9月29日(火)
去年暮れに発症した右膝痛は徐々に回復しつつあったが、先月下旬ジョギングをした後に、今度は左膝が痛くなってきた。当初は階段の登り降りもできず、いよいよこれで登山も年貢の納め時かと一時は諦めの境地にもなった。しかしその後北海道の各地をプラプラ巡っているうちに、いつの間にか痛みが遠のいて大雪連峰の赤岳を登る事ができた。
そして今日の夕刻、何となく走りたい気分になったので、一ヵ月ぶりのジョギングに挑戦してみた。そうしたら思いのほか調子よく、40分近く走り続ける事が出来た。
年寄りの膝痛は老化に伴う持病のようなもので、あの世へ旅立つまでの付き合いかと思っていたが、案外70歳過ぎた高齢者でも自然治癒能力が備わってちゃんと機能しているのかもしれない。
自分の身体ではあるけれど、人体とは摩訶不思議な能力を持っているんだなあと思う。私はお調子者で「のど元過ぎれば熱さ忘れる」性格だから、又年甲斐も無く無理な運動をしそうなので「ノンビリ、ゆっくり、無理せず」を肝に銘じて、黄昏の人生を精進していこうと思います。