雨時々曇り時々晴れ。最低気温0.0℃、最高気温7.5℃。
夕方、野幌森林公園大沢口へ。森は静かで、雨の降る音と鳥の鳴き声だけが聞こえました。
大沢口近くのシナノキは今日もどっしりとした佇まいで存在感を見せていました。シナノキは器具材や経木(きょうぎ)、マッチの軸に使われるそうです。また、花や果実は薬用に、皮は布や紙の原料にと大活躍です。
長野県の古名である信濃は古くは「科野」と記したそうで、それはシナノキを多く産出した地であることが由縁とも。シナノキはアイヌ語で「結ぶ、縛る」という意味のシナに由来するというのも興味深く思えました。
ところで、散策などで市民に親しまれているこの森ですが、11月下旬から令和3年3月まで平成30年の台風21号による風倒被害木の整理・搬出のため、立ち入り規制になる所も出てくるようです。