Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

昨夜の皆既月食

2014年10月09日 | 天文

 10月9日(木)

 昨日の夕食時、「今晩皆既月食があるよ。」と妻が言った。オーそうだった。隠れオールド天文ファンの私がこれを見過ごす事はできない。2年前の獅子座流星群以来出番の無かった天体望遠鏡をベランダに運び出し、イザ覗こうとしたら接眼レンズの押さえリングがバカになっており、レンズを固定できない。

 よ~く調べたらリング内にあるべき樹脂製のワッシャーが欠落していたのが原因だった。直角プリズムレンズのワッシャーを代用して何とか皆既月食には間に合わす事ができた。

 何しろこの望遠鏡は40年以上前に購入した骨董品、しかし天体望遠鏡メーカーとしては日本最高ブランドを誇るタカハシ製作所の製品(タカハシTS65P型)だけあって、今まで殆ど異常無く稼働し故障らしい故障は今回が初めてだった。あまりにも古すぎて会社に問い合わせても、もう部品の在庫は無いだろう。

 望遠鏡で見る皆既月食の月面は美しく、手持ちのコンパクトデジカメを接眼レンズにくっつけて撮ってみた。マニアックな天文マニアの写真とは比較にならない素人作品だが、せっかく撮ったので添付してみました。

 ブログネタの幅を広げる為に、今後は星空写真の分野にも進出したいという密かな野望を持っているのだが、コンパクトデジカメではその実現は困難、それなりの性能を持った一眼レフデジカメが必要となる。

 お目当てのカメラがだいぶプライスダウンしてきたのでそろそろ購入時期かとも思うけれども、優柔不断な性格が災いしあと一押しの決断がつかないでいる。

 皆既月食中の月面

 皆既月食を終え半月状の月面

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ただ今、火星接近中

2014年04月18日 | 天文

 4月18日(金)

 お隣の惑星、火星が2年2か月ぶりに地球に接近中だと小さく新聞に載っていた。数日前、月と並んで赤く輝いていたから興味ある人はすぐに判った事でしょう。

 接近とは言っても火星は地球の半分以下の直径しかないし、9200万キロメートル以上離れているから、私の小望遠鏡で観たら「数メートル先の煙草の火」を見てる感じで、辛うじて極冠の白い点が確認できるだけ、正直ところがっかりする。

 私の子供の頃は地上から望遠鏡で観測するしか火星を知る術が無かったので、本気で火星人がいて文明があるのではと言われていたが、今じゃ火星の上を無人探査機が駆け廻る時代になってしまったので、詳細が解明されそんな夢想を語る事も無くなった。

 火星の実態が明らかになるのは天文学の進歩でもあり、喜ばしい事なのだろうが、夢とロマンが消えてしまったようで何となく淋しい。

 先日訪れた堂平天文台の90㎝望遠鏡は毎月第2・第4金曜日に一般開放しているという話だった。又、群馬県の子持山に建つ群馬天文台には何と国内最大級150㎝望遠鏡があり、これも一般公開されているという。

 これらの望遠鏡で観たらどんな火星像が見えるのだろう、考えたらワクワクする。何時か必ずや訪れてみたいものだ。

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彗星は地球生命体の恩人だったのだ。

2013年12月05日 | 天文

 12月5日(木)

 昨日のNHKテレビ特番「宇宙生中継、彗星爆発の謎」は面白かった。CMも入らないし宇宙ものはやっぱりNHKが一番見応えある。CG映像によるアイソン彗星の消滅シーンや若田光一さんが撮った宇宙ステーションからの地球映像も素晴らしい映像だった。これを見ると世界の中でも日本列島が最も明るい地域のように見える。この前まで大騒ぎしていた節電運動など何処かへ吹っ飛んで行ったようだ。

 他にも「地球上の水の30%は彗星がもたらしたもの」という話も意外だった。人類を含めて地球上の生命は彗星のお蔭で生存できたのだ。・・・又一つ賢くなった。賢くなりついでに私の軽薄な知識によれば「地球は公転しつつ太陽から遠ざかりつつあるという。

 遠ざかれば太陽から受けるエネルギーが減少して進捗する温暖化とバランスが取れていいんじゃないか。何てノーテンキに思うが、現実は甘くない。太陽はこれからドンドン肥大していくらしい。(いわゆるメタボですね。)そして超メタボ星(赤色巨大星)となった太陽に地球は飲み込まれて消滅する運命にあるそうだ。

 となれば人類も絶滅、マアそうなるズッと以前に「巨大隕石落下」or「火山の巨大噴火」or「核戦争」or「原発メルトダウン」等々で人類は滅びてしまうのでしょうが、・・・・本日の痛みレベル5(1時間程度のウォーク可能)

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バカチョンデジカメで撮ったオリオン星座

2013年12月02日 | 天文

 12月2日(月)

  私のバカチョンデジカメ(オリンパスTG620)で星空が撮れるか試してみた。撮影モードを夜景にし、宵闇のオリオン座方向にカメラを向けた。映像を見たら何とかオリオン座の輪郭が判るくらいには写っていた。バカチョンの割にはやるではないか。

 都心の明るい空で撮ってこの程度だから、田舎の暗い夜空であればもう少し良い写真が撮れるかも知れない。しかしバカチョンカメラじゃここらが限界、星空が撮れるカメラに俄然興味が湧いてきた。

 そこで週末にヤマダ電機へ行ってみた。店内は多くのお客で賑わっている。グレーの安ポイフリースと継ぎ当てのトレパン姿でビンボー人モードを漂わす私に、店員は誰も近寄ってこない。こちらから声を掛け、「星空を撮影したい。長時間露出可能で、価格は5万円台以下、なるべくコンパクト」と希望を言うと、気の無さそうな説明で幾つかの機種を紹介してくれたが、一番知りたい長時間露出の事が良く判らない。

 私みたいな希望の客があまりいないのか、それとも店員にその知識が無いのか。結局何種類かのパンフレットをもらっただけで店を出た。まあ急ぐ事でもないからネットで気長に調べてみよう。これも楽しい暇つぶしになるだろう。ところで今日の痛みレベル「朝、昼」昨日より若干改善、川内選手の力走に勇気づけられたかな。

 相当眼の良い人じゃなきゃ判らないオリオン座

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アイソン彗星が消滅してガックリ、せっかく望遠鏡準備したのに、

2013年11月30日 | 天文

 11月30日(土)

 世紀の大彗星になるかも知れないと言われていたアイソン彗星がどうも太陽最接近時に崩壊、蒸発してしまったらしい。彗星は汚れた氷の塊できているらしいから熱い所へ行けば溶けていくのは仕方ないが、まさか消滅するとは思わなかった。「俺ッチの期待ドーしてくれんだよー。」とガッカリした天文ファンも多い事だろう。

 かくいう私も楽しみにしていた公演を突然キャンセルされたようでチケット代返してくれよー。(チケットは買ってないけど)と言いたい気分だ。

 観望に備えて、いつもは部屋の隅っこで埃を被っている望遠鏡を引張りだして点検整備した。この望遠鏡はタカハシTS65P型という名で、40年以上前に購入したものだ。流石名門タカハシ製作所製だけあって今でもスムーズに動いてくれる。滅多に使ってくれないオーナーに、この望遠鏡も嘆いている事だろう。

 点検中に意外なものを見つけた。望遠鏡に取りつけるカメラの雲台、ズーッと昔これを使って星空写真を撮っていた時期があった。十数万円もしたそのフィルム式ニコン一眼レフF3はこの前数千円で叩き売ったから、もう撮影するカメラが無い。(バカチョンデジカメじゃ長時間露出ができないから)

 雲台を見つけた事で又デジカメ一眼レフでも買ってみようかなとフト思った。しかし星空写真を撮れるカメラは5万円以上はするし、人生の店じまいを準備せねばならぬ私は物を整理縮小していくべき身、無駄な買い物になるのでは、と一寸悩ましい気持ちだ。

 ところで先日私を防衛医大病医院まで連れて行ってくれた山の先輩かつブログの師匠、Iさんから「F君具合はどうなの、痛みのレベル表がないから状況がわからないよ。」と昨日電話があった。「あんな表誰も見てないから止めちゃいました。」と答えたら、「俺は見ていたよ。」と言ってくれたので、今日から復活させます。本日の痛みレベル「朝7~昼5」、最悪時に比べたら随分改善しました。

  望遠鏡に装着したカメラ雲台

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アイソン彗星がやってくる。

2013年11月22日 | 天文

 11月22日(金)

 私が小学生の時、理科の授業でハレー彗星が30年後にやってくると教えてもらい、「その時僕は38歳になるから、もうお爺さん何だなあ。」と思った記憶がある。そして38歳になった時の12月に、寒い奥多摩の山中で本物のハレー彗星を見る事ができた。おうし座のスバル星団付近に光る本物は前評判程では無く、小さく滲んだ星にしか見えず少々ガッカリさせられた。

 その後幾つかの彗星を目撃したが、49歳の時夕闇の空に見たヘール・ポップ彗星は実に見事で、背後に流れるガスの尾もはっきり確認でき、これが本物の「ほうき星」何だと魅入ったものだった。

 そして今回接近するアイソン彗星も巨大彗星になる可能性があると言われている。今日未明に痛む足を庇いつつ、東南東の方向を窓から覗いて見たけれど、それらしき星を確認する事はできなかった。私の見方が御座なりか、それとも市街地で見るにはまだ明るさが充分でないのかも知れない。

 近日点通過後の12月初~中旬が一番期待できると言われている。朝早いのが辛いけど、久々に繰り広げられる宇宙の大天文ショーを是非とも拝ませてもらいたいものです。

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「埼玉発天空行地上と宇宙をつなぐ天文学の歴史」講演会

2013年04月01日 | 天文

  平成25年4月1日

 先日図書館に行った時、ある講演会のパンフレットが眼についた。「埼玉発天空行地上と宇宙をつなぐ天文学の歴史」と書かれている。私は理数系はからきし無知なくせして惑星や星雲、星団、ブラックホール何て言葉が好きで、天文学と聞いただけで無性にロマンを感じてしまうのです。「入場無料、どなたでも参加できます。」という条件、暇つぶしちょうどいいと講演当日開催場所のさいたま市にある埼玉大学の殺風景な1号館講義室へ足を運びました。私みたいな暇人が大勢訪れて盛況かと思ったら、400名は入る実内は4割程空席があり一寸意外でした。PM1:30から始まった講義には天文学分野の第一人者である東大教授等3名の先生方が、私のような素人にも解り易いようザックバランに話してくれました。それぞれの内容は「宇宙空間から宇宙を見る=宇宙ステーションや人工衛星等の装置を使い、赤外線観測等でブラックホールや超新星を謎を解明するという話。」「埼玉の堂平天文台90㎝望遠鏡からハワイの8mスバル望遠鏡へ、更に将来は30m口径の次世代超大型望遠鏡を建設するという話。この望遠鏡で見ると東京から京都の距離にある500円玉の模様が判り、月面にいる蛍の光が認識できるそうです。」そして「南米アタカマ砂漠に建設中のアルマ巨大電波望遠鏡群でビッグバンから139億年経った宇宙誕生の謎にせまるという話」、私の脳ミソでは7割方理解不能でしたが、途方もないスケールだけは感じられて3時間半の講演をけっこう興味深く聴講できました。世知辛い世情を忘れ、しばし宇宙のロマンに思いを馳せるのも悪くはないものですね。

 講演会場

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双子座流星群観望

2012年12月15日 | 天文

  平成24年12月15日
 「明日の夜、双子座流星群を観に行かないかい。」山仲間のITO氏よりお誘いの電話がきた。その言葉のロマンチックな響きに惹かれ「ザッツ・グッド」と快諾した。観望場所は埼玉県東秩父村の堂平山頂に建つ堂平天文台側の駐車場、待合わせ時間にITO夫妻が巨大なカニを携えて現れた。豪華なカニ鍋の晩餐を終えた後、我々は流星群の出現を待った。双子座が天頂近くになる夜半過ぎがベストな観望タイム、夜空を見上げるとポツリポツリ流星が現れ始めた。「双子座流星群」と言うからには、双子座辺りから次々と流星が飛んでいくのかと思ったら、現実は1分間に1個程度が天空のアチコチから出現するに過ぎない。「双子座流星群」と呼ばれる理由は、個々の流星の軌跡を描くとその始点が双子座辺りになるからだそうです。テレビ等で報じたせいか夜になると次々と車がやってきてまるで夜祭りの様相、錯綜するヘッドライトの光が観望条件を増々悪化させる。氷点下の寒さに長く外に居られず、車から出たり入ったりを繰返し、夜が白み始めた頃寝袋に包まり仮眠を取った。パッと眼が覚めたら駐車場には誰も居らず、我々3人だけがポツンと取り残されていた。昨夜のカニ鍋をベースにウドンの朝食を食べた後、睡眠不足と寒さに疲れた我々は山を降ったのでした。変な姿勢で一晩過ごしたせいか私の腰の痛みが又再発してしまった。昨夜は日本各地で大勢の人が流星を観に行ったと思うけど、私みたいに具合が悪くなった人相当いるんじゃないかな。結論「冬の流星観望は辛い修行と思え、観るなら夏の流星群」

観望を終え、朝食中

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世紀の天文ショー「金星の太陽面通過」

2012年06月06日 | 天文

 平成24年6月6日
 「金星の太陽面通過」という世紀の天文ショー当日の今日、嫌味なほど天気予報が当って涙雨の朝となってしまいました。とすれば晴れマークがあった新潟県へ行こうと車で出発しました。メンバーは「ぜひ一緒に観たい。」と昨夜我家に泊った岳友のI氏と我々夫婦の3名、関越道を北へ行けどもブ厚い雲は途切れず、「こりゃ駄目だな。」「こんな事やって我々も暇人だなあ。」ボヤキながら長い関越トンネルを抜けた途端、奇跡のように陽が差した。トンネル出口付近の土樽パーキングに慌てて車を停めて望遠鏡を組み立てると太陽に向けた。視野の中には太陽に接触したばかりの金星が、「観えたァー」と歓声を上げたのも束の間、数分で太陽は雲に隠れてしまい、再び現れる気配は無かった。我々は望遠鏡を車に積むと太陽を求め関越道を北上した。北陸道の米山辺りを過ぎた頃から日本海側より青空が拡がり始めた。やがて路上に陽が差した。上越JCT付近の大潟パーキングに車を停止させ望遠鏡を組み立てる。そして観ようとする直前、嘲笑うかの様に太陽は雲に隠れてしまった。だが天気は確実に良くなっている。待つ事数十分、再び太陽が現れた。望遠鏡で観る宇宙「白く輝く太陽とその表面に黒く浮ぶ金星」その姿は想像以上に厳かで神秘的なものでした。ふと辺りを見渡すと十名ほどの人々がそれぞれ観測に夢中です。物好きは我々だけでは無かったようですね。いやあ遠出した甲斐がありました。私の生きた証として今日の出来事は忘れないでしょう。(認知症になるまでは)同行したI氏と妻も同じ思いに違いありません。


  

望遠鏡の映像をカメラで撮影中 

 

 

 太陽面に浮ぶ金星

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天文ショー「金星の太陽面通過」が楽しみです。

2012年06月04日 | 天文

 平成24年6月4日
 昨日、以前勤めていた職場のOB会へ行って来ました。年1度の開催ですが、去年は大震災で中止となった為2年ぶりの参加です。会場には懐かしい面々が揃い、現役の時はソリが合わず喧嘩ばかりした人とも、今は互いの思い出として笑い話に出来るのも時の流れのありがたさですね。話を聞けば鬼籍に入った方や療養中の方もおられて、此処に顔を出せる方々は恵まれた人生を過ごされているとも言えるのでしょう。
 ところで明後日は、金環日食に続く天文ビッグイベント第2弾{金星の太陽面通過」がありますね。次に観測できるのは105年後とあっては見逃す訳にはいきません。その為に金環日食時より1桁多い3千円の巨費を投じ、太陽観測フィルターを作成しました。と言えば大袈裟ですが、太陽光を十万分の一に減光するフィルムシートを丸めたボール紙に張付けただけの代物です。ネットショップで購入した10cm四方のフィルムシートの値段が3千円したという訳です。だけど、これにより太陽を直接望遠鏡で観る事が可能となり、今朝のテストでも太陽面に浮ぶ幾つかの黒点群を確認する事ができました。本番が待ち遠しくなりますが、どうも天気は芳しく無さそうです。当日我家で観れないならば、太陽を観れる場所を求めて遠出する決意でいます。

太陽観測フィルターを装着した望遠鏡

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金環日食。 だからどうした。

2012年05月22日 | 天文

 平成24年5月22日
 昨日は金環日食で日本中が大騒ぎでしたね。事前の天気予報は芳しくなかったものの本番は見事な観望日和、朝空に演じられる神秘的な天文ショーに心揺さぶられました。暗い出来事ばかりの日本にも何か良い事が起きそうです。時間はちょうど朝の通勤・通学時間帯、観望何てやってられない忙しいサラリーマンや学生達からは「何をノンキな事を、だからどうした。本当に良い事あるのかよ。」と嫌味の一つも言われそうですが、「それを言っちゃーお終いよ。」と寅さんみたいに言えない私は「だからどうした。」理論を展開されちゃうと続く言葉がありません。でも数十年しか存在しない人間は、悠久無限の宇宙からみれば泡沫みたいなもの。こんな事で生きる喜びを感じてもいいでしょう。地位・名誉・富・知性全て無い無いづくしのまま人生の後半を迎えた私は、「他人より少しでも多くの体験を我が身に味あわせて冥土土産にしてやりたい。」そんな思いが強くなっています。・・・・「だからどうした。」 ・・・・ 「・・・・・・。」

 


 

自作投影板に映る金環日食(制作費300円なのでこの程度)

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明日は金環日食、観れるかな。?

2012年05月20日 | 天文

 平成24年5月20日
 明日は金環日食が観られるというので盛り上っていますね。私も若い頃天文カブレをしていた時期があり、その名残が写真の望遠鏡です。今風に紹介すると「口径65mm3枚玉アポクロマートレンズ搭載、極軸望遠鏡内蔵、F7.7タカハシ製TS-65P型赤道儀望遠鏡」という名称で、今は製造されていませんが、40年近く前のベストセラー機です。当時の価格で8万円以上、清水の舞台から飛下りるような心境で購入したのです。その後急速に天文熱は薄れ、長らく部屋の片隅で埃を被っていたのですけど、何百年ぶりに日本で観望できる日食とあってお出まし願いました。望遠鏡で太陽を観るには専用フィルターか太陽投影板が必要ですけど、メーカー品だといずれも万単位の価格です。それが惜しくて100円ショップで300円程の材料を買い太陽像投影板を自作してみました。妻には「オヤッ珍しい。」何て馬鹿にされながらも、今朝のテストでは不満足ながらも黒点の点在する太陽像を観る事ができました。明日は本番、でも前日夕刻の今上空は雲に覆われています。最近は不運続きの日本国、悲観的になりがちですが、こんな時だからこそ、太陽と月が描き出す金色の環を、日本の上空に輝かせてもらいたいものです。


タカハシTS-65P型望遠鏡と太陽投影板

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