ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者負担「増えた」9割…自立支援法の施行後

2009年11月28日 00時41分08秒 | 障害者の自立
 2006年4月の障害者自立支援法施行後、福祉サービスの利用時に支払う負担額が、法施行前より増えた障害者が約9割に上ることが26日、厚生労働省の実態調査でわかった。

 同省が今月、札幌、千葉など全国5市の障害者1827人を対象に、法施行前と後の負担額を調査したところ、87・2%の障害者が増加しており、平均増加額は月8518円に上った。市町村民税が非課税の低所得者の場合、93・6%の負担が増え、低所得者以外で増えたのが51・1%だったのに比べると、低所得者にしわ寄せが集まっていることも裏付けられた。

 同法は、障害者の支払い能力に応じて負担額を決めていたのを改め、原則、利用料の1割を負担させることにしたため、障害者らが違憲訴訟を起こすなど反発を強め、すでに長妻厚労相が廃止を表明している。

11/27、メッセピアで入場自由の「障害者の地域生活を支援するための研修会」

2009年11月28日 00時39分43秒 | 障害者の自立
三条地域振興局健康福祉環境部は、27日午後1時半から5時まで三条・燕地域メッセピア(県央地域地場産業振興センター)で「障害者の地域生活を支援するための研修会」を開き、体験談紹介や講演などを行う。

障害者の地域生活を支援するため、地域で暮らす障害者について理解を深めることが目的。

体験談紹介の講師は、障害福祉サービス事業所「梨の里」通所者の星野善治郎さん、県央圏域障害者地域生活支援センターやすらぎ専門相談員の杉山敦彦さん。講演は、新潟青陵大学精神保健福祉学科の服部潤吉准教授を講師に「精神障害者の理解と支援~よりかかって生きよう~」のテーマで聴く。

ほかに、県央圏域障害者施設メンバーによる、日頃の成果や秋の味覚品の展示即売も行う。入場自由。


グッドデザイン大賞の岩見沢駅舎 障害者の手作り品店も好評

2009年11月28日 00時38分27秒 | 障害者の自立
 【岩見沢】岩見沢複合駅舎内で福祉施設の手作り品を販売する「ネットワークショップふらっと」が、3月末の開店から8カ月を迎えた。地元食材を使ったおにぎりやパン、手芸品など品ぞろえが充実し、多くの人の交流の場としても活用されている。(米山貴志)

 同店は空知管内の障害者支援10団体でつくるNPO法人ふらっとが運営し、1日平均で約50人が来店する。

 広さ約34平方メートルの店内には岩見沢産の小麦やタマネギなどを使った「岩見沢おにぎり」をはじめ、月形産大豆で作った納豆をパンに挟んだ納豆バーガーなど個性豊かなメニューもあり、毎日訪れる熱心なファンもいる。

 食品のほか、パッチワークやぬいぐるみなど手作りのぬくもりがある商品も並び、全体の品数は開店当初の倍の約50種類に増えた。また飲食スペースもあり、福祉に興味を持つ高校生が立ち寄ったり、主婦や観光客が休憩場所として利用するなど、客層も着実に広がっている。同店スタッフの浅山美保さんは「商品が売れることで施設利用者の励みになる。福祉について考えるきっかけになればうれしい」と話す。営業時間は平日の午前10時~午後6時。問い合わせは同店(電)0126・35・1100へ。

障害者施設の1年間、密着ドキュメントを29日上映/相模原

2009年11月28日 00時37分12秒 | 障害者の自立
 知的障害者入所施設に1年間密着取材して制作したドキュメンタリー映画「あした天気になる?」が29日、相模原市立産業会館(同市中央)で上映される。当日は宮崎信恵監督(67)=東京都江東区在住=との交流会も行われる。

 この映画を見た相模原市民約20人が上映会実行委員会を立ち上げ、相模原での映画上映を企画した。

 映画の舞台は、福岡県北部の鞍手町にある施設。宮崎監督は、発達障害や自閉症の入所者約30人が稲作などに取り組む日常生活や、職員との交流を85分間の映画にまとめた。

 宮崎監督は36年前からドキュメンタリーの短編を100本以上撮影し、映画は「あした天気になる?」で3作目。今回は、障害者をテーマにした映画づくりを模索していた際、偶然知った鞍手町の施設から撮影許可が下りたことから撮影を始めた。2007年11月からの約1年間、40日にわたってカメラを回したという。

 宮崎監督は「知的障害の特徴を理解し、身近に感じてくれればうれしい」と話している。

 上映は29日の午前10時、午後2時、同6時開始の計3回。入場料は大人950円(前売りは900円)、高校生以下800円。問い合わせは、上映会実行委事務局の大沢洋子さん電話042(730)5009。

障害者ら、助成金受け夢の喫茶店開店へ/川崎

2009年11月28日 00時36分14秒 | 障害者の自立
 障害者就労支援施設「おかし工房しいの実」(川崎市中原区木月伊勢町)が来年4月の喫茶店開店を前に、みずほ福祉助成財団(東京都千代田区)から助成金を贈られることになった。助成金は、同財団が社会福祉向上への寄与を目的に1980年にスタートさせた事業で、今年は全国から300件を超える応募があったという。厳しい審査を通り、強力な“応援”を受けることになった同工房は、「大変ありがたい」と喜んでいる。

 26日にみずほ銀行武蔵小杉支店(川崎市中原区小杉町)で行われた贈呈式。同支店の鬼塚大成支店長から助成金の証書を受け取った工房のメンバーの一人(35)は満面の笑みを見せた。「夢がかなう。オープンが楽しみです」

 同工房は「無添加、手作り」をモットーに焼き菓子やパン、ケーキの製造・販売を展開。現在、知的障害者約35人が働く。工房開設から10年目の今年、ついに喫茶店開設が決まったが、開店費用が足りず頭を悩ませていたという。

 偶然、スタッフがインターネットで助成金のことを知り応募したが、同工房は「まさか審査を通るとは思っていなかった」と話す。県内での贈呈はわずか2件。厳しい審査を勝ち抜いた結果に、ほかのメンバー(27)は「うれしい。お客さんがたくさん来るお店をつくりたい」と張り切る。

 メンバーのうれしそうな顔に、同支店の鬼塚支店長も「夢のお手伝いができてうれしい。すてきな喫茶店になるといいですね」と笑顔。同工房は助成金を使い、コーヒーメーカーなど設備機器などを購入する予定という。