GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

横道坊主名古屋ライブ

2012年04月28日 | 横道坊主
仕事を15分だけ早退して、新幹線に飛び乗り、タクシーを急かし、名古屋Tiny7の横道坊主ライブに行ってきました。

乗り物以外は全て全力ダッシュするという大人気ない行程が功を奏し、開場にギリギリ間に合いました。

そして当然のごとく前から三番目あたりを良位置をゲット。それでも、高低差の少ないTinyのステージのため、俺の身長ではメンバーの顔はほとんど見えないんですけどね…。たまに前の人の頭と頭の間からチラチラ見えるくらい。

まあ、先週の静岡の時は最前でしたし、贅沢を言ってはバチがあたります。我慢我慢。

セトリは静岡とほぼ同じ。新曲が一曲入れ替わってたくらいだったと思います。

違うのは、オーディエンスの激しさ!そりゃ静岡だって素晴らしかったし、熱さの濃度は負けてませんでしたが、こと“激しさ”では名古屋が圧倒的。中盤のキラーチューン連投のあたりでは、体もげるかと思いましたよ。

ただ、激しすぎたせいで、マナーの悪い輩が肩車とかダイブとかして、その間だけはテンションがドン引きしてしまい、ライブに集中できなくて、少々残念でした。

ダイブ自体は、バンドやハコによっては推奨されている場合もありますし(横道坊主ライブでは禁止です!)、けして悪意があったわけでなかったのでしょうし、Tiny7は“そういう”ハコなんでしょうけど、事の正否はともかく、途方もない年月と密度で積み上げられて来た極上のライブシーンを、楽しむのではなく、自分が目立つのに利用する根性が、俺は苦手です(あくまで個人的な意見です)。

しかも、前列は女性が多かったのに、配慮が全くなかったですからね。何度か前で暴れてるのを、さすがに見かねて、体ねじ込んで阻止しようと試みたんですが、結局回り込まれて、女性しかいない辺りを狙って暴れられて、最後はダイブしちゃいましたしね…。

もっとも、禁止事項を明確に開示できてない開催側にも、改善の余地はあるかと思います。せっかくのロックのライブで、決まりごとをうるさくしたくないのは当然の事なんでしょうけど(俺も、前説で注意事項を丁寧に説明するライブは好きくありません)、チケットをもぎるときに、ひとこと「本日ダイブ禁止」の旨を言うだけでも効果があると思うんですけどね。

とはいえ、ラスト数曲の頃には、そんな事が些末な事に思えるくらいの、心の震えと、止まない感動まみれ。周りで拳を突き上げている見ず知らずの方々と、思わず抱き合って喜びを分かち合いたくなるような、たまらない一体感。

これだけ1つのバンドのライブに通っていると、正直多少の飽きはあるはずなんですけど、横道坊主のライブだけは、参戦の回を重ねるごとに新しい感情が生まれ、そしてその感情によって、過去のライブや思い出が別の輝きを放つと言う、うまく言えないけど、幸せなサイクルが成立しちゃって、正直無敵状態です。

そして、そんなファンにとって都合の良い幸せシステムは、一つの事を28年続け、今なお立ち止まらないメンバー四人からにじみ出る凄みによってのみ作ることができるんだろうな、と。

以前義人さんがステージで語った「何を選ぶかじゃなくて、選んだ物を信じ続ける事の大切さ」。自ら体言するカッコ良すぎる背中を前に、その言葉をより深く心に刻んだ今ツアーでした。

なお、日頃ひねた日記ばかり投稿している俺が、自分の文才を顧みずに、何の臆面もなく、恋する乙女のような歯の浮きそうな駄文を連ねてしまっているのも、無論横道坊主ライブの魔力によるものです。他人のせいにして生きんなよ!Go to ハル!アッチョ~☆

※画像は、義人さんソロライブでお馴染み、名古屋横道魂の聖地ライブバーZigar'sにキープしてある俺のボトルです。横道坊主ファンの方で、当日記を見た旨をマスターに伝えていただければ、どなたでもご自由にお飲みいただいて結構ですよー。