glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

時は風のごとく

2019-10-19 10:22:23 | 家族・友人・私

 10月4日(金)に来日した息子家族は宮崎を訪れ、木曜日に関東へ。台風を経験して昨日ドイツへと帰ってゆきました。台風の日と友人と会った1日を除き家族であることを確認するかのような時間を過ごしました。例え2年に1回であって親に顔を見せることが子どもの義務だと思っている息子。息子の義務感を満足させるために協力する親。当たり前なのか、変なのか70歳過ぎてからそんな親子関係が続いています。孫たちは名所旧跡に興味はなく、外で体を使った遊びが良いのだそうです。昨年も鎌倉の海で釣りに挑戦。今年もまた・・・。

 釣り好きのHが興味を持つかと、友人が亡夫のルアーを沢山くれました。ドイツでは釣りはライセンスがないとできないそうです。また魚の種類が違うので果たして役立つかわかりません。全部ほしかったようですが父親の許可が下りず、いくつか選びましたが、我が家に来るたびに残ったものを眺めていました。

 15日火曜日、予報は雨でしたがHとEは父親と海岸へ。河口で釣りをしたそうです。ハゼ用の餌でしたがハゼは釣れなかったけれど10センチほどの魚を6匹釣り、E も1匹釣ったそうで午後写真を持ってやってきました。翌水曜日、私はおにぎりを作り私も河口の護岸に座って3人の釣りを眺めました。母親は一人で鎌倉八幡宮など散歩していました。この日は1匹釣った後、ルアーを試したいとHは言い出しました。大きなルアーで小さな魚は釣れないと父親に言われても聞かず、ルアーをつけて投げることを楽しんでいました。釣り針を放ると1昨年はすぐ近くに落ちたのですが今回はかなり遠くまで飛ばすことができるようになっていました。ルアー付けると対岸近くまで飛んでゆきます。引くとルアーがきらきらと光りながら水の中を走ります。Hにとってその光景はとても魅力的に見えるようでした。見かねた父親ルアーの先にゴカイをつけたらまた魚が釣れました。この日の収穫はEと父親が1匹、H2匹釣り大満足でした。雨模様でしたので、母親の帰りを待って宿へ行きみんなでおにぎりを食べました。

 

ルアーで釣れたと大喜び 

なんという名の魚でしょうか

 

 宿で日本語学校の教科書を見ました。日本の中学生と同じ教科書で学習していました。内容は私の中学時代よりも難しいのではないかと思いました。Eは漢字が苦手だと言っていました。普段の授業はドイツ語、第1外国語は英語、第二外国語はスペイン語を選んだそうですが、その上に系統の違う日本語を学ぶのですから結構大変だろうと感じました。

   

コメント
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