glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

公園の飲み水

2010-04-17 08:54:59 | 衣・食・住
 ドイツから来た孫娘は散歩や公園での遊びが好きです。近くの公園で遊んでいる子がいないので徒歩で30分ほど離れた公園に車で送る事となり、あいている時間のほとんどは公園で過ごす事となりました。
 遊具で、他の子の遊んでいる近くで遊ぶのも好きだったようですが、最も気に入ったのは公園の飲料水だったそうです。

 私が昨年訪ねたエスペラント市ヘルツベルクには渓流があり、それが水道水となっていたので家庭の水道水を飲み水として使用できました。しかし、ベルリンなど大きな都市では水道水をそのまま飲料水として使わないことが多いというのです。家で水道水を長年飲んでいて原因不明の病気にかかる人もいるのだそうです。ですから公園に飲み水など設置されていないのです。

 私たち日本人は最近水道水を飲まなくなっています。が、以前日本大会に来た、外国のエスぺランチストを案内している時、中国人が日本の公園の水は飲めるよと他の人に教えたので、他の国の人も飲んでいました。
 イタリア人の女性を泊めた時、飲料水の入ったボトルを部屋に置いたら、日本の水は飲めるからボトルはいらないと断られました。

 孫娘が、公園の飲み水を楽しんだと聞き、私たちが豊かな生活をしていると感じました。また、以前テレビで見たバングラデシュの濁った水を飲んでいる子ども映像を思い出していました。

 オダさんという方だったでしょうか、東南アジアにきれいな水を広めようとしている方の記録映像だったと思います。彼はグラミン銀行から事業提携を申し込まれているという事でした。その方の事業が成功し、世界中の子どもたちが綺麗な水で健康に育つように願っています。
コメント
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