glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

素晴らしい課外授業

2006-06-23 10:04:39 | Weblog
 荷物の片付けもあるのですが、ボランティアへの復帰を果たしました。

 20日には中学生の案内。昨日22日は午前中は小学生、午後は高校生でした。

 どの学校の生徒もかなり熱心でした。先生の課外授業への取り組みがすべて生徒の態度に現われます。それだけ、子どもは親や教師に左右されると言うことでしょうか。

 昨日の高校の先生の論理はほんとに素晴らしかったですね。

 実は環境問題への導入を仲間のひとりがしている時に数人の生徒が私語を交わし笑ったのです。その前にシオラレオネにおける少年兵士の映像を見たので子どもたちは緊張し、その緊張から開放されたかったのではと私自身の心をを振り返り感じたので、生徒たちを行儀悪いと批難するつもりは私にはありませんが・・・。

 説明が終ると30代後半思える年齢の女性教師が立ち上がり、子どもたちに即座に説教をしました。

 人が話している時は耳を傾けなさい。ボランティアの方々は私たちのために自分の時間を割いてくれているのです。その方達に敬意を表すにはどうすればよいか考えれば自ずと判るはずです。
 また、課外授業は単に知識を得るためにだけ行っているのではありません。人の話しを聞き、自分も話すコミニケーションの仕方を学ぶ大切な場でもあるのです・・・。

 その後で、別の男性教師と話しましたが、今の生徒は聞く事も話すことも苦手なので、課外授業も目的は自分達で本を読んだり、人の話しを聞いたりし、それに対する自分の考えを他者に説明し、他者と話し合い、コミニケーション能力を高める事に目標を置いているということでした。

 関係無いとか、どうでも良いとか言う若者が少しでも減ることを期待しました。

 ガンバレ若者たち!  
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3 コメント

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体調を崩さないよう気をつけてください。 (街中の案山子)
2006-06-26 12:29:24
お久しぶりです。

シオラレオネの映像をとあったので、生徒たちは貴重な機会をえたと、想像したりしました。

一去年だったか、朝日新聞で特集「カラシニコフ」

という名前で、西アフリカの子供兵士の実態を連載していました。ソ連製のカラシニコフ(銃)が軽くなったので、子供を兵士に…。その経緯、顛末に人間のおぞましさを感じたものです。(私にしては珍しく、切抜きまでしました)。「平均寿命が一番短い国シオラレオネ」(山本敏晴著)を読んだのも、去年かな。

早々に、ココロの重くなる話題のコメントになってしまいました。

幼子たちの声という、癒し効果付の新居ですね。

疲れが出ませんように。

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課外授業 (あまもり)
2006-06-26 14:47:05
課外授業で社会勉強が身に付いたらいいですね。

これ本来は親が躾けることなんですが、その親はゲームとパソコンを与えるだけでほったらかし、というのも多い。

(私もそうだったかもと反省しています)

同年代だけではなく、年代差があってもコミュニケーションが取れる子供が育てば校内暴力なんていうのも無くなるような気がします。
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Unknown (gilimi)
2006-06-27 07:28:12
案山子さん



先日お邪魔しましたが案山子さんのブログも重かったのでコメントできずに引き返しました。世の中青少年に関する暗いニュースが多すぎます。楽しいこと嬉しいことを感じさせてくれるニュースが欲しいですね。



あまもりさん



教師が一人でがっぱっても出来ないですね。話していて同僚の教師に支えられているのが判りました。何をやるにしても仲間が必要なのですね!
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