透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

『海町diary』の是枝裕和監督のお話と『福島からのメッセージ』を見て

2016-01-30 21:30:11 | 日記

曇り。最低気温-14.4℃、最高気温-7.4℃。

陽射しとともに雪が解け出し、雨だれが滴っていましたが、終日、氷点下の厳しい冷え込みが続いていました。

午後から札幌学院大学にて開催の映像文化公開講座に参加。「『海街diary』の是枝裕和監督を迎えて」と題する公開講座で、全学共通科目となっていることもあり、学生さんたちも参加していました。

講座は『海街diary』の予告編の視聴に始まり、次に是枝監督と担当教授による対談、最後に『福島からのメッセージ』(2012年制作 是枝裕和監督)を約15分視聴して終了となりました。是枝監督のお話は多岐にわたるもので、後日取り上げる機会を持ちたいと思います。

ここでは、講座の最後に視聴した『福島からのメッセージ』にふれてみます。

『福島からのメッセージ』は2012年2月に福島で撮影されたもので、映画館「フォーラム福島」支配人・阿部氏のインタビューを中心としつつ、福島の様子が映し出されていました。

日常的に放射能の数値を気にしなければならない暮らしはいつまで続くのだろう、救われる日は訪れるのだろうか、不安・不便を強いられることになったのは自然災害ではなく人為災害だったのに、などと自問しながらの視聴となりました。

来る3月11日には、東日本大震災からまる5年となります。

                     

                                  《対談する是枝監督》

    

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