平成23年12月5日 天気=晴れ
昨日の福岡国際マラソン、多くの人が観たと思いますが、埼玉県庁の川内選手の熱走には感動しました。終盤、今井選手とのデッドヒートの時は、思わず「行け、行けー」と声を出し拳を握ってしまいました。公務員の仕事の合間に練習する市民ランナーが並み居るエリートランナー達を蹴散らかして勝利する姿に、市民ランナーに限らず多くの人が勇気付けられたのではないでしょうか。しかしシビアに考えると、川内選手が日本人選手のトップでいる現状では、日本がオリンピックマラソンで金メダルを得るのは難しいでしょうね。以前は根性や努力で何とかなったものがレベルが上がり過ぎて、人種の差と言うか素質の差と言うか。例えれば「トヨタカローラがポルシェカレラとカーレースやってるようなもんで、今後日本が金メダルを得るには、ケニヤやエチオピアあたりの有望選手に帰化してもらうしか手が無いんじゃないでしょうかね。でもそこまでしてメダルが必要なのか。という意見もあるでしょうし、もうメダルメダルと大騒ぎするナショナリズムの時代じゃないと私は思いますけど。