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生きること:過去と未来とエスペラントと

ラオスの甑(こしき)

2010-12-07 13:25:25 | 家族・友人・私

 ラオスの話をそろそろ終わらせたいと急いでいます。私が興味を持ったことをいくつか書いておきたいと思うのです。

 まず、餅米を蒸す甑について。

2種類ありました。

これが主に使う形です。日本のと同様、下の中央にはすのこを入れるようになっていました。大きさはさまざまです。日本のは木製で寸胴だと話したら喜んでくれました。なべの形もユニークです。

 上の形の籠も蒸し器として使えるそうですが、主にざるとして米を洗った時に入れているようでした。5カップほどのコメが30分で蒸し上がるそうです。お互いに違う言葉を使いながら女たちばかりガヤガヤとおしゃべり、蒸し器を通して親交を深めました。残念ながら材料はなにかかは分かりません。バナナの葉やヤシの葉でも作れそうです。竹より柔らかそうでした。

 ラオスで困ったことが二つありました。

 一つは車を降りる時、道路を渡る時に手を差し伸べてくれることです。日本人は人に甘えることに慣れていないので、最後まで戸惑いました。

 もう一つはトイレです。必ず素足で入ること、決して紙は流すなと息子に厳命されました。トイレとシャワーが一緒になっていてタイルの床が濡れています。使用する紙と使用済みの紙や足ふきなどを入れる袋を持参しました。床の水が汚れていないことは分かっていても濡れた床を裸足で歩くのはあまり心地よいものではありませんでした。

 最後に出発直前に飛行機の出発および帰国時間を変えねばなりませんでした。帰りのタイのバンコクで9時間待ちとなりました。突然の事バンコクについての情報もありません。’Lerunu’で見つけたタイ在住のエスペランティストに手紙を書いたら、空港から市内への行き方及び交通費、短時間で行ける観光地などの情報をすぐに送ってくれました。ラオスで余り沢山あそんで疲れていたのと、息子たちが止めた方がいいと思うけどと消極的にでしたが不賛成でしたので、結局は街に行かず空港で眠って過ごしました。でも、数日で情報が貰えるエスペラントの世界は凄いなあと嬉しく、感激しました。

コメント (2)
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