GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

やれんのか!

2007年11月21日 | 格闘技

 いや、もう声を大にして言いたいのです。

 生きていてよかった!

 以下、格闘技観戦オタクのたわごとなので、興味ない人は読み飛ばしてください。

 日本が誇る格闘技イベントPRIDEが米国企業に買収され消滅したのが10月。それ以来胸にぽっかり穴が空いたような虚ろな日々が続いていました。もうあの興奮と感動は味わえないのだろうか。

 1997年10月11日東京ドームで行われたPRIDE.1。400戦無敗の男ヒクソン・グレイシーVSプロレスラー最強を標榜する高田延彦の対戦は、震えるようなヒリヒリした緊張感と、奈落の底に突き落とされるかのような絶望感に満ち溢れていました。

 そこから始まったプロレスラーVSグレイシー柔術の大河ドラマは、桜庭和志VSホイス・グレイシーの伝説の90分へと昇華し、それを目の当たりにした僕の心のハードルは、以後ちょっとやそっとのことでは感動できない、やっかいな高さに設定されてしまいました。

 それから時代は動き、次々と現れるニューカマー。エメリヤーエンコ・ヒョードル、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、ミルコ・クロコップ、ヴァンダレイ・シウバ、セルゲイ・ハリトーノフ、ジョシュ・バーネット、藤田和之、吉田秀彦、小川直也・・・。その高度な技術のせめぎあい、魂のぶつかり合いには、彼らの背中に人生が丸ごと感じられ、それゆえの感動や挫折の数々に、何度熱くさせてもらったか。

 特に昨年行われたトーナメントでの4強の戦いは、もう「神々の戦い」と表現してもいいほどの素晴らしさに満ちていました。あんなの見せられた日には、サッカーワールドカップやオリンピックごときでは、心に波風すら立たなくなって当然なのです。

 そんなPRIDEが消滅して少しだけ経ちました。

 もうPRIDEは見れない。でも頭は依然PRIDEを欲しています。

 やりばのない欲求にPRIDE難民と化した僕の前に、今日2007年11月21日に飛び込んできたサプライズ。

 “旧PRIDE勢が再集結、噂の大みそか格闘技イベント「やれんのか!」開催決定!”

 形は違えども、PRIDEの意思を受け継ぐイベントが行われる!

 たとえ明日核戦争が起きようとも、大晦日、埼玉スーパーアリーナにたどり着いてみせます。

 やれんのか?

 やらいでか!

 大晦日は埼玉で祭りだ!