透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

錦秋の文京台南町公園を歩く

2020-11-03 19:44:42 | 日記

雨のち曇りのち晴れ。最低気温3.5℃、最高気温11.7℃。

 「灯台下暗し」とはよく言ったものだと思いつつ、午後から近所の文京台南町公園を散策。

 というのも、この時期以外は樹木の葉で昼なお暗く、じめっとしていそうでなかなか散策しようとは思えなかったのです。その印象をぬぐえないまま、秋になっても上から眺めるだけでした。

 この度、初めて階段を下りて、すり鉢の底に似た公園の道を歩いたのです。遊具の他に野菜のモニュメントもあり、思わず頬が緩む場面もありました。紅葉したカエデやモミジなどの広葉樹が美しい姿を見せ、地面には落ち葉が隈なく降り積もっています。公園内は明るく、暖かい雰囲気に包まれていました。

 文京台南町公園の面積は31,264㎡、細長い地形を利用した公園です。歩いて2分ほどの近さにある公園がこれほど美しく味わいのあるものだったとは。まさしく「灯台下(もと)暗し」です。

 「灯台下(もと)暗し」とは、灯台(燭台)の直下はあかりが暗いように、手近の事情はかえってわかりにくいものである。」と広辞苑にありました。

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