glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

老兵は死なず

2014-10-08 09:42:46 | エスペラント
 連絡など全く取り合っていない古い友人から先日メールをいただきました。エスペラント日本大会の準備をしているが全く人手が足りないと。場所は福井県の小浜市です。大きな会場もないし宿は民宿です。それも変わっているし面白い。それに小浜の名前はアメリカの小浜大統領が立候補した時に応援した面白い土地ぐらいの知識しかありません。行って見ようと参加を決めたのですが・・・。外国人も沢山来ると言うので先日受け取った参加者名簿を見たら不在参加を除いて240数名の参加者です。そのうちの26人が外国人。中国人に至っては14名です。多分初めての外国旅行でしょう。大会に参加してもぶらぶらしようと言う私の気分は一変しました。できる限りお手伝いしようと。年輩者はそれなりの経験があります。それをフル活用する機会があったら次の活力となります。まさに老兵は死なずです。
 ですが、若い力も素晴らしいです。未知の事に挑戦する良い機会です。若い方も事務局に手伝いを名乗り出たらきっといい経験を得ることができると思うのですがいかがでしょうか。

 さて、私の初めての日本大会は1960年。赤城山にある関東学生連盟の建物だったと思います。宿泊は山荘風で寝床は2段になった鰻の寝床のような仕切りがありませんでした。私は長谷川テル氏の姉である西村幸子さんを紹介され彼女の横に寝てほとんど一晩中若かりし頃のテルさんの話や家族の話を聞きました。彼女には弟さんもいたのですがある夏休み姉弟3人が揃ったら事前に相談したわけでもないのに3人ともエスペラントを学習し始めていたと言う事でした。早朝散歩に行きました。山頂には沼か湖がありその周りを廻りました。その時のスナップ写真があります。


 後列向かって左端が昨年亡くなった阿部祈美さん、伊東三郎氏、真ん中の女性が長谷川テルさんの姉の西村幸子さん。右端の男性は当時東京都の職員でベトナムからの便りを都職員の機関誌に投稿していた今村静雄さん。この数年後彼は40代の若さで急逝しました。前列は岡山か和歌山かから見えていたような記憶があります。私と同じ年代でしたらまだエスペラントを続けていたら嬉しいです。年配の男性はとても穏やかで優しい方で散歩しながら伊東氏との若い頃のエピソードをいろいろはなしてくれましたしたが、どうしても名前を思い出しません。この方についてなぜか大切なことを忘れているような気がします。どなたか名前をご存じないでしょうか。
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4 コメント

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おお、懐かしい顔が、、 (verdavojeto)
2014-10-09 10:25:58
ありますね。
この頃、私はまだエスペラントを学び始めていなかったようです。
東京世界大会が私の参加した大会でした。

施設も充分ではない状態でも、やろうと言う小浜の皆さんに脱帽です。成功を願っています。
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過去の活動家に思いをはせて (glimi)
2014-10-09 20:20:53
 この写真載せるかどうか迷ったのですが、この前都庁で働いていると言う方に今村さんのことご存じか尋ねたら知りませんでした。運動としてつながっていないの淋しいですし、ときにはこんな活動家もいたのだと思いだして欲しくて載せました。
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1960年と言えば・・・ (江戸ワード)
2014-10-12 10:55:06
1960年と言えば昭和35年、私が高2の時です。
浄土宗の男子校でした。体重50kg弱と痩せていました。

小浜における準備作業のお手伝いの由、ご健闘を!
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江戸ワードさんへ (glimi)
2014-10-14 07:53:07
 私より若いですね!お元気で過ごして欲しいですね。この歳になると健康を保つことが最優先事項ですね。
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