USスチール買収問題は、大統領の買収不可決定を不服として日本製鉄が提訴したことで第2章に入ったと思っている。
ここに来て漸く石破総理が登場したが、全く的外れの対応を見せているように感じ、正直なところガッカリした。
岩屋外相は「日本の産業界による今後の対米投資について強い懸念を感じさせる事案」と発言したが、アメリカの主張を理解していないかのようである。
石破総理や岩屋外相は、買収問題を単なる経済問題と捉えているのに対し、アメリカは日本の対米投資の影響と自国防衛基盤の維持を天秤に掛けての決定ではなく、単に安全保障に限定したロジックによっている。
考えてみると、日本帝国の軍備・戦備の規模に対しても、議員・文官が積極的に関与した歴史は数えるほどで、統帥権の独立と云う「憲法外規定」に翻弄されたかのように、大本営・軍令部の意見を丸呑みした結果が多い。自衛隊の戦力規模についても安倍総理以外は確たる意見・意思を持つことも無く、国防=金額としか理解していない防衛官僚の言いなりに終始しているように感じられる。そんな環境・政治風土に育った総理・外相であれば、今回アメリカが示した国防生産法を根幹とする防衛基盤の概念などは到底理解できないのだろう。ましてや、名うての研究者型総理であれば、経済的側面を度外視した軍事産業育成などは想像すらできないのではないだろうか。
再び「野に置け蓮華草」の登場して貰えれば、蓮華草(石破総理)は山野に群生してこそ未だ鑑賞に堪えるが、床の間に活けても全く見栄えがしないし、総裁選で床の間に飾ろうとした多くの議員がいたことにも驚かされる。
ここに来て漸く石破総理が登場したが、全く的外れの対応を見せているように感じ、正直なところガッカリした。
岩屋外相は「日本の産業界による今後の対米投資について強い懸念を感じさせる事案」と発言したが、アメリカの主張を理解していないかのようである。
石破総理や岩屋外相は、買収問題を単なる経済問題と捉えているのに対し、アメリカは日本の対米投資の影響と自国防衛基盤の維持を天秤に掛けての決定ではなく、単に安全保障に限定したロジックによっている。
考えてみると、日本帝国の軍備・戦備の規模に対しても、議員・文官が積極的に関与した歴史は数えるほどで、統帥権の独立と云う「憲法外規定」に翻弄されたかのように、大本営・軍令部の意見を丸呑みした結果が多い。自衛隊の戦力規模についても安倍総理以外は確たる意見・意思を持つことも無く、国防=金額としか理解していない防衛官僚の言いなりに終始しているように感じられる。そんな環境・政治風土に育った総理・外相であれば、今回アメリカが示した国防生産法を根幹とする防衛基盤の概念などは到底理解できないのだろう。ましてや、名うての研究者型総理であれば、経済的側面を度外視した軍事産業育成などは想像すらできないのではないだろうか。
再び「野に置け蓮華草」の登場して貰えれば、蓮華草(石破総理)は山野に群生してこそ未だ鑑賞に堪えるが、床の間に活けても全く見栄えがしないし、総裁選で床の間に飾ろうとした多くの議員がいたことにも驚かされる。
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