ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

知的障害者手織りの機織品100点を展示/秦野

2009年11月22日 00時42分37秒 | 障害者の自立
 知的障害者援護施設「くず葉学園通所授産所」(秦野市菩提)の利用者が機織り機を使い織った反物、ストール、テーブルセンターなど100点を展示した「はたおり古今」が21日から秦野市曽屋の「ギャラリー照」で行われている

 同学園では、1983年から織物を行っている。現在、機織り機は13台あり、13人が木綿を中心に手織り作業をしている。約3カ月かけて1反の織物を織り上げており、10年のベテランを交え、年間に絹や綿、麻など30~40反を織っている。

 これまで販売会は行っていたが、家族の「展示したい」との要望から初めて展示会を開いた。会場には青、黒、白など無数の色使いをされたカラフルな木綿製品や家族が協力して製品化したハンチングも展示されている。

 同学園の早坂光通所授産所長は「一人一人、糸の色の選び方も発想も違う。想像とは違う仕上がりになる」と話していた。

 また、会場の一角には大正期から太平洋戦争まで盛んに生産された秦野木綿5点が展示されており、比べながら色使いの違いを感じることができる。

 27日までの午前10時から午後5時まで。問い合わせはギャラリー照電話0463(72)7783。


知的障害選手も12年パラリンピックから参加へ

2009年11月22日 00時41分07秒 | 障害者の自立
 国際パラリンピック委員会(IPC)は21日、公正な障害認定システムが確立されたため、2012年ロンドン大会から知的障害がある選手のパラリンピック参加を認めると発表した。

 00年シドニー大会のバスケットボール男子で優勝したスペインが健常者を出場させていた不正が発覚した後、知的障害者のクラスはパラリンピックの正式種目から除外されていた。

映画で障害者への理解を あす高月でチャリティ上映会

2009年11月22日 00時39分59秒 | 障害者の自立
 高月町柏原の通所授産施設「つつじ作業所」を運営する社会福祉法人「おおぞら福祉会」の後援会が22日、精神障害者と地域住民との交流を描いた映画「ふるさとをください」を木之本町スティックホールで上映する。後援会は「障害者への理解を深めてもらえれば」と参加を呼び掛けている。

 映画は、障害者の共同作業所の存続に反対する住民が対話を通じて変わっていく姿を描いた実話に基づくストーリー。きょうされん(旧称・共同作業所全国連絡会)の創立30周年記念で制作された。

 上映は午前10時と午後1時、同3時半からの3回。前売り券は高校生以上1200円(当日1500円)、中学生以下や障害者手帳のある人は1000円(同1300円)。売り上げはつつじ作業所に寄付する。

 問い合わせは同作業所=電0749(85)4441=へ。

軽度の知的障害者ら、企画運営やチラシ作りに奮闘中 /神奈川

2009年11月22日 00時37分43秒 | 障害者の自立
 ◇自ら生きる糧を--25日から
 公的支援を受けられない発達障害や軽い知的障害の人たちが企画・運営するタンゴ演奏会が25日から、県内各地で開かれる。障害者の就労が極めて厳しい中、「自らの力で収入確保の道を」と、チラシ作りなどに励んでいる。

 イベント事業に取り組むのは、「アンデルセン文化事業部」(中川清代表)で働く20~30代の男性6人と女性2人。障害が軽いため公的支援の対象外にある一方、世間では社会に適応できないとされて就労が難しく、健常者と障害者の境界に置かれてきた。

 中川さんは87年、知的障害や発達障害の子供たちを受け入れる私塾「アンデルセン高等学院」を開設した。卒業生の働く場として95年、伊勢原市にクッキーを製造販売する「大山倶楽部」を設立し、ミニコンサートなどの催しを開いてきた。

 卒業生らが、会場設営やチラシの作成・配布に生き生きと働く姿に感銘。「道が開けるかも」と01年、障害者たちが自らイベントを企画運営する文化事業部をつくった。

 だが、倶楽部は売り上げ不振で04年に閉鎖。学院も中川さんの体力の衰えなどから今年3月に閉鎖した。事業部と倶楽部で働いていた8人は、就労の機会とイベント事業の存続を望み、菅原洋一さんらのコンサートや落語会を開いてきた。

 演奏会の企画書、チラシ作成と配布、演奏会場の受付や会場整理などの仕事をこなすが、報酬は会場で販売するCD売上金の一部と貸し歌集代だけ。最近の月収は1人当たり2万円前後。中川さんは「小遣いほどの手取りだが、自ら生きる糧を求めていこう」と8人を励まし、「何とかイベントを成功させたい」と話している。

 演奏会の開催予定は次の通り。

 【アストロリコ四重奏】25日=横浜市・長浜ホール▽26日=相模原市・相模原南市民ホール、川崎市・ミューザ川崎▽28日=藤沢市民会館。

 【アストロリコタンゴオルケスタ】12月5日=横浜市・ひまわりの郷、横須賀市・横須賀芸術劇場▽同6日=真鶴町・檜チャリティーコンサートホール▽同9日=座間市・ハーモニーホール座間。

 チケットなどの問い合わせ先は同文化事業部(045・788・8782)。


世界障害者絵画展始まる アクティブG

2009年11月22日 00時33分55秒 | 障害者の自立
 両手の不自由な人たちが口と足で描いた絵画を展示する「世界障害者絵画展」が20日、JR岐阜駅に隣接するアクティブG「TAKUMIミュージアム」で始まった。障害者の自立を支援する三菱電機ビルテクノサービス(本社・東京)が1992年から毎年、全国十数都市で開催している。

 展示されているのは、「口と足で描く芸術家協会」(本部・リヒテンシュタイン、会員数・75か国726人)に所属する国内の20人と、欧州やアジアなど海外の21人の作品計52点。芸術性が高い作品ばかりで、時間をかけて鑑賞する来場者が多い。

 この日は、岡山県倉敷市の画家牧野文幸さん(43)が創作の様子を実演。牧野さんは16歳の時、水泳の飛び込みの失敗で首から下に障害を負い、リハビリ療法士の勧めで19歳から口で描く絵画の制作を始めた。題材は馬などの動物が多く、「動物の持っている生命のエネルギーを伝えたい」と語っている。

 来場した愛知県一宮市の伊貝佳代子さん(70)は「素晴らしい作品ばかり。皆さんすごい努力をされたのでしょう」と感動していた。牧野さんの創作実演は21日も行われる。入場無料。22日まで。