気まぐれ日記

カメラを持って、花を主とした写真を撮っています

ねむの木学園のこどもたちとまり子美術展

2016年05月12日 | その他

今朝は先日からなんとなく気になっていた目を見て貰うため、眼科医へ行く予定でした。

見るともなく見ていたTVで、「ねむの木学園のこどもたちとまり子美術展」が開催中と報じていました。

前にも見た記憶があり、自分のブログをチェックしたところ、もう9年前に六本木ヒルで見ていました。

「ねむの木学園のこどもたちとまり子美術展」は、全国各地で開かれます。

開催場所はどこか気になり調べたところ、東京銀座画廊・美術館が会場、とあります。

ここなら近く、すぐ出かけることが出来ます。

思ったより早く眼科医の診療が終わったので、そのまま銀座へ向かいました。

このような展示会では、作品の写真を撮ることなど許されない、と言うことは十分承知しています。

会場で作品を拝見していると、これから合唱を披露します、とアナウンスされました。

作品の展示されている区画で、6名の施設の方が、宮城まり子さんの指揮で歌を歌ってくれました。

とってもきれいな声で、良くハモっていました。

その写真を撮っている方達がいましたので、私も何枚かを撮らせて頂きました。

今朝の眼科医の受診は、片方の目から涙が溢れてくる、と言う点を訴えて診て頂いたのです。

でも、この歌を聴いていて、何故か自然と両目から涙が溢れてきました。

この歌を聴いていた方は、50名くらいもいたでしょうか。

前のほうにいた方達は、直接床に腰を下ろして聞いて下さっていました。

何曲か唄ったところで興に乗ってきたのか、宮城まり子さんが車いすから、立ち上がられました。

立ち上がろうとされた時、スタッフの方が手をさしのべられましたが、お一人で立ち上がられました。

 

歌が終わった後、会場に展示されている作品を拝見させて頂きました。

次の絵は、「むらまつ きよみ」さんが描いた、「深い秋」と題する作品です。

この作品を仕上げるには、1年半くらい掛かったのだそうです。

縦2m、横1m位はあろうかという、とっても細かい作品なので、当然と思います。

その中に、女の子と犬が描かれています。

女の子は、多分ご自身なのでしょう。

側で絵の作者が説明をしてくれていたので、「この犬は、何という名前ですか」と尋ねました。

「きみこ」と言います、と答えてくれました。

会場では、宮城まり子さんの「画集」に、ご本人がサインをして下さる一廓があり、沢山の方が並んでいました。

私も画集を求め、サインして頂きました。

その時、宮城まり子さんご本人に、「先程の合唱をしている時の写真を、ブログに使わせて頂いても宜しいでしょうか」とお尋ねしました。

拒絶されるかも知れないとは、思っていたのですが、「良いですよ」と答えて下さいました。

ご本人がちゃんと許可して下さったのですから、黙って肖像を掲示せずに済みました。

コメント
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