Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

西上州、上野村まで観光ドライブ

2020年09月02日 | 旅行

8月29日日(土)~30日(日)

 

 たまには重荷を背負って北アルプスの縦走でもやってみたいな何て思っていたが、前回のブログで書いたとおり最近膝の調子が悪くてとても行ける状態では無くなった。

それでも何処かの山へ出掛けて雰囲気だけでも味わいたい。そうだ西上州の御荷鉾山辺りだったら、山頂直下まで車で入れるので何とか登れそうだ。・・・という事で、29日の午後、一人で我が家を出発した。

 関越道を花園インターで降り、国道462号を走って夕刻神流町の万場に着いたが、稜線の御荷鉾山スーパー林道へ向かう県道が入口から通行止めになっている。

 それならその少し先に在る県道富岡神流線で赤久縄山へ行こうと車を走らせたら、こちらの道も塩沢ダムの先で通行止めになっていた。去年の台風被害の爪痕が、まだ修復されていないようだ。

県道富岡神流線の通行止め

 これは「無理して山なんぞ行くもんじゃおまへん。自重しなはれ。」という神様のご教示なんであろうか。もうすっかり陽が暮れたので、ゲートの所で車中泊する事にした。

ゲートの所で車中泊

 翌日はもう山へ登る気力など失せてしまったが、このまま帰るのもあづましくない。←(北海道の方言で心地よく無いという意味)観光ドライブでもしようと神流川源流の上野村へ車を走らせた。

 日航機墜落事故で有名だが、上野村は鄙びた佇まいが好ましい山村です。村へ着くと、一番の観光スポット「まほーばの森」へ向かった。ここはレストランやバンガローが併設された快適なキャンプ場で、私も20年ほど前に職場の仲間達と此処でキャンプをした思い出があります。

まほーばの森

 又キャンプ場の先には、谷間を越える巨大な吊り橋スカイブリッジが架かっています。(歩道専用の橋としては日本有数の大きさと看板に書かれている。)橋を渡れば、これまた日本有数の規模を誇る(と看板に書かれている。)鍾乳洞「不仁洞」があります。

歩道専用吊り橋スカイブリッジ(ボックスに100円を入れる)

 どちらも以前訪れてはいるが、せっかく来たので再び見学をしてみた。吊り橋を渡るには100円の渡り賃が必要で、橋の上から西上州の山々が中々素敵な眺めです。

橋の上からの眺め

 不仁洞側からスカイブリッジ

 橋を渡った先に不仁洞の受付所&売店があり、此処で800円也の入場料金を払います。不仁洞は受付所から坂を200m程登った場所に在り、そこへ辿り着くだけで汗だくになってしまった。

不仁洞の受付所&売店

此処から坂を登って不仁洞へ向かう。

 不仁洞の入口は防空壕みたいな感じでチョット無粋だが、扉を開けて中へ入った途端まるで冷蔵庫みたいに冷えており、外の猛暑が嘘のように快適です。

不仁洞の入口

鍾乳洞へ向かう通路

 地下通路を50m程進むと螺旋階段があり、そこから鍾乳洞が始まる。鍾乳洞内の見学通路は迷路のように複雑で洞窟も変化に富んでおり、それが照明効果で中々幻想的です。坂を登るように通路を進み、見学を始めてからおよそ約20分程で鍾乳洞の出口に達した。扉を開けて外へ出ると再びモワッとした熱気に包まれた。

鍾乳洞が始まる螺旋階段を上って行く。

 出口は入口よりもかなり標高の高い位置にあり、長い遊歩道をユルユルと降って受付所へ戻って来た。終わってみればかなりの距離を歩いており、程よい運動になりました。

不仁洞の出口

遊歩道を降って行く。

 久々に訪れた上野村は、爽やかな清流と豊かな緑に恵まれて、猛都会の猛暑とコロナ疲れを癒してくれる良い所です。今度は妻を誘って来てみようかな。

神流川の流れ

コメント
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