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去る11月13日、生田原へ行く途中、深川の拓殖大学北海道短期大学で「デフ・パペットシアター・ひとみ」による『森と夜と世界の果てへの旅』の公演があり、家人と観てきました。
「デフ・パペットシアター・ひとみ(DEAF PUPPET THEATER HITOMI)」は”ろう者と聴者が共につくる人形劇団”として、1980年に結成され、2010年に30周年を迎えたそうです。その記念に創作された作品が『森と夜と世界の果てへの旅』です。その後、新たな表現方法を試みつつこの度の公演に至ったとのこと。
原作はアフリカの小説『やし酒飲み』。個人化・情報化が進み、人間疎外の風潮が蔓延する現代社会の中で、「生きる」ということに向き合っていくメッセージを込めたそうです。
奇想天外、シュールでよくわけが分からない感じ、そのものが「生きる」ことなのか、または、何が起ころうと「生きる」ということなのか・・・・。
独特のリズムがアフリカのイメージを広げてくれました。
物語のあらすじはパンフレットにて。
”ろう者と聴者が共につくる人形劇団”、その存在感をこれからもアピールし続けてほしいと思いました。