glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

蝉と猫

2005-08-28 08:00:50 | Weblog
 昨日は少し涼しくなったと思い散歩をかねて姪の家まで歩きました。

 でも暑かったですね。

 川の沿いに作られた遊歩道を通り約5キロの道のりを、47分かけてのんびりと散歩しました。川岸の葦はなぎ倒され、その上を水が流れています。先日の台風は結構ひどかったようです。
 
  いい香りがすると思ったら葛の花が咲いていました。まだ咲き始めたばかりです。子ども達を大勢連れてキャンプに行った時、父親の一人がこれで天ぷらを作ってくれました。
 油を使った鍋は新聞紙で拭き、川の砂で油を落としていました。洗剤で水を汚さない山男の知恵でした。 

 姪の所は借家です。庭には柿の木があり、6年生の息子がその下にキャンプ用のテーブルセットを置いてゲームをしていました。最近迷い込んできて居ついたと言う猫は、馴れ馴れしく私のところにもよって来ます。
 蝉の暴れる音がすると思ったらなんと蝉をくわえてやって来ました。傷をつけず草の上におきます。蝉は逃げようともがきます。蝉が疲れて休むとすぐ転がしたりくわえたりして休む暇を与えません。無言で猫は愛らしい仕草を続け、蝉の羽音は次第に力を失ってゆきます。それでも、猫は得意げに追及の手を緩めません。
         

 これは猫の習性と分っていても楽しい光景ではありませんでした。


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6 コメント

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山男の知恵。。 (serena)
2005-08-28 09:50:01
いいですね。そんなお父さんを持った子は何にでも思いやりの有る人に成長するでしょうね。

葛の花の天ぷら、初耳ですが、風情があります。カナダにも葛は生えているのですよ。まだ見たことは無いけど、名前は「Kdzu」です。
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綴り間違い (serena)
2005-08-28 09:52:20
Kudzu

と書いたつもりが「u」が一つ抜けていました。
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ねこ (あまもり)
2005-08-28 11:02:58
その蝉、おそらく猫に捕まった時点で羽をやられたのでしょうね。かわいそうに。

満腹していると猫は獲物を捕らえても食べずにおもちゃにしますよね、たしかに。

うちの猫(外に出していないので正真正銘のうちの猫)は、ベランダの手摺りにとまった雀を捕らえて部屋の中にくわえて入ってきたことがありました。

口から離すと雀は部屋中を飛び回り、私はあわててベランダの戸を全開にして逃がしました。

うちの猫は私に抗議するでもなく知らん顔。あの雀、ケガはなかったのかとしばらく気になっていました。
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葛の天ぷらどんな味? (りこ)
2005-08-28 23:28:08
glimiさん今晩は。猫が蝉まで捕るとは知らなかった~。
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Unknown (glimi)
2005-08-29 12:30:58
いこさん、天ぷらの味忘れました。でも天ぷらは不思議な料理です。山菜等えぐ味や苦い味のあるもの程よく味を緩和してくれますから。



 蝉は弱っていたと思います。

 でも、田舎の猫は冬にやま鳥を取ってきたので私の義姉はそれを横取りして何度か食べたとか。猫は獲物を取ったことを誉めてもらいたいのでもって帰るのですが、遠くからニャアニャア騒ぎ、彼女に鳥を見せるだけで家まで持ち帰らなくなったそうです。

 

 同じ猫科でもライオンは満腹な時は狩をしないと聞いていすが、猫は違うのでしょうか。
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結婚前に飼っていた猫は (Yuu)
2005-10-22 19:08:16
子猫のときゴキブリを捕って食べておなかを壊したので以来ゴキブリは食べません。せみは悪くてゴキブリならいいってのも人間の意見ですし。

すずめをとって食べる猫を飼っている人がいてこの猫が子供のとき捨てられて野生生活をしていたのを知っているのでほめてやるそうです。でも例のインフルエンザのときは猫にうつるんで取り上げたそうです。
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