glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

お寺参りとメコン川

2010-12-04 11:09:24 | 家族・友人・私

   日曜日はお寺参りに行くという。初め9時頃と言っていたのがどんどん早くなり、迎えは6時半に来ることとなっました。車はそれより早くやってきました。姉妹5人とその父親、我が家族3人と車の所有者の10人で出かけました。早朝だというのに道路が渋滞していて前に進みません。とうとう車を放棄し歩きました。持ち物の多いこと。白い菊の花、おこわの入った駕籠、お菓子、果物、水、供物を入れる入れ物。これらすべて10人分と6畳ほどのござを持っていました。タートルアンの前の広場は人々で埋め尽くされ、あちこちの並べられたテーブルの前には坊さんたちが立ち並びお布施を受け取っています。

 いったいこの人の波はどこから来るのと尋ねたら、今年は450年祭。国中から人が集まるのだということでした。空いている場所を探しござを敷き、供物をそれぞれの前に置き地面にろうそくを2本灯し儀式をします。それから供物を持って坊さんたちの並ぶテーブルに向かい少しづつ供物を分配しなが進みます。皿がいっぱいになると坊さんたちは足元に置いてあるビニール袋に皿の中身を空け、空の皿をテーブルに置きます。後で街の中でこの袋を運んでいる小僧さん達を幾組も見ました。

 お供えが終わるとまたろうそくを灯し、水を注ぎながら祈りました。それから屋台のある所に行き色々な物を注文して朝食となりました。ホーに白いものを入れているのでなめてみたら砂糖でした。

 手前の黒いぽい物は餅黒米のおこわです。甘みがあって美味しかったです。

 その後パリの凱旋門のような慰霊塔とか、新しく整備されたメコン川の岸に立つ英雄像など炎天下の中みんなで案内してくれました。その後メコン川沿いに走り仏陀公園へ。そこでメコン川を眺めながら昼食を食べました。メコン川は乾季の為、水が少なく中州が見え、隣国タイに泳いで渡れるのではと思えるほどでした。

 後で知ったのですがこれは川を見たいと騒いでいた私へのサービスだったのです。

 仏陀公園の不思議な塔。高さは4階ほど。中には古い仏像が沢山あり、大きな顔の口から入り険しく狭い階段を上り屋上に出ます。 

食事をしながら眺めた川の景色です。

 

コメント (2)
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