仕事帰りに映画を一本鑑賞。
いやあ、滋賀では上映館なくて、京都でも一カ所だけ。しかも上映回数少なめ。
時間合わせるのに苦労したなあ。でも逆にこういう時にこそ、面白い作品に出くわした時の妙味が、より深く味わえるのだ。
かなり前に公開された前作がめちゃくちゃ好きなんだけれど、どう考えても続編はB級になりがちなストーリーだったので、こちらもB級映画脳を用意して、万全の体制で臨んだのだが。
こちらの想像を遥かに超えた、いや超えるどころか斜め後ろをロケットダッシュで駆け去って行かれたような。
や、やりやがったー!
作品のキーワードを掻い摘むと、エイリアン、ダイハード、ムエタイ、パシフィック・リム。
出だし80点、徐々に下火になり40点、ラスト間際に200点。
面白いか面白くないかでいうと、それなりな感じ。CGや演出も微妙にチープ。そう、何もかもがスレスレ。でも、制作サイドの愛と情熱が、見渡す限りスレスレの大海を、着実に満たして行く。
B級映画のお約束をいちいち踏襲して来て、最初は野暮ったく感じたんだけど、それがあまりにも数多く、矢継ぎ早に繰り出されるために、こちらが誇る対B級映画用脳の処理が間に合わず、何かが狂い始める。
ツッコミどころ満載だし、ツッコむのが大好きなはずなのに、もはやそれが正しい、それが当たり前、それが普通なんだと錯覚が始まる。
すると、ふとした弾みに、スレスレの大海が端から端まで一気に決壊、スレスレの境界線を下から上へ、次から次へと裏返って行く。感情が制御できず、ドバッとあふれ出して止まらなくなった。
クライマックスの頃には、笑い過ぎなのか感動してなのか、涙がアゴまで伝っていた。なんなのだ、これは。
この二部作を作り上げきった製作陣には、もはや賞賛や感謝を超え、嫉妬。
そして多分3日で忘れるであろう内容。
完璧です。
完璧過ぎて、とてもオススメはできませんが…。
鑑賞前に前作見た方が、より味わい深くなるでしょう。
いやあ、滋賀では上映館なくて、京都でも一カ所だけ。しかも上映回数少なめ。
時間合わせるのに苦労したなあ。でも逆にこういう時にこそ、面白い作品に出くわした時の妙味が、より深く味わえるのだ。
かなり前に公開された前作がめちゃくちゃ好きなんだけれど、どう考えても続編はB級になりがちなストーリーだったので、こちらもB級映画脳を用意して、万全の体制で臨んだのだが。
こちらの想像を遥かに超えた、いや超えるどころか斜め後ろをロケットダッシュで駆け去って行かれたような。
や、やりやがったー!
作品のキーワードを掻い摘むと、エイリアン、ダイハード、ムエタイ、パシフィック・リム。
出だし80点、徐々に下火になり40点、ラスト間際に200点。
面白いか面白くないかでいうと、それなりな感じ。CGや演出も微妙にチープ。そう、何もかもがスレスレ。でも、制作サイドの愛と情熱が、見渡す限りスレスレの大海を、着実に満たして行く。
B級映画のお約束をいちいち踏襲して来て、最初は野暮ったく感じたんだけど、それがあまりにも数多く、矢継ぎ早に繰り出されるために、こちらが誇る対B級映画用脳の処理が間に合わず、何かが狂い始める。
ツッコミどころ満載だし、ツッコむのが大好きなはずなのに、もはやそれが正しい、それが当たり前、それが普通なんだと錯覚が始まる。
すると、ふとした弾みに、スレスレの大海が端から端まで一気に決壊、スレスレの境界線を下から上へ、次から次へと裏返って行く。感情が制御できず、ドバッとあふれ出して止まらなくなった。
クライマックスの頃には、笑い過ぎなのか感動してなのか、涙がアゴまで伝っていた。なんなのだ、これは。
この二部作を作り上げきった製作陣には、もはや賞賛や感謝を超え、嫉妬。
そして多分3日で忘れるであろう内容。
完璧です。
完璧過ぎて、とてもオススメはできませんが…。
鑑賞前に前作見た方が、より味わい深くなるでしょう。