2月20日から25日まで、第50回記念東京都伝統工芸品展と言うことで、日本橋三越本店において開催されています。先日来、江戸川区の伝統工芸についての展示がございました。今回の展示は、東京都と、範囲が広くなっている点が異なっています。非常に抽象的で申し訳ございませんが、生活用具から仏具・ざる・かんざし・和服・江戸切り子・その他等々多岐にわたる工芸を一堂に会した展示会です。
残念なことには、主催者の方に確認したところ、職人の方が許可すれば写真は撮っても良いです、と仰ってはくれました。でも、実際は拒絶され、ご覧いただけません。以下にご覧いただく独楽につきましては、出展しておられた原茂又造氏が快く許可してくださいました。そんなわけで、展示のほんの一部ですがご覧ください。
原茂氏と少々お話しさせていただきました。ここに展示されている独楽は、私が子供の頃に遊んだ、いわゆるおもちゃの範疇には入らないようです。数千円から数万円という価格では、とてもおもちゃとは言えないと思います。一部曲芸師が使用する金属の芯を使ったものの他は、特に外国で室内インテリアとしてもてはやされている、とのことでした。