小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

食用ハイビスカス「ローゼル」が母島に馴染んできました!

2012年09月15日 | ローゼル
■有名なハイビスカスティーの原料になる「ローゼル」。
2005年に西表のパン屋「マナの店」のあんぱんの中央に乗っていて絶妙の美味しさからすっかり虜になったこの作物(このときに種を分けてもらいました!)。

今年で3回目の母島での自家採取、年々ローゼル自身が母島に馴染んできて立派になってきています。
その土地での自家採取の大切さを切に感じています。
その土地に合ったものであれば、より作物自身が強くなり無農薬・無化学肥料が可能になるし、食べるその土地の人の体にもいいと感じます。
まさに「身土不二」。(人の体は大地と繋がっているという意味)


今年は去年の倍以上を作付し、もうすぐ出荷できそうです。
ジャムを作りたくてキロ単位で購入したい方はご相談ください。
値段は…現在検討中です。


ローゼルは「洛神花」という生薬にも使われており、代謝促進、強壮作用、利尿作用、肉体疲労、眼精疲労、消化促進、便秘、貧血などに効用があるそうです。

ただし、妊婦の方は飲用を控えて下さい。
たぶん、陰性が強いのだと思います。

ジャムやお茶、塩漬けなど、
詳しい利用の仕方は去年のブログで紹介しています。
出荷開始まで今しばらくお待ちください♪


■さてローゼルと同じアオイ科の大本命「島オクラ」です。

こちらも自家採取3年目でずっと地に馴染んできました。
写真のは秋冬用に作付した遅めの若いオクラです。


モロヘイヤは出荷開始したものの、すっかり足りない状態が続いています。
ほんとうにありがたいことです♪
島の真夏の葉物は貴重なので、来年はもっと作りたいと思います。


同じく自家採取3年目の「島大根」。

早速大きな芽を出しています。
いつも思うことですが、どうしてあんなに小さな種からこんなに立派な双葉が出てくるのでしょう?

いつも自然の不思議さに感動します。
人間じゃどう頑張っても作れません。



こちらは3歳になったナスです。
小笠原は亜熱帯なので、うまく選定すればナスは数年生きるみたいです。
1年草じゃないんですね☆

もちろん収量は落ちてますが、どこまでイケるかナスの長寿記録に挑戦です♪


■先ほどは人は作れないと書きましたが、そうそう子供たちがおりました(笑)。

作物も人も「作る」、というより「生まれる」言った方がしっくりくるほどいのちって神秘的です。
本当に神様の絶対的な領域ですね。

2歳の次女がここのところ熱を出してぐったり。
ようやく回復してきた今日この頃。
大好きな海に入れなくて寂しい様子。
僕も回復を切に願います。
だって僕も海で遊びたいからっ!!(笑)