【石狩】国と道は、障害者の就職と日常生活支援を行う「石狩障害者就業・生活支援センター のいける」を、市内花畔二の一に開設した。障害者の就職相談に応じるだけでなく、企業側の雇用ニーズにも対応。就職後の状況も把握しながら、自立支援を後押しする。(郡義之)
厚生労働省が行う「障害者就業・生活支援センター」事業の一環。市内の社会福祉法人「はるにれの里」が運営する。「のいける」はアイヌ語で「曲がりくねった道」の意味。
センターには専門職員三人が常駐。就職を希望する障害者の相談に乗るほか、企業との面接に臨む際の付き添いとして同行する場合もある。さらに、就職後も地域で自立できるよう、日常生活も適宜支援したり、途中で挫折しないようにスタッフがケアしていく。
一方、企業に対しては、障害者雇用の手続きや助成制度の紹介、障害者の業務内容などの相談を受け付ける。また、職安や市などと連携し、障害者と企業を引き合わせながら就業支援する。利用は原則無料だが、実費負担が生じる場合もある。
札幌北職安管内(札幌市北区、東区、石狩市、当別町など)で、求職した障害者のうち就職できたのは二割にとどまる。吉田志信センター長は「支援活動を通じて、障害者に対する市民の理解が深まってくれれば」と話す。受付は平日の午前九時-午後五時。問い合わせは同センター(電)76・6767へ。
厚生労働省が行う「障害者就業・生活支援センター」事業の一環。市内の社会福祉法人「はるにれの里」が運営する。「のいける」はアイヌ語で「曲がりくねった道」の意味。
センターには専門職員三人が常駐。就職を希望する障害者の相談に乗るほか、企業との面接に臨む際の付き添いとして同行する場合もある。さらに、就職後も地域で自立できるよう、日常生活も適宜支援したり、途中で挫折しないようにスタッフがケアしていく。
一方、企業に対しては、障害者雇用の手続きや助成制度の紹介、障害者の業務内容などの相談を受け付ける。また、職安や市などと連携し、障害者と企業を引き合わせながら就業支援する。利用は原則無料だが、実費負担が生じる場合もある。
札幌北職安管内(札幌市北区、東区、石狩市、当別町など)で、求職した障害者のうち就職できたのは二割にとどまる。吉田志信センター長は「支援活動を通じて、障害者に対する市民の理解が深まってくれれば」と話す。受付は平日の午前九時-午後五時。問い合わせは同センター(電)76・6767へ。