透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

七草粥(七種粥)・2021年

2021-01-07 20:31:47 | 日記

曇り。最低気温−20.4℃、最高気温−4.8℃。

新年が明けて7日目です。

今日は無病息災を康を願って七草粥を作りました。

七草粥の習わしは一説に江戸時代に広まったとのこと。七草は早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うといわれ、その七草をかゆにして食べることで、無病息災を祈ったのだそうです。

また、七草粥は緑が少ないこの時期に滋養に満ちた七草を胃腸に負担のかからないおかゆで食べることで、お正月疲れの胃を落ち着かせる効能もあるとか。

冷凍庫状態が続く当地では野草を摘みに行くなどとんでもない話。向かったのは近くのスーパーで、「JAえひめ未来」の七草のパック詰めを購入してきました。

パックをよく見ると、底に七草粥の作り方と七草の名称の由来や効能がプリントされています。ここまでこだわる商品への心遣いに、いたく人間性を感じて見入ってしまいました。


七草粥について、『広辞苑第6版』には以下のようにありました。

七種粥(七草粥とも書く)

①正月7日に、春の七草を入れて炊いた粥。後には薺(なずな)または油菜のみを用いた。菜粥。〈季新年〉

②正月15日に、米・粟(あわ)・稗(ひえ)・黍(きび)・小豆など7種のものを入れて炊いた粥。後には小豆粥となった。


 

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