ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

松山で始まる 障害者手作り品販売、手話の教室も /愛媛

2009年11月16日 00時57分19秒 | 障害者の自立
 市民に福祉活動への理解を図ろうと「若草福祉まつり2009」(松山市社会福祉協議会など主催)が14日、同市若草町の市総合福祉センターと市ハーモニープラザで始まった。15日は午前9時~午後4時。

 障害者団体やボランティア団体など54団体約200人がスタッフとして参加、来場者数は2日間で約4000人を見込んでいる。各団体の売上金は運営費や活動費に充てられるという。

 14日は障害者たちが作業所で作ったクッキーやマドレーヌを父母らが販売し、来場した人たちと笑顔で交流を深めていた。また、松山市の手話サークル「椿の会」が開いた手話教室や、市の健康相談コーナーにも多くの人が集まっていた。

 市社会福祉協議会の矢野健司主任は「市民には、福祉を身近に感じてもらい、活動を理解してほしい」と呼び掛けていた。

こころおとのライヴは、聴覚障害者も音楽を楽しめる世界初の空間

2009年11月16日 00時55分03秒 | 障害者の自立
手話バンド:こころおとがスペシャルゲストに藤田恵美(元 ル・クプル)を迎え、11月21日(土)東京The DOORSでワンマンライブ<from 9 to 10>を行なう。

2010年に結成10周年を迎えるこころおとは、「手話」と「音楽」を結び、メンバーの全身から生みだすパフォーマンスで、聴者や聴覚障害者の垣根なく全ての方が楽しめることを追求しているアーティスト。楽曲はポップからバラード、そしてロックまで幅広い音楽性を持つが、既存の音楽の形にとらわれず、実際のボーカルの歌声に合わせ聴覚障害を持つメンバーが手話で歌詞を表現する(デフボーカル)のが最大の特徴だ。

“音楽は耳の聞こえる人たちのだけのものではない”と、聴覚障害者の音楽に対する心の壁を壊すことで音楽へのアプローチを行なってきた、こころおと。

そんな想いのもと、今回はヒビノ株式会社の協賛を得て、ヒビノ開発の床振動と骨伝導ヘッドホンを組み合わせた「体感音楽鑑賞システム」、ならびに聴覚障害者向け集団補聴システム「磁気ループシステム」がライブ会場に設置されるという。こころおとのコンセプトである“音楽を楽しむことに耳の障害は関係ない"の実現に向け、ライブに参加する聴覚障害者も音楽を存分に楽しめる空間作りに挑戦するという。

従来の手話という視覚に訴える音楽に加え、体全体で感じる振動や僅かな聴力でも聞こえる音響システムと様々な感覚に訴える形で音楽にアプローチする11月21日、これはこころおとにとって、そして音楽の世界にとっても初めての試みであり、新たな挑戦となる。

こころおとワンマンライブ「from 9 to 10」
2009年11月21日(土) 開場17:00 開演18:00
@The DOORS
出演:こころおと、藤田恵美(元 ル・クプル)
前売り\2,000 当日\2,500
※入場時に1ドリンク代300円が必要
チケットぴあ Pコード340-146 受付電話0570-02-9999
ローソンチケット Lコード70944
The DOORS (http://www.livebar-the-doors.net)
京王新線初台駅下車 甲州街道北口より徒歩1分
TEL 03-5350-5800 FAX 03-5351-3099

※ヒビノ株式会社
プロ用音響機器の販売、LEDディスプレイの開発・製造・販売、コンサート音響、イベント映像、4つの事業部門からなる。コンサート音響事業は、パイオニアとして長年業界トップのポジションを確保している。半世紀近くにわたり音響業務に携わってきたヒビノとして、「音楽」を通じて社会貢献したいとの思いから、「体感音楽鑑賞システム」の開発に取り組んでいる。
http://www.hibino.co.jp/

聴覚障害者が音楽を体感できるシステム「体感音楽鑑賞システム」の開発に着手していたヒビノ株式会社は、本年7月にパシフィコ横浜で開催された「ヨコハマ・ヒューマン&テクノランド2009 ~福祉を支える人とテクノロジーの総合展~」に試作品を出展。展示ブースにやって来たこころおとのデフボーカルの一人とヒビノの開発者 宮本宰の出会いがきっかけで、今回のコラボレーションが実現。こころおとのコンセプト“音楽を楽しむことに耳の障害は関係ない”は、体感音楽鑑賞システムのコンセプト“すべての人たちに音楽の心地良さと興奮を!”に通じている。

※磁気ループシステム
一般的に会議や教室等で使われている聴覚障害者の補聴器を補助する磁気ループを、今回はライブ会場内に張りめぐらせる。観客は自前の補聴器をTモードにすることで、音楽の聴こえ具合を高めることができる。

※体感音楽鑑賞システム
骨伝導ヘッドホンはワイヤレス化を実現。聴覚障害者は受信機と新たに開発された高出力ポータブルヘッドホンアンプを通じて、骨伝導ヘッドホンから伝わるフルレンジ(全音域)の音楽を、振動と音の両面で鑑賞する。床振動では、音を信号処理し主に音楽の基本リズムを形成するバスドラムとベースギターの低域部を中心として床振動させることで、音楽を体感してもらうもの。難聴の程度に関係なく、迫力や陶酔感、そして感動を伝える可能性が期待できる。

廃油でせっけん作り 障害者の活動を支援 /兵庫

2009年11月16日 00時54分01秒 | 障害者の自立
 島内の女性奉仕団体「国際ソロプチミスト淡路」(打越孝子会長)は14日、淡路聴力障害者協会(斉藤勇会長)の活動に協力し、洲本市栄町4のリサイクルセンター「みつあい館」で、廃食用油リサイクルせっけん作りをした。

 国際ソロプチミストは約10年前から「美しい島の海を守ろう」と環境に優しいリサイクルせっけん作りをしている。同協会が来年1月に洲本市で開かれる新年イベントでせっけんを販売して活動費に充てることになり、支援することにした。

 この日は、打越会長ら国際ソロプチミスト淡路と同協会のメンバーが作業をした。装置のタンクに20リットルの廃食用油とカセイソーダ、水を入れ、約3時間かくはんして煮詰め、固まったところにソーダー灰を加えて30キロのせっけんを作った。1回の作業で300グラムのせっけんが100本製造でき、600本を製造して販売する。

 作業に参加した同協会役員の斉藤よし子さんは「協会の活動を通じて島の海がきれいになれば」と言い、打越会長も「リサイクルせっけん作りの輪が他の仲間にも広がってほしい」と話していた。

子どもホスピス、必要性訴え 英の設立者フランシスさん…奈良

2009年11月16日 00時51分56秒 | 障害者の自立
がんや重度の神経・筋疾患などで苦しむ子どもたちをケアし、最期まで家族と一緒に穏やかに過ごせる場を――。

 そんな願いを込めて世界で初めてイギリスで発足したのが「子どものホスピス」だ。アメリカやドイツ、オーストラリアなどに広まる一方で、国内では、なかなか機運が盛り上がらない。奈良県内の小児医療関係者からは、早期設立の必要性を指摘する声が出ている。

 子どものホスピスの先駆けは、1982年にオックスフォードに設立された「ヘレンハウス」。家庭的な雰囲気と環境が特徴で、庭や温水プールがあり、看護師など専門スタッフが常駐する。利用者の多くが医療費などで経済的負担が大きいため、費用は寄付金で賄っている。

 「幼い子どもの時間は長さじゃなく、その深さだと教えられた。今を生きていることが素晴らしい」

 ヘレンハウスの設立者、フランシス・ドミニカさんは、来日した10月、奈良市の東大寺で開かれたセミナーで、集まった小児医療関係者を前に訴えた。フランシスさんが紹介した写真には、ハウスを利用する子どもたちの生き生きとした表情があふれていた。

 セミナーでは、重い脳障害の長男を持つイギリス人女性が「心をマヒさせないとやり過ごせないこともある」とつらい体験を語った後、「ヘレンハウスは余生に限りある子に充実した時間を与えてくれる。成長を見守ってくれるスタッフに励まされ、新たな気持ちで家庭生活に戻れる」と話し、施設の存在が心の支えになっていることを打ち明けた。


 県内には、がんや呼吸器疾患など小児慢性特定疾患の重症患者に認定されている未成年が171人(3月現在)。重度の知的障害者は1099人、1級の身体障害者は499人に上る。中には、発作などで24時間の介護が必要な子どもたちを見守る家族が、心身ともに疲れ切ってしまうこともあるという。

 嶋緑倫・県立医大小児科教授は「子どもを預けて一時的に休息できる施設さえ、ほとんどないのが実情。親の責任を強く感じ、世間体を気にして在宅で必死になる親も少なくない」と、日本版のヘレンハウス設立の必要性を強調する。

 東大寺福祉療育病院(奈良市)で非常勤で働く富和清隆・京都大教授らは、実現に向けた勉強会を定期的に開くことも検討している。「将来的には、豊かな自然やゆったりとした時間の中で過ごせる、病院でなく旅の宿のような、奈良にふさわしい施設をつくりたい」と話している。


全精社協、ホテル売却へ 事件の舞台「ハートピア」

2009年11月16日 00時49分46秒 | 障害者の自立
 社会福祉法人「全国精神障害者社会復帰施設協会」(全精社協)による補助金の不正受給事件で、舞台となった精神障害者支援施設「ハートピアきつれ川」(栃木県さくら市)のホテルが、千葉県の医療法人に売却される見通しになったことがわかった。全精社協関係者によると、多額の負債解消が目的で、全精社協も売却後に解散する予定だという。

 ホテル勤務で精神障害者の社会復帰を進める全国唯一の施設だったが、医療法人側は老人介護施設として使う計画。医療法人側は精神障害者を雇い、就労訓練を引き続き行う意向とされるが、障害者の家族らは効果的な訓練ができるかどうか心配している。

 ハートピアは96年、精神障害者が働くホテルと授産施設を合わせた施設として設立された。財団法人の全国精神障害者家族会連合会による経営は赤字続きで破綻(はたん)。全精社協は07年、厚生労働省の仲介で経営を引き継いだが、赤字体質から脱せず、同省の補助金の不正受給事件を引き起こした。

 だが、全精社協によると、負債総額は先月時点でも、未払いになっているハートピア職員の賃金や退職金、社会保険料など、少なくとも1億円に上るという。

 全精社協は今年春ごろから、負債を清算するため、複数の法人と売却交渉を重ねた。その結果、ホテルをショートステイの老人介護施設にする計画を示した、千葉県の医療法人に売却する見通しになったという。医療法人側は取材に対し、「まだ決まっていないので話せない」としている。

 医療法人の精神障害者の就労訓練を継続する考えに対し、ある施設職員は「老人介護施設では地域との交流は閉ざされる。介護の資格もないため、仕事は清掃などに限定され、社会復帰の訓練には不向きだ」と不安を口にした。

 ハートピアの家族会会長(59)は「多額の赤字を抱えたのは国にも責任がある。精神障害者が生きていく場所が残るように国にも支援を求めたい」と話し、長妻昭厚労相に嘆願書を提出するという。