人出で落着いて鑑賞出来ました。江戸後期の浮世絵なので、現代のアニメや漫画にも通ずるものがあって、けっこう楽しめました。アッそれで観終えた感想なんですけど、北京故宮博物院展の方も面白かったですよ。でも・・・・疲れた。・・・・寒かった。

 


北京故宮博物院展に並ぶ入場者の列

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デジカメ動画が楽しくなりました。

2012年01月18日 | 日記

 平成24年1月18日
 最近、自分専用のデジカメを買った妻は、動画に凝っています。「どうせ撮ってもそんなに観る訳でなし、パソコンの保存容量が減るだけだ。」と私は動画に興味は無かったのですが、撮った映像をパソコン画面に再生してみるとけっこう面白い。昨日も群馬のサエラリゾートスキー場へ出掛けたので、互いに滑る姿を収録し、帰宅後さっそく鑑賞してみました。パソコン画面には華麗とは程遠いフォームで滑降する己が映し出され、思わず眼を塞ぎたくなりました。私が若かりし頃に動画を撮るツールと言えば8ミリ映写機しかなく、それも高価だったので一般大衆には縁遠いものでした。それが今は、ポピュラーな価格で買えるこの手のひらサイズカメラで出来るのですから技術の進歩は凄いものです。
 技術の進歩と言えば、私が小さかった頃貧乏だった我家の電気製品といえば、ラジオ、アイロン、電灯くらいしかありませんでした。小学校1年生坊主頃の私が、現在の我家を見たら桃源郷だと驚愕するでしょう。現代技術の恩恵を浴する時代に生きる幸運に何ら喜びを感じず、それを当然の如く思い、なお且つ不平不満ばかり募らせて幸福度を低下させている我々日本人は、傲慢と言うべきなのか、それとも可哀想な人々なのでしょうかネェー。

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秩父、尾の内渓谷の氷柱見物

2012年01月16日 | 旅行

 平成24年1月16日

 「秩父、尾の内渓谷の氷を見に行かないかい。」と山仲間のS氏に誘われ、昨日見物に行ってきました。私は全く知らなかったが、尾の内渓谷の氷柱は、けっこう有名らしく両神山の懐にある現地は休日のせいもあって、かなりの賑わいでした。尾の内沢に架かる吊り橋から見える滝の流水が凍りついて氷柱となっているのですが、氷の大部分は人為的に放水して造りあげた様子で、不自然と言うかアザトイと言うか、現地の人が一生懸命造ったものをけなすのは何ですが、冬山登山で素晴らしい氷の造形美を眼にしている私には一寸白けるものでした。でも山の会の先輩で久し振りに再会したN氏、時折登山を共にするS氏そして妻と一緒4人の秩父路半日ドライブは、道中和気あいあいでとても楽しい一時でした。「もう年だから」とボヤキながらも私に付き合ってくれる元気な先輩に、感謝感謝の思いです。

 

 

 

 

 

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雪山用登山靴のボヤキ

2012年01月12日 | 日記

 平成24年1月12日
 今年の初登山、奥秩父の名峰、金峰山を登って来ました。今年のように西高東低の冬型気圧配置が強い時は、裏日本が豪雪なのに表日本はカラカラの乾燥した晴天が続きます。表日本に位置する奥秩父の山も、当然降雪量が減少する事になります。実際に登り始めたら予想以上に雪が少なくて、携行した雪山装備のワカンやアイゼンはお荷物になるだけ、ちっとも冬山らしくない金峰山でした。でも山頂からたった一人眺める絶景には感動もので、今年は良い事があるのではとポジティブな思いになりました。ほど良い疲れで登山口に戻った時、「別に俺でなくても軽登山靴で充分だったじゃないか。」と最近買ったばかりの雪山用登山靴のボヤく声が聞こえてきました。

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今年の初登山は奥秩父、金峰山

2012年01月11日 | 山歩き

110(火)   天気=晴れ

 



07:25瑞牆山荘登山口駐車場 08:03~06富士見平 08:50~52大日小屋 09:34八丁平分岐 10:30砂払いの頭 11:03~11:51金峰山頂 12:29砂払いの頭 13:15八丁平分岐 13:42~46大日小屋 14:29~31富士見平 14:56瑞牆山荘登山口駐車場

 



 年明け早々目指した甲斐駒ヶ岳を悪天の為断念したので、何処か登りたい症候群が昂じてきた。雪の少ない奥秩父の山なら容易に登れるだろうと名峰、金峰山へ出掛けた。
 未明に我家を出発し、圏央道~中央道を経由して須玉ICで高速を降りると、奥秩父の山波に向けて車を走らせる。途中通過する増富温泉は以前より何となく寂れた様相だ。ラジウム温泉として名高い事が放射能汚染が騒がれる昨今、災いとなっているのだろうか。
 温泉街を過ぎると、所々凍結した雪道に変ってきた。スリップに注意しながら慎重にハンドルを握り登山口のある瑞牆山荘に着いた。山荘から少し離れた無料駐車場に車を停める。他に3台程駐車しており、青い服装の男性が単独で出発するところだった 。この辺りで標高約1500m程だが、残雪がパラパラあるだけで雪は殆んど見当たらない。気温はー10度、でも風が無いから、そんなに寒いとは感じない。
 準備を終えると日帰り装備を背に出発する。乾燥した大気の中、落葉した林間の道は冬というより晩秋の佇まい。広々した台地に山小屋とキャンプ地がある富士見平には40分程で着いた。ここから瑞牆山への道が分岐している。 

 富士見平付近

山小屋からは物音一つしないが、「営業中」と札が掛かっているから管理人はいるのだろう。富士見平を越えた辺りからようやく雪道に変り始めた。飯森山(2116m)の山腹を巻くように進むと前方上部に大日岩の丸い岩峰が見えた。登山道の50m下には大日小屋の建物が雪を被ってシンと静まりかえっている。 

大日小屋

 大日小屋手前で青い服装の男性に追いついた。国民新党の亀井静さんをもっと善人顔にしたような風貌の男性だった。大日岩の下辺りまで相前後して進む。大日岩下の展望の効く所で一緒に休憩したが、話し方も亀井さんとは大違いで優しげな人だった。休憩中の彼を残して私はアイゼンを装着してお先に出発する。
 真っ白な大日岩の岩壁下を通って達した稜線が八丁平の分岐(2201m)、左に行けば小川山への道、右折して稜線沿いに金峰山へと向う。

  大日岩(下山時)

 相変わらず雪は少ない。傾斜が強まるにつれ岩がゴロゴロした道に変り、アイゼンを装着した方が歩き難い気がして登山靴から外す。若干滑り易くなったが、この方が快適に歩いて行ける。 小さな岩峰の砂払いの頭(2317m)に着くと森林限界を越え一挙に視界が開いた。富士山や南アルプス、中央アルプス、御嶽山、八ヶ岳&浅間山等の名山が揃い踏みの展望が拡がる。目指す金峰の山頂も五丈岩を従えて姿を現した。 

 砂払いの頭から金峰山頂

 右に甲府盆地、左に八ヶ岳を指呼できる尾根沿いの道を逐々と登って行く。山頂まで遠くは無さそうなのに中々近づかない。まるで巨大な石の座仏像のような五丈岩の根元を通って11時23分金峰山(2595m)に到着した。
 遮るもののない山頂からの眺めは、砂払いの頭の展望を遥かに凌駕して素晴らしいの一言。今年の初登山、取りあえずピークを踏む事ができた。冬にしては風も弱く穏やかな日差しの山頂で、コーヒーを飲みながら四周の大展望を堪能する。充実した一時、日本人に生まれて良かったな。と思える瞬間です。 

金峰山頂

金峰山頂から富士山

金峰山頂から五丈岩と南アルプス方面

 

金峰山頂から八ヶ岳方面 

 

 若かりし頃の2月に訪れて以来、2度目の冬の金峰山、前回は五丈岩のテッペンにも攀じ登ったが、今日はそんな元気も無く、おとなしく山頂を後に来た道を降る。砂払いの頭の手前で青い服の男性とお互いエールを交してすれ違う。アイゼン無しの下山は、滑りやすくて難渋するかと思ったがそれ程でもなく、滑りそうな箇所だけ手足をフルに使って慎重に降った。
 疲れの溜り始めた身体に下山の道は少々長く感じる。毒にも薬にもならぬ思いを脳裏に巡らせて、単調な降りの退屈を紛らわせる。往路を忠実に辿って地図のコースタイムとほぼ同等の時間を費やしてPM3時前に登山口の駐車場へ降立った。駐車場にはトヨタプリウスがポツンと1台残っている。青い服の男性の車だろう。
 時間が早いので、高速料金を安く上げようと一般道をなるべく長く走り、勝沼ICから中央道に入り圏央道を経由して夕刻我家に帰着した。

 

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正月登山断念

2012年01月06日 | 山歩き

平成24年1月6日

 正月のお屠蘇気分も抜けぬ早朝、我家を出発し、冬の甲斐駒ケ岳を目指しました。到着した登山口の戸台河原は、吹き付ける強風に砂埃が舞い上空は雪雲が激しく行き交う天気。予報も天候悪化を告げていたので、登山を諦め停滞を決めました。日中は高遠町内見物等でお茶を濁していたら、午後から寒風と供に雪が舞い始めその後は吹雪と化し、辺りは一挙に雪世界と変貌しました。登山口付近で一夜を過ごした私の車も雪だるま状態、雪山登山と言っても私の場合他人の踏み跡を頼りにしての登山、自らラッセルして登る何てトテモトテモそんな実力はありません。この時点で登頂は無理だなと登山を諦め帰途につきました。「ささやかな納税以外大して社会に貢献していない私が、遭難騒ぎを起こしては世間様に申し訳ない。」何てもっともらしい理屈も、小心者の言い訳、負け犬の遠吠え、撤退する悔しさの裏に、酷寒の辛さを避けえたホッとする思いがあるのも情けない。年頭に甲斐駒ヶ岳山頂でピッケルをかざす勇姿を夢想していた私に、登山させるほど今年の冬山は寛容ではなかったという事です。

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平成24年の初日の出

2012年01月01日 | 日記

平成23年1月1日

「NHK紅白歌合戦&往く年来る年を観て年を越す。」という平均的日本人のパターンを踏襲して我々夫婦も新年を迎えました。昨年の日本を振り返ると、東北大震災に伴う大津波と放射能汚染その後の台風水害等で多くの尊い命が失なわれる、まさに未曾有の大厄災年でありました。我家のベランダから見た昨年の初日の出は見事なもので、空に龍のような雲が一筋あり、私はこれを吉兆と見立てたのですが、残念ながらそれは大凶兆でありました。今年は、曇り空の間隙から控えめな初日の出となりましたが、これの意味するものは何でありましょうか。今しばらくは日本列島に安泰の日々をお与えくださいと、大自然の摂理に願い乞いたい思いです。とこれを作成中、かなり強い揺れが発生した。元旦から地震とは、大自然は我々に安泰をあまり与えたくは無いのかと、出鼻を挫く門出です。

 

  

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