ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

「省令違反4年前から」障害者施設園長が謝罪

2009年11月08日 00時55分04秒 | 障害者の自立
 赤村内田の障害者支援施設「瑞穂学園」が約10人の入所者を同じ部屋で寝起きさせていた問題で、石田八重子園長が6日、報道陣の取材に応じた。石田園長は、1部屋の定員を4人以下とし、リハビリ室の居室利用を認めていない厚生労働省の省令に違反する状態が、少なくとも4年前から続いていたことを明らかにし、「申し訳なく思っている」と謝罪した。

 石田園長は、リハビリ室で多人数が寝起きするようになった経緯について、「夜勤の職員の目が届くよう、重度の障害者らを1か所に集めた。不適切だという認識はあったが、やむを得なかった」と釈明。「早期に改善したい」と述べた。

 また、リハビリ室に置いていた三つの簡易トイレについては、「使用時に見られることがないよう、周りにカーテンや仕切り板を取り付けるなどの配慮していた」と説明した。


災害時要援護者支援を制度化 事前に高齢者や障害者の情報把握 /三重

2009年11月08日 00時53分50秒 | 障害者の自立
◇市、地域に提供・共有
 名張市は大きな災害が発生した際、高齢者や障害者らの避難に役立てる「災害時要援護者支援制度」をつくることを決めた。助けが必要な市民の住所などを事前に把握し、地域に情報を提供・共有することで、安否確認や避難などに活用する。6日、市議会総務企画委員会で報告した。

 新潟県中越沖地震(07年7月)など、全国で要援護者の被災が目立つことから始める。対象は、肢体(1、2級)、視覚(同)、聴覚(2級)の身体障害者▽1級の精神障害者▽療育手帳A判定の知的障害者▽要介護3以上の人▽70歳以上のみの世帯--で計約5000人を想定。ただし、自力で避難できる人などは除く。

 現在市内では、つつじが丘や下比奈知など一部地区で、要援護者の住所や症状などが台帳化され、自治会長らが管理している。今後は市が全域の要援護者の名前、住所、電話番号などをリスト化し、本人から同意を得られた場合、リストを地域に提供。地域でさらに細かく症状の把握や支援態勢を整えてもらう。

 市危機管理室は「早ければ今月末から地域説明会をして、今年度中には制度を整えたい」と話している。

聴覚障害者と手話劇 浜松・神久呂中

2009年11月08日 00時52分46秒 | 障害者の自立
 浜松市立神久呂中は6日、同校の文化発表会に浜松聴覚特別支援学校の生徒を招待し、劇や手品などを通して交流を深めた。同校が進める聴覚障害者との「共生、共育」事業の一環。
 同支援学校から17人が訪れ、卓球の関東大会で準優勝に輝いたことなど学校の自慢を紹介。手話落語では座布団に座った生徒が、ナレーションに身ぶり手ぶりを加えて臨場感たっぷりに物語を披露した。さまざまな会話の場面を題材にした手話劇も行い、「お互いに楽しくコミュニケーションしましょう」と呼び掛けた。
 両校の生徒が互いにステージに上がったマジックショーでは、リズミカルにさまざまな手品を繰り出した。中国ゴマを使った大道芸は、支援学校の生徒が軽快な動きを見せて会場を盛り上げた。
 同事業は、2年前から両校の生徒が互いの学校行事などに参加して交流を深める取り組みで、神久呂中は本年度の静岡新聞社・静岡放送の「あすなろ賞」に選ばれた。

ボランティア:募集 /大阪

2009年11月08日 00時51分05秒 | 障害者の自立
 ★<大阪市・東大阪市>「2009年スペシャルオリンピックス日本・大阪夏季地区大会」ボランティア 21日(土)、22日(日)、舞洲障害者スポーツセンター、府立たまがわ高等支援学校ほか。会場設営、受け付け、競技や式典運営補助、選手サポートなど。15日(日)締め切り。スペシャルオリンピックス日本・大阪(072・802・9789)。

 ★<大阪市>「子どもの権利条約採択20周年記念事業」ボランティア 12月4日(金)17時半~21時、中央区のドーンセンター大会議室。会場設営、受け付け、書籍や商品の販売補助など。国際子ども権利センター(06・6462・6735)。

 ★<大阪市>視覚障害者の外出支援 登録制で日時は相談、住吉区の視覚障害者支援の会クローバー。外出介助とそれに伴う代読・代筆、電話受け付け業務など。高校生以上。同会(06・6672・4450、月・水・土10時半~16時)。

 ★<箕面市>高齢者デイサービス手伝い 14~15時で曜日は相談、パピルスデイサービスセンター。レクリエーションの際の支援、指導。交通費支給。市社協・ボランティアセンター(072・749・1535)。


聴覚障害者向け動く字幕 あす、浜松科学館でプラネタリウム映画上映会

2009年11月08日 00時48分46秒 | 障害者の自立
静大准教授らソフト開発

 プラネタリウムの円天井いっぱいに広がる映像が魅力の「プラネタリウム映画」に、聴覚障害者向けの字幕がついた。静岡大情報学部の秡川(はらいかわ)友宏准教授(39)らの活動の成果で、浜松市中区北寺島町の浜松科学館で8日、お目見えする。ドームの決まった位置に字幕を表示させる試みは既にあるが、科学館で上映されるのは全国でも例のない“動く字幕”。話題の中心に合わせて、見る人の視線を優しくガイドする。 

 字幕がつく映画は、ビッグバンから人類の誕生までをコンピューターグラフィックスで描いた「バースオブガイア」と、科学者の夢見る未来を表現した「宇宙エレベータ」。いずれも同館で通年上映されているが、この日はナレーションや登場人物のせりふを文字に起こした字幕が、直径20メートルの天井を走り回る。

 壁面に埋め込まれた6個のプロジェクターが投影する作品映像の上に、上映室中央に置かれた2台の補助投影機が字幕をかぶせていく仕組み。登場人物などの動きに合わせて字幕を動かすために、投影機の土台は水平、垂直に傾くようプログラムされている。

 秡川准教授の研究室で、パソコン上で円天井を9個の方眼に分け、映画の進行に合わせた字幕を座標軸上に打ち込むソフトを開発。同学部2年の林幸輝(さき)さん(20)が、3カ月かけて原稿を書き、字幕を配置した。

 「鑑賞のじゃまにならず話題を追いかけます。無理なく読めるよう文字数にもこだわりました」と林さん。上映は、「バース-」が午前11時と午後1時から、「宇宙-」が午後2時から。