ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

点字の自己紹介に挑戦

2012年04月16日 01時32分40秒 | 障害者の自立
 豊橋市社会福祉協議会は15日、同市前畑町の、総合福祉センターあいトピアで「春のボランティア・ミニ体験会」を開催した。ボランティアを体験してもらい、知識や技術を地域に還元してもらうのが目的。点字体験や、視覚障害者や車いすのガイドヘルプ実習を行った。

 点字体験では、13人の市民が参加。点字ボランティアの講師が講話を行い、点訳について説明。6つの点で文字や数字を表す点訳の方法を教え、参加者は午後の実習に使えるようにと、自己紹介文を点字器で打った。

 参加した女性(80)は初めての点字体験に「むずかしかったが、勉強になる。何かの役にたてられればいい」と感想を話した。

 同協議会は、体験会を春と夏の年に2回開催。夏の体験会は、耳の不自由な人をサポートするボランティア体験などを行っている。

東海日日新聞 - 2012.04.16

人への優しさ高める

2012年04月16日 01時22分16秒 | 障害者の自立
田名部駅通り〈むつ市〉

 むつ市と旧大畑町を結んでいた鉄路・大畑線が廃線となって11年。旧田名部駅の駅前通り周辺が「田名部駅通り商店街」だ。かつてのにぎわいはなくなったが、今、子供からお年寄り、障害者まで立ち寄る「人に優しい商店街」に生まれ変わろうとしている。

 田名部駅跡地から西へ約350メートル延びる県道沿いに昨年9月、空き店舗を改造した「まちの駅七福(しちふく)」がオープンした。ラーメンなどの軽食の提供や休憩スペース、貸し会議室があり、同商店街振興組合と福祉関連のNPOが共同運営する。中高年女性の固定客もつき、来客は月に約1000人を数える。子供の頃、商店街によく遊びに来ていたスタッフの成田桂子さん(30)は「お店同士が密接に連携してイベントなどで通りを盛り上げていきたい」と力を込める。

 幼子の手を引いた若い母親が近くのビルの一階に入っていく。一昨年にオープンした乳幼児と親が集う子育て支援施設「みんなの広場」。1日に約10組の親子連れがおもちゃや絵本などを楽しみ、親の交流の場にもなっている。補助金の申請手続きの関係で4月に入って休止したが、5月の連休明けから再開予定だ。

 運営しているNPO「むつ下北子育て支援ネットワークひろば」は2年前ほどから、空き店舗を利用して事務所やカフェ、障害児支援施設、10歳代の子供らが放課後に集う場所など7施設を開設した。まちの駅七福の調理場など障害者の働く場も提供する。代表の小川千恵さん(57)は「お年寄りが多い商店街ににぎわいを作りたい」と話す。

 田名部地区で60年の伝統がある「子どもネブタ」。毎年8月に各町内の子供会が中心となって制作、運行され、商店街も練り歩く。昨年は扇と人形の形をした計12台が運行された。

 3年前、商店街がある柳町の町内会は、世話役の大人が仕事などで多忙なため、運行を中止した。翌年、小学生の子供を持つ商店街の若手有志が子供らに寂しい思いをさせたくないと、商店街が運行主体となって再開させ、子供たちの元気な声がこだました。

 町内会との交渉などに奔走したカメラ店専務の成田行大(ゆきひろ)さん(45)は組合専務理事も務める。大雪だった今冬は、商店街の空き地で初めて冬祭りを企画し、周辺の子供たちが、かまくらやそり遊びに興じた。「NPOが来て人通りが増えた。本当の見せ所はこれから。小さなイベントを打ってにぎわいを作っていきたい」

 組合副理事長でタクシー会社を経営する山本文三さん(57)も「かつては映画館や喫茶店があり、若者が闊歩(かっぽ)していたが、これからは市の事業とも絡めて高齢者専用住宅を建てるなど根本的に再生していきたい」と意気込む。

 新たに「たなぶ七福通り商店街」の愛称も昨年から使い始めた。定着すれば商店街の名称変更も考えていくという。


昨年9月にオープンした「まちの駅七福」

(2012年4月15日 読売新聞)

町内会とマンションが協定

2012年04月16日 01時19分41秒 | 障害者の自立
地震・津波上階開放など協力

 秋田市中通の「中通中和会町内会」は14日、町内にあるマンションの管理組合など3者と、地震や津波の発生時に相互に避難場所を提供しあう協定を結んだ。

 同町内会は海岸線から4キロ以上離れているが、近くを流れる旭川を津波が遡上(そじょう)した場合、高齢者や障害者が逃げ遅れる可能性があると判断。同町内会が加入していない町内のマンションなどに協力を打診し、協定締結が決まった。

 同町内会と協定を結んだのは、マンション「ライオンズガーデン中央通」「ヴァンベール中通」の管理組合と、「さが医院」。

 協定では地震発生時、マンション2棟の住民は、同医院の駐車場や町内の月極め駐車場に避難し、津波発生時には町内住民が、マンション2棟の3、4階の共有スペースに避難できるよう定めた。

 同町内会会長の丸野内胡桃(くるみ)さん(67)は「協定を結んで終わりではなく、今後は避難訓練を一緒に行うなど、さらに連携を深めたい」と話した。

(2012年4月15日 読売新聞)

車椅子バスケットボール:「ぎふ清流大会」代表選考兼ね、岐阜で熱戦 /岐阜

2012年04月16日 01時16分19秒 | 障害者の自立
 今秋開催される全国障害者スポーツ大会「ぎふ清流大会」の県代表選手選考会を兼ねた「県障害者バスケットボール競技(車椅子・知的障害)春大会」が14日、岐阜市の岐阜メモリアルセンターふれ愛ドームで開かれ

 車椅子バスケットボール競技は、郡上市に本部を置く県内有志で作る混成チーム「岐阜シャイン」がA、B2チームに分かれて対戦。17歳から39歳までの選手らが5人編成で車椅子を激突させながら、パワフルな攻防を繰り広げた。6月2、3両日に行われる「北信越・東海ブロック大会」を経て、清流大会の県代表選手が最終選考される。

 「岐阜シャイン」監督謙選手で病院職員の池戸義隆さん(35)=郡上市和良町=は3歳の時に交通事故で頸椎(けいつい)を損傷し、下半身が不自由になったという。「若い選手が力をつけてきた。清流大会は開催県として参加できるので、3位入賞を目指して頑張りたい」と意欲を見せていた。

毎日新聞 2012年04月15日 地方版

発達障害に理解を、厚木で啓発イベント/神奈川

2012年04月16日 01時13分03秒 | 障害者の自立
 発達障害について理解を深めてもらおうと、厚木市中町の市総合福祉センターで啓発イベントが開かれた。障害児の親子や市民ら約100人が参加した。

 県発達障害支援センター「かながわA(エース)」と県自閉症児者親の会連合会などの主催でことしで3回目。発達障害啓発週間(2~8日)の近くに行われている。厚木市自閉症児・者親の会の創立20周年を記念して行われた。

 イベントでは、NPO法人「スペシャルオリンピックス日本」事務局の山下みどりさんと、川崎医療福祉大学の諏訪利明准教授が講演。山下さんは自閉症の次男(22)の子育てを振り返り、大切なこととして「悩みを抱え込まないで、みんなに協力してもらう」「自分がいつかいなくなっても誰かに助けてもらえるよう愛されるノウハウを身に付けさせる」ことなどを挙げた。

 諏訪准教授は、3月末まで25年間、県内で療育活動をした経験などから(1)自立(2)コミュニケーション(3)余暇(4)家事―を教えるべきだとし、「最後の理解のとりでは、自閉症児の側から考える視点を持つこと」と説いた。

 講演会に先立って、コンサートが催され、知的障害者らのバンド「サルサガムテープ」や、地元で活躍する小中学生らのダンスチームが会場を盛り上げた。


カナロコ(神奈川新聞) - 2012年4月15日