曇り時々晴れ。最低気温3.4℃、最高気温21.0℃。
家人と国営滝野すずらん丘陵公園へ。400㌶の敷地に4つのエリアがあり、今日はチューリップ畑が広がる中心ゾーンとシラネアオイが見られる滝野の森ゾーン(西エリア・自然博物館)に足を運んで来ました。
丘陵のチューリップはまだ咲き始めたばかりでしたが、初々しい姿を楽しむことができました。電線で囲いが設けられていたのは鹿よけのためで、夜間のみ電気を通すとのこと。鹿はチューリップの蕾を食べるのだそうです。私たちにとっては鑑賞用の蕾が鹿にとっては美味しいのでしょう。花の好きな牛ならぬ、蕾が好きな鹿とは・・・。
次に向かった滝野の森ゾーンの西エリアはこの度、初めて訪れたところです。新緑の中で、「山野草の女王」と称されるシラネアオイが群落を為していました。野の花は花を咲かせるまでに長い年月を要するものが多いのですが、このシラネアオイもそのようです。1年目は2㎝ほどの双葉で、花をさかせるまでに5~6年かかると看板にありました。道内でも希少となっているシラネアオイを根付かせるため、種が雪に流されないように分解して土になる容器に入れて斜面に埋めるなど、人手もかけているとのことです。
今日は曇り日でしたが、気持ちは晴れやかな公園散策となりました。