ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

記事のタイトルを入力してください(必須)

2012年04月14日 00時32分12秒 | 障害者の自立
 福井県あわら市の障害者福祉施設「ハスの実の家」が同市市姫1丁目で運営する「ハスの実パン工房」の新築工事が完了し13日、新装開店する。工房の規模を従来の2倍にしたことで、これまでより多くの障害者が働けるようになった。同施設では「自立支援をより一層図っていきたい」としている。(高村友基)

 工房は、地域の障害者の働く場にと1997年に県内初の障害者によるパン屋としてオープン。障害者がパンの製造から店頭での販売まで携わり、自立支援の場として機能を果たしてきた。また、働く障害者の数人は高いレベルの技術を持ち、自ら新人への指導も行うなど生きがいを持って働いているという。

 工房の老朽化に加え、パン屋の機能を充実し障害者の所得向上につなげようと、昨年11月から新築工事を進めてきた。

 新しい工房は延べ床面積243・21平方メートルの木造平屋建て。作業場を広くしたことで働ける障害者の人数が、これまでの約10人から20人に増えた。また、地域住民の憩いの場にしてもらおうと店舗部分にカフェスペースを設置。安全安心をモットーに、天然酵母や国産小麦などにこだわった手作りパン約50種類を並べることにしている。

 12日は、同市中央公民館で竣工式が開かれ、関係者約90人が出席し完成を祝った。13日からは10~30代の障害者11人が働くことになっている。同施設の具谷裕司施設長は「ここで働くことで力を付け、一般社会で働くためのステップにしてほしい。また、地域に根差すことで障害者への理解が深まってほしい」と話していた。

 午前10時から午後6時まで営業。日曜、祝日定休。問い合わせは同工房=☎0776(73)7300。


13日に新装開店する「ハスの実パン工房」=福井県あわら市市姫1丁目

福井新聞 -(2012年4月13日午後0時42分)

障害者働けるカフェ オープン…愛知

2012年04月14日 00時27分28秒 | 障害者の自立
 春日井市のJR高蔵寺駅北口に、障害者の就労支援センターを併設したイタリアン・カフェ「ヴォーノ」(イタリア語で「おいしい」の意)が12日、オープンした。

 就労支援の併設型店舗は珍しく、スタッフは「高蔵寺ニュータウンの人に福祉感覚ではなくて、普通に利用してもらい、親しんでもらえる新名所にしていきたい」と張り切っている。

 運営するのは、ニュータウンの活性化と障害児の子育て支援に取り組むNPO法人・まちのエキスパネット(登録会員約140人)。「ヴォーノ」はこれまで、同ネットが同駅南口で営業していたが、北口に移転するのに合わせ、同センターも併設することになった。

 ハンデのある子どもが将来、就労できる場所を確保できないかと、同ネットが障害児の母親7人とともに、4年がかりで接客から経営ノウハウまでを学んできた。資金的なメドも立ち、同駅北口のロータリー前の店舗を借りて運営する。

 広さは約130平方メートルで、約半分を就労支援センター(定員15人)に充てる。そこで障害者が働く訓練を行い、店で働けるようになったら時給も支払う。

 また、ニュータウンに隣接する玉野地区は農業が盛んな地域であることから、農家の支援を受けながら、障害者がカフェで使う農作物を作り、即売も行う。

 メニューはピザやパスタがメーン。交流がある岐阜県多治見市の修道院を通じ、世界の修道院の自家製ワインも提供する。同ネットの次郎丸慶子代表は「おしゃれでおいしく、リピーターが来てくれる店にしたい」と話している。

 営業時間は平日・土曜が午前10時~午後9時、日祝日は午前8時半~午後8時半。水曜日定休。問い合わせはヴォーノ(0568・52・7315)。


障害者の就労支援センターを併設し、営業を開始した「ヴォーノ」

(2012年4月13日 読売新聞)