GABACHOP〜あがんにゃな日々〜

趣味について、日記がてら。

最強

2007年11月14日 | 沖縄旅行

 そんなこんなで、気づくとここは那覇。沖縄です。

 まとまった休みが取れた(取らされた)ので、今年3回目の沖縄旅行を敢行いたしました。

 もちろんひとりだ!(えへんぷい)

 朝5時台の電車に乗り込み、高速バスに乗り換え、飛行機に乗ること約2時間。沖縄でしか味わえない独特の空気に酔いながら、ゆいレール(モノレール)に乗り、見栄橋駅から徒歩15分。ホテルに到着。リニューアルオープン記念で1泊3000円ポッキリ。これで地デジ、ウォシュレット、冷房完備だから安いにも程があります。

 さて、時計は丁度正午を回ったころ。お昼ごはんを食べに町へと繰り出します。どこに行くかはもう決めていました。再び見栄橋からゆいレールに乗り、奥武山公園(おうのやまこうえん)駅で下車し、歩いて5分。



 黄色と黒のコントラストがまぶしい看板が目印の、その名も「最強食堂」。いや、もう、ストロングでもなければストロンガーでもない、ストロンゲストであります。PRIDEで言ったらエメリヤー・エンコヒョードル、三国志で言ったら呂布奉先、グラップラー刃牙で言ったら範馬勇次郎と同格であります。うおお、こりゃすげえ!

 未知の強豪との出会いにワクワクする胸を押さえつつさっそく中に入ると、家族連れや学生らでごったがえしていて、カウンターの奥の厨房では、おばちゃんが3人ほどフライパンや鍋ををふるっています。イメージ的には高速道路のサービスエリアのサイズダウン版てところでしょうか。人をかきわけて食券を購入し、なんとか席を確保。待つこと10分弱。出された「豚ステーキ定食」はボリューム満点。肉厚でジューシーで良い意味での安っぽさが素敵な豚ステーキは大満足なデキ。これで500円切るんだから、沖縄ってほんとにパラダイスだよ。



 まさに「最強」の2文字にふさわしい定食屋でした。



 見てみい、この値段!




CROWS ZERO

2007年11月07日 | 映画

 映画『クローズZERO』を見てきました。


画像はサントラジャケットより。映画は実写です。


 月刊少年チャンピオンで連載されていたヤンキー漫画『クローズ』の外伝で、高校生が学校制覇を夢見て喧嘩し合う、わかる人にしかわからない価値観にのっとったストーリーです。正直僕にはわかりません。

 が、これがなかなかの良作。洗練された喧嘩シーン(前半限定)、立ちまくったキャラの個性、挿入曲の男前なかっちょよさなど、案外見所が多いのです。これで黒木メイサがいなかったら及第点なのですが。タイアップ目的見え見えの彼女ひとりの浮きっぷりのせいで、作品の世界観が取り返しのつかないことになっています。残念。

 個人的に特筆したいのは、劇中で挿入された横道坊主の楽曲です(横道坊主に関しては過去のブログ参照のこと)。原作漫画の作者高橋ヒロシが大ファンのために抜擢された彼らの曲は、映画と見事なまでにシンクロ。大音量で流れたその迫力と疾走感に、もう鳥肌立ちまくりでした。

 横道坊主が歌う劇中歌『明日はどっちだ!!!』PVはこちら!(12月5日まで)

 そして横道坊主の盟友として名高いTHE STREET BEATSが歌う映画主題歌とエンディングテーマも秀逸すぎでした。

 横道もビーツもともに今年で結成から23年。積みに積まれた経験と年輪に裏打ちされたロックは、今どきのなんちゃってパンクロッカーたちとは明らかに一線を画します。おしゃれな格好して、化粧して、甘い声で薄っぺらな愛を叫ぶ人生経験の浅いガキども。見ていて虫唾が走るので死んでしまえ(言い過ぎ)。

 そんなわけで、邦画にしては珍しくヒットだった『クローズZERO』。肩の力を抜いてボーっと見るのに最適。バイオレンスシーンも、迫力はありつつも痛みの少ない優しい作りになっているので、女性にもおすすめです。