障害者支援に取り組む島根県出雲市の特定非営利活動法人「サポートセンターどりーむ」が、知的障害者が描いた絵画作品のインターネット販売をこのほど始めた。「低賃金の簡易作業が多い障害者雇用の在り方を変えたい」と話す代表の土江和世さん(62)。作品の販売利益で経済的に自立してもらうのが夢だ。
島根県の委託事業の一環。第1弾として山陰合同銀行(松江市)の障害者雇用事業所から提供された水彩画約50点を売り出す。価格は額縁入りで5千~1万円。運営経費は県の委託金でまかない、販売利益のほとんどを作者に還元する。
10月23日、事業所に集まった17人が新たな作品作りに取り掛かった。描くのはツル性多年草のカラスウリ。赤、青、黄、白の絵の具だけで色をつくり、長いツルが絡まった緑色の実を丁寧に描写した。
題材は季節の野菜や海産物などさまざま。土江さんは「他人の目を意識しない作品は心を打つ。飲食店に飾ったらすてき」と魅力を紹介する。
商品発送などの担当スタッフとして障害者3人を雇い、今後は音楽や陶芸などの作品も扱う予定。県外からの作品も募集する。ホームページは、http://sc-dream.net
島根県の委託事業の一環。第1弾として山陰合同銀行(松江市)の障害者雇用事業所から提供された水彩画約50点を売り出す。価格は額縁入りで5千~1万円。運営経費は県の委託金でまかない、販売利益のほとんどを作者に還元する。
10月23日、事業所に集まった17人が新たな作品作りに取り掛かった。描くのはツル性多年草のカラスウリ。赤、青、黄、白の絵の具だけで色をつくり、長いツルが絡まった緑色の実を丁寧に描写した。
題材は季節の野菜や海産物などさまざま。土江さんは「他人の目を意識しない作品は心を打つ。飲食店に飾ったらすてき」と魅力を紹介する。
商品発送などの担当スタッフとして障害者3人を雇い、今後は音楽や陶芸などの作品も扱う予定。県外からの作品も募集する。ホームページは、http://sc-dream.net