透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

送られてきた本

2013-05-10 21:18:42 | 日記

晴れ。最低気温4.6℃、最高気温13.9℃。

先日、兄の先輩にあたる方から本が送られてきた。1946年、網走市稲富出身。北海道大学大学院地球物理学専攻博士課程に3年在籍した後、アジア航測株式会社に入り、1999年、リモートセンシングの研究により博士号を授与。現在、神奈川県秦野市在住。

                         

学生時代からの知人で13歳年上の四国出身の方から勧められて書きはじめ、この4月、ついに出版にこぎつけたそうだ。北海道でも当時珍しかった狩猟生活などを聞いた知人は「成ヶ澤さんは、縄文時代の人みたいですね」と言ったそうだ。少年時代に夢中になった狩猟や川漁などは、稲富という地域でも行う人は少なかったことなので、記録に残す価値があるように考え、執筆に至ったとあとがきに記されている。 

確かに、昭和は遠くなりにけりの感があり、急速に進んだ文化生活を送る昨今においては、この本に書かれた事柄は、懐かしさもさることながら、北海道、道東網走の貴重な歴史の一角をなすものと思う。

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