glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

ワルシャワ:アダム・ミツキェヴィッチ

2009-08-08 11:22:03 | エスペラント
‘09-7-15
夕暮れ時、と言っても21時過ぎワルシャワに到着。22年ぶりのワルシャワです。空港には先に到着していた姉が出迎えてくれました。
 トラムに乗って旧市街に向かう。
 私たちは行きに3泊、帰りに1泊旧市街のアパートに泊ることにしていました。
アダム・ミツキェヴィッチの像を過ぎて間もなくトラムの終点となり、石畳の道を旅行鞄をがりがりと引いて宿に向かいました。
 アパートの広さに驚きました。シングルベットが二つある部屋2つ・居間・台所・入り口スペースにもソフアと洋服ダンス・バス付浴室。 広場近くというのに外の喧騒は入ってきません。石作りの建物の利点なのかもしれません。

 アダム・ミツキェヴィッチの銅像はリトアニアもあり、どちらも母国の詩聖と言っているので、彼がポーランド人なのかリトアニア人なのか私には判断がつきません。これが歴史の中で民族が入り乱れているヨーロッパの不思議さなのでしょうか。

 彼の代表作は『パン・タデウシュ』、エスペラント訳は『SINJORO TADEO』です。この本を私は1987年のワルシャワで開かれたエスペラント100年記念の世界大会の記念として買いました。その本の中に11年後の新聞の切り抜きが挟んであります。年末に『パン・タデウシュ』の日本語訳が出版されると書かれています。当時、E-isto でもなくポーランド語も読めない人より早く自分達がポーランドの心に少しは触れることができたことを喜んで切り取ったものです。

 E-istoの多くは知っていると思いますが、エドモンド・プリバーも自著: VIVO DE ZAMENHOF の冒頭に彼の詩を引用しています。

 
  ミツキェヴィッチの写真
コメント
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