透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

衛星「エウロパ」の真実は

2013-12-14 20:58:36 | 日記

晴れ。最低気温-1.8℃、最高気温-6.2℃。

 昨日(2013年12月13日)の北海道新聞夕刊に「エウロパから水噴出」との記事が掲載されていた。下の写真はNASA(米航空宇宙局)提供による想像図で、木星の衛星エウロパの氷面から水が噴出している様子だ。氷下の海の水が、木星の引力のゆがみでできた隙間から噴き出し、約200Kmの高さになったという。その様子がハップル宇宙望遠鏡で観測されたことを、NASAが12日、米科学誌サイエンスに発表したという。

  エウロパの海で小惑星などによって運ばれた有機物が生命に進化した可能性もあるとの見方から、NASAは新たな展開を目指して、意欲的に探査活動に取り組む姿勢をみせているようだ。

 水をたたえた海が生命の源と考えられるのなら、木星の第2衛星エウロパがその条件を満たしている限り、生命が存在する可能性は大きい。水の惑星地球が生命を宿したように、水の衛星エウロパにも生命が宿っているのだろうか。それにしても、NASAが提供した想像図は青を基調としていて何と美しいことだろう。また、噴水状態の水の高さが200Kmとは富士山が3776mからすれば、その規模は相当なものだ。水平にすれば江別から200Km離れたところとなると白滝あたりだろうか。

 新聞の片隅に小さく掲載されたこの記事に、大いに想像力を掻き立てられた。宇宙の神秘は魂を引付ける引力も底なし。                                                                《 NASA(米航空宇宙局)提供による想像図》

                             《 2013年12月13日付北海道新聞夕刊 》

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