glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

ラオス人は糸で結ばれる!

2010-12-06 08:30:52 | 家族・友人・私

 遠足から帰るとまた儀式が待っていました。今度は家族だけでした。バーシーという儀式用の飾りが一つ用意されていました。結婚式の時はもっと大きいものが二つでしたが・・・。

 私達は何が何やらわからないまま言われたように、数人で片手で飾りを置いた皿のふちをつかみます。もう片方の手の指に白い糸を引っかけ拝みます。その時のひじは直角にしなければならないようでした。後ろに人は片手で前の人のひじに触り、同じ体系をとるのです。そうやって家族全員が飾りのある皿につながるのでした。この儀式には子どもも参加しました。

 終わるとNの父がこれからは私達は親戚ですといったと通訳されました。その後飾ってあった糸の房を抜き取り、糸にお金を結び互いに結びあっていました。私達もそれをして良いのかどうかわからないのでただ結んでもらっていました。子ども達も嬉しそうです。お金の額は1000キープ結ぶ人もいれは、10000キープ結ぶ人、ドル紙幣を結ぶ人もいました。もしかしたら儀式を通して、家庭内での収入の再分配がされているのかもしれません!

 結婚式のとき使った糸は白色でしたが、この度はオレンジ色でした。私にはこの儀式が別れの儀式なのか親戚となる儀式なのか分かりません。もしもまた訪ねる機会があったら私達もお金を用意することになるのでしょう。

コメント (4)
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