戦時における自衛隊の行動についての法律が未整備ではないだろうか。
震災時、道路上の放置車両を強制撤去できない・災害復旧の疎外となる大型物品を撤去できない・等の問題が提起されて以来、徐々にではあるが対処法の整備が進んでいる。しかしながら、戦時における自衛隊の行動についての法整備は進んでいないのではないだろうか。現行の法律では、所有者の同意なしで、戦車は私有地を走行できないし、敵兵が占拠した建物・船舶を破壊できない。また、戦闘予想地域からの強制移住などもってのほかである。
現在の状況は、『国破れて、私有財産と個人の権利が残る』状態であり、公的任務遂行のためには私の権利をも制限・一時停止し得る有事法整備の加速を期待するところである。
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