ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

石狩・花畔に生活センター 障害者の就労手厚く支援

2009年04月14日 23時46分58秒 | 障害者の自立
 【石狩】国と道は、障害者の就職と日常生活支援を行う「石狩障害者就業・生活支援センター のいける」を、市内花畔二の一に開設した。障害者の就職相談に応じるだけでなく、企業側の雇用ニーズにも対応。就職後の状況も把握しながら、自立支援を後押しする。(郡義之)

 厚生労働省が行う「障害者就業・生活支援センター」事業の一環。市内の社会福祉法人「はるにれの里」が運営する。「のいける」はアイヌ語で「曲がりくねった道」の意味。

 センターには専門職員三人が常駐。就職を希望する障害者の相談に乗るほか、企業との面接に臨む際の付き添いとして同行する場合もある。さらに、就職後も地域で自立できるよう、日常生活も適宜支援したり、途中で挫折しないようにスタッフがケアしていく。

 一方、企業に対しては、障害者雇用の手続きや助成制度の紹介、障害者の業務内容などの相談を受け付ける。また、職安や市などと連携し、障害者と企業を引き合わせながら就業支援する。利用は原則無料だが、実費負担が生じる場合もある。

 札幌北職安管内(札幌市北区、東区、石狩市、当別町など)で、求職した障害者のうち就職できたのは二割にとどまる。吉田志信センター長は「支援活動を通じて、障害者に対する市民の理解が深まってくれれば」と話す。受付は平日の午前九時-午後五時。問い合わせは同センター(電)76・6767へ。


視覚障害詐欺事件 札幌高裁、被告の控訴を棄却

2009年04月14日 23時45分27秒 | 障害者の自立
 裁判長は「嘘で身を滅ぼさないよう」と諭し、懲役4年の1審判決を支持。


 全盲の視覚障害者を装って札幌市から生活保護費の一部などをだまし取ったとして、詐欺罪に問われた丸山伸一被告(51)の控訴審判決公判が14日午後3時から札幌高裁(井口実裁判長)で開かれた。

 丸山被告は1999年に「全盲」と診断され、視力障害1級の認定を受けた。そのため、ホームヘルパー利用などの福祉サービスを受け、03年10月からは障害者加算分を上乗せした生活保護費を受給していた。

 ところが昨年1月、全盲であるはずの丸山被告が07年10月に運転免許を更新(視力検査で両眼あわせて「0.7」以上)していたことが判明、詐欺容疑で逮捕・起訴された。

 丸山被告は昨年4月の初公判で「(全盲を)装ったということはない」と起訴事実を否認したが、札幌地裁は視力障害を装い、札幌市から生活保護費の障害者加算分と介護サービスの総額約530万円を不正に受けたことを認定、懲役4年の実刑判決を言い渡した。

 判決を不服とした丸山被告は控訴。判決公判で井口裁判長は「障害者福祉制度の円滑な運営を揺るがす犯行で社会的影響は大きく、責任は重い。懲役4年は重過ぎて不当とはいえず、控訴には理由がない」と断罪、1審・札幌地裁判決を支持し、控訴を棄却した。

 白髪混じりで肩まで伸びた長髪、上下グレーの作業着で入廷した丸山被告は、直立不動のまま裁判長の話に耳を傾けていた。判決言い渡し後、井口裁判長は「懲役4年はかなり長い刑になるが、嘘で身を滅ぼさないようにしてもらいたい」と諭した。

暴力行為で大阪府が改善指導 和泉の障害者施設

2009年04月14日 23時43分49秒 | 障害者の自立
 入所者を鍵をかけた個室に閉じこめていたとして大阪府から改善指導を受けた知的障害者更生施設「太平学園」(同府和泉市)で、元施設長が入所者を殴ったり、職員が入所者を威嚇していたとして、運営する社会福祉法人「日本ヘレンケラー財団」(大阪市阿倍野区)が3月中旬に府から改善指導を受けていたことが13日、新たにわかった。

 府によると、元施設長は平成16年1月、当時30代後半だった入所者の男性が言うことを聞かなかったことなどを理由に、定規で男性の頭部を殴りつけ、軽傷を負わせたという。

 元施設長によると、男性は職員や他の入所者に暴力を振るうこともあったといい、家族からは、絶対に男性を家に戻さないよう依頼を受けていたという。

 元施設長は、一連の問題の責任を取る形で副施設長に降格となったが、今月末で退職することを決めた。「長年(男性の)面倒を見てきて親代わりのつもりだった。家に帰ろうとするので、止めるのに必死だった」などと話している。

 また同学園と、同系列の知的障害者更生施設「伯太(はかた)学園」(和泉市)でそれぞれ、職員が入所者をにらみつけて威嚇しながら指導を行ったとして、府が法人に改善を指導していた。


身体障害者にとって関係のある年金、手当の制度などにはどのようなものがありますか?

2009年04月14日 00時48分04秒 | 障害者の自立

特別児童扶養手当

20歳未満の精神または身体に障害のあるものを扶養する父母などに対し、障害度が重度(1級)は月額50,350円、中等度(2級)は33,530円が支給される(平成7年度の支給額)制度です。


児童扶養手当

父と生計を同じにしていない、または父が障害者である場合に、18歳未満(中等度以上の障害がある場合には20歳未満)の児童を養育する母親などに、児童1人の場合月額41,390円、児童2人の場合月額5,000円の加算、児童3人以上の場合月額1人につき3,000円の加算が支給される(平成7年4月現在)制度です。


障害児童福祉手当

精神または身体の重度の障害のため、日常生活で常時の介護を必要とする在宅障害児に対して月額14,270円が支給される(平成7年4月現在)制度です。


国民年金(基礎年金)

被保険者(第1~3号)が老齢、疾病、傷病などにより障害または死亡した場合に、本人及び配偶者など遺族に支給される制度です。


厚生年金

被保険者の老齢、障害または死亡について本人及びその遺族に保険給付される制度です。国民基礎年金に上乗せで支給されます。


共済組合等年金

国家(地方)公務員等共済組合など各職業単位で組合があり、障害共済年金等が国民年金、厚生年金に上乗せで支給されます。


障害基礎年金

被保険者期間中に初診日がある疾病により障害者となったとき、または20歳未満の傷病の発生で障害者となった場合に支給されます(発病してから1年6月の経過措置を過ぎないと申請できません)
因みに、平成10年度の支給額は1級が年額999,400円、2級が年額799,500円です。
一般に身体障害者手帳の1~2級は1級年金に、身体障害者手帳の3~4級は2級年金に該当するようですが、それぞれ別の法律による基準によって決められますので必ずしも一致しません。
本人の年収(2人世帯)が600万円以下の方も、定められた障害程度であれば、それぞれ半額が支給されます。
障害年金の障害等級について


障害厚生年金

被保険者期間中に初診日のある病気、けがで一定の障害状態になっているときに支給される(1年6月の経過措置が必要)年金です。
1~2級は、被保険者の期間と報酬による金額を障害基礎年金に加算されます。3級の最低補償額は年額599,600円(平成10年度)です。


障害共済年金

組合期間中に発生した傷病により障害を受けたときに支給される年金です


特別障害者手当

日常生活で常時特別の介護が必要な20歳以上の在宅の重度障害者(身体障害者手帳1~2級程度)に対して月額26,230円(平成6年4月現在)が支給される制度で、年金と併給が可能です


心身障害者扶養共済制度

心身障害者(児)の保護者が、共済組合に1年以上加入して死亡または重度の障害者となったときに、心身障害者(児)に対して終生年金が支給される制度です

年金の窓口は国民年金は各市町村、厚生年金、共済年金は社会保険事務所で、特別障害者手当、心身障害者扶養共済制度の受付は各市町村の福祉課などです


そのほか、県によっては県独自で在宅重度障害者に見舞金を出しているところもあります

生命保険について

生命保険の加入者ならば、重度障害と認定されると生前に死亡時と同じように全額が支給されますので、保険会社に相談されると良いでしょう。

隣接の学園も入所者を閉じこめ 和泉の知的障害者施設

2009年04月14日 00時46分02秒 | 障害者の自立
 社会福祉法人「日本ヘレンケラー財団」(本部・大阪市阿倍野区)が運営する大阪府和泉市の知的障害者施設が入所者を個室に閉じこめていた問題で、隣接する同財団運営の知的障害者更生施設「太平(たいへい)学園」も、職員が多忙な時に入所者2人を個室に入れ、外からつっかい棒をかけていたことがわかった。昨秋の府の監査で判明し、改善を指導された。同学園は「他の入所者に暴力をふるうのを防ぐためだったが、不適切だった」と話している。

 府や学園によると、閉じこめられていたのは、40代の女性と30代の男性。他の入所者や職員への暴力や、外に出て行ってしまうことがあったため、女性には98年、男性には06年ごろから始められた。時間は、毎食後の歯磨きなど職員の手が足りない時に約10分程度だったという。また、1人になりたがった時に他の入所者が入ってトラブルにならぬよう、つっかい棒をしたこともあったという。

 厚生労働省令では、「緊急やむを得ない場合を除き」、個室閉じこめなどの身体拘束を禁じている。府施設福祉課は「一定の妥当性はあるが、緊急時だけでなく日常的に閉じこめをしていたことと、書面で家族に了承を得ていないという手続き面での不備があった」としている。

 府の監査の中では同学園の施設長(76)が04年ごろに男性入所者の頭をたたいてけがを負わせたことも問題視された。朝日新聞の取材に対し施設長は「細かいことは覚えていないが、わっと襲いかかってきたので、セルロイドの定規で防いだ記憶はある」と話している。