今年でこの京都での「都七福神」巡りは、一昨年一月に続き三度目になります。見返してみると、この前回のブログからあまり変わったことは書けそうにありません。そんなわけで、今年の「七福神巡り」は、多少端折らせていただきます。
前回までと違ったのは、理由は理解できるのですが、使用する車両が小さくなっていたことです。私の横にお掛けになったご婦人は、補助席まで使う、といって憤慨されていました。いわゆる50名強乗車できるタイプとは異なり、小型バスを2台使用して回りました。このコースを利用して、「七福神巡り」をされた方はおわかりと思いますが、赤山禅院までの道路が狭いため、今まででも松ヶ崎大黒天のそばで、今年利用した小型のバスに分乗して乗り換えていました。この乗り換えが必要なくなりました。なぜこのような方式にされたかは、バス会社に確認していませんので、定かではありませんが。
さて、実際に「七福神巡り」をしたのは、成人の日の祝日である1月11日で、しかも「十日戎参り」残り福の日でした。バス2台使用、といっても、合わせて53名でのお詣りです。ゑびす神社以外では、あまり混雑はありませんでした。このゑびす神社については、日にちを改めで記載させていただきます。というわけで、前置きのみが多くなりました。
このコースは、南は宇治市「黄檗山万福寺」から、北は左京区国際会館もしくは宝ヶ池そばの「松ヶ崎大黒天」および「赤山禅院」と、直線距離でも16kmくらいも離れている範囲を回ることになるので、かなり強行軍のコースです。
巡回の順序は、京都駅から黄檗山万福寺(布袋尊)、東寺(毘沙門天)、ゑびす神社(大黒天)、六波羅蜜寺(弁財天)、松ヶ崎大黒天(大黒天)、赤山禅院(福禄寿)、そして革堂(寿老神)を経て京都駅までです。この順には、おそらく意味はなく、ただぐるっとほぼ一巡する形をとっているからではないでしょうか。
コース説明のリーフレットに記載されています効能を、以下に転載させていただきます。
日本最古 「都七福神まいり」
古来より民衆の間で信仰の篤い七福神は京都が発祥の地とされ、「都七福神」の巡拝は古くから行われているものです。七福神の神々の力をもって福運を授かろうとする民衆の願いであり、特に新春に巡拝すると七難即滅、七福即生極まりなしといわれ、功徳が大きいとされています。