今年の都七福神巡り最後に訪れたのが、行円上人(ぎょうえんしょうにん)によって創建された霊麀山行願寺です。この行願寺には、寿老人が納められています。
行願寺は、子を孕んだ雌鹿を射止めたことを悔いた、元々猟師であった行円上人が、常にそのとき射止めた鹿皮をまとって鹿を憐れみ、人々から皮聖(かわひじり)と呼ばれていたことから、この寺はまた革堂(こうどう)と呼ばれるようになったのだそうです。
寿老人の像は、寿老人神堂に納められているのですが、私の持っているカメラでは格子の間が狭いため、お写真を撮ることができませんでした。そんなわけで、本堂の写真でお許し下さい。この本堂には、千手観音菩薩祀られています。また、境内には七福神の石像が納められていましたので、こちらもご覧いただきます。