ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

パラリンピック正式種目「ボッチャ」で笑顔−−大阪市長居障害者スポーツセンター /大阪

2012年04月16日 01時09分51秒 | 障害者の自立
 ◇「思い通りの投てき最高」

� 大阪市長居障害者スポーツセンター(東住吉区)に毎週火曜、重度の脳性まひや手足の機能障害がある人向けに考案されたスポーツ「ボッチャ」を愛する人たちが集まり、練習を重ねてい

 イタリア語で遊戯用のボールを意味し、パラリンピックの正式種目として世界40カ国以上で親しまれている。個人戦と団体戦があり、最初に的となる白球をコート(縦12・5メートル、横6メートル)に投げ入れ、的に近づけるようそれぞれが赤い球と青い球を6球ずつ投げる。最終的に相手より近くに寄せた球数が得点となるカーリングにも似た競技だ。対戦相手の球だけでなく、的にも球をぶつけて動かすことができるため、戦略や駆け引きが必要となる。

 国内トップクラスの選手としてパラリンピック出場を目指している高田信之さん(32)は03年に海の事故で脊椎(せきつい)を損傷し、リハビリを重ねていた際にボッチャと出合った。「相手の球を弾き飛ばしたり、思い通りの投てきが出来た時は最高の気分。競技のおかげで前向きにもなれる。多くの人に知ってもらい、外出するきっかけにしてもらえれば」と話した。

毎日新聞 2012年04月15日 地方版

障害者参政権 保障を 東京 6団体がシンポ開く

2012年04月16日 01時07分18秒 | 障害者の自立
 障害のある人の参政権保障を求めるシンポジウムが14日、東京都内で開かれました。主催は、「障害をもつ人の参政権保障連絡会」など6団体です。

 「私たちの参政権を妨げているもの」と題したシンポジウムでは、金沢大学の井上英夫教授を進行役に、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の投票権裁判の元原告、橋本操さんと岐阜県中津川市の代読裁判原告で元同市議(日本共産党)の小池公夫さんと妻の典子さん、成年後見制度選挙訴訟弁護団の杉浦ひとみ弁護士が参加しました。

 成年後見制度は、後見人が判断能力の不十分な人の権利擁護のため財産管理や契約などを支援するもの。一方、後見人がつくと被後見人は参政権がなくなります。杉浦弁護士は「選挙権を奪うことは人の尊厳を奪うことだ」と強調。障害者も参政権があって当たり前の国を目指したいと決意を述べました。

 小池さんは発声障害があり、議会で代読発言を認められなかったのは不当だとして中津川市を訴えています。「『障害者が自分の障害を補う手段を自分で選択するのは当然だ』というのがいまの社会の流れだ」と指摘。裁判でこの流れを促進させる思いを語りました。

 橋本さんは2000年、当時の公職選挙法下での郵便投票で代筆が認められないのは憲法違反だと他の患者3人と訴訟を起こしました。その後、国会で同法を改正し代筆が可能となったことを紹介しました。

 井上教授は基調講演で、社会保障のあり方が問われているいまこそ、誰もが参政権を保障される仕組みが必要だと強調しました。

2012年4月15日(日)

スペシャル駅伝:「仲間と一緒に楽しく」 知的障害者ら競う−−大津町 /熊本

2012年04月16日 01時05分31秒 | 障害者の自立
 大津町内の知的障害者施設が参加する「スペシャル駅伝大会」が14日、町運動公園であった。肥後大津ロータリークラブの主催で、施設利用者たちの交流や健康増進を図ろうと今回で12回目。

 つくしの里▽大津あゆみ園▽三気の里▽若草児童学園の4施設から計約120人が参加した。小学生から大人まで、それぞれの体力に応じて距離を設定。運営ボランティアの翔陽高(同町)の生徒も加わり、最短で30メートル、最長で200メートルを全力で駆け抜け、たすきをつないでいた。

 続くパン食い競争では、三気の里の手作りパンが使われた。つるされたパンを口だけで取るのに苦労しながらも、くわえたまま笑顔でゴールしていた。

 若草児童学園に入所する荒川愛佑美さん(14)は「駅伝で200メートルを走った。きつかったけれど、仲間と一緒に走れて楽しかった」と話していた。

毎日新聞 2012年04月15日 地方版

若者が障害ない平和公園提案

2012年04月16日 01時01分45秒 | 障害者の自立
 ボランティアグループ「きらきら☆HIROSHIMA」は15日、平和記念公園(広島市中区)と周辺のバリアフリーチェックをした。障害者や高齢者、外国人、子ども連れたちあらゆる人に優しいまちづくりを目指し、広島市の担当者に改善提案書を提出した。

 グループが募った高校生や大学生を中心に45人が、若者の視点で点検した。3班に分かれて、電動車椅子や車椅子を使って、原爆ドームやレストハウスなどを巡った。元安橋では下りの傾斜に「車椅子だと怖い」とためらっていた。同橋東詰の交差点では、渡る途中で赤信号になり戸惑う場面もあった。

 若者は、旅行者が一番に訪れやすい原爆ドーム付近に分かりやすい公園の案内板を設置することや、レストハウス裏にある障害者用トイレの案内明示などを提案。市緑政課の古田典之課長に提言書を手渡した。古田課長は「若い皆さんのフレッシュな目線に驚いた。今後の平和公園を考えるのに参考にしたい」と感想を述べていた。


【写真説明】車椅子を使って原爆ドーム近くをチェックする高校生や大学生たち

中国新聞 - '12/4/16

「健常者と一緒のイベント」

2012年04月16日 00時57分48秒 | 障害者の自立
来月3日に演芸会芸工大生が企画

 耳が不自由な人にも楽しめる「手話落語」の演芸会が5月3日、山形市双葉町の山形テルサで開かれる。企画したのは、映画「おくりびと」を、字幕と活動弁士で「バリアフリー上映」した東北芸術工科大デザイン工学部企画構想学科3年の大越智明さん(21)。「健常者と障害者が、同じ空間で一緒に楽しめる娯楽があることを知ってほしい」と、来場を呼びかけている。

 大越さんは2009年2月、視覚障害者が健常者に付き添い、暗闇の中を歩くなどの様々な体験をするイベント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」をインターネットで知り、上京時に1人で参加。イベント後、視覚障害者から「全国で障害者と健常者が一緒に楽しめるイベントが開かれれば、バリアフリーも進む」と言われ、「山形でも何かできるのでは」と感じたという。

 10年9月、大越さんは約20人の学生仲間とともに配給会社や映画館と交渉し、山形市で「おくりびと」のバリアフリー上映を実施。そのときのアンケートで、障害者から娯楽を求める声が多数寄せられ、次の企画を練っていた。

 今回、大越さんが企画した手話落語は、演者が手話を操りながら話すもの。約30年前、一時的に声が出なくなった上方の落語家・桂福団治さんが始め、アマチュアを中心に全国に数十人の話し手がいるという。

正蔵さんの弟弟子 5月の演芸会には、林家とんでん平さんが出演する。昨年夏、偶然インターネットの動画サイトで、落語家の林家正蔵さんが手話落語を行っている映像を発見。企画構想学科の小山薫堂学科長のつてをたどり、正蔵さんの弟弟子のとんでん平さんを紹介してもらった。

 手話や身ぶり手ぶり、表情などで物語を表現する「サインマイム」という芸を得意とする、聴覚障害者の開放亭打止(かいほうていうちどめ)さんも参加する。

 県内で手話落語が演じられるのは約10年ぶり。大越さんは「障害者に落語を楽しんでもらうだけでなく、障害者と健常者が一緒に同じ舞台を楽しむこともできる貴重な機会。ぜひ足を運んでほしい」と話している。

 演芸会は5月3日午後2時開演。入場料は全席2000円で、チケットは山形テルサ(023・646・6677)や東北芸術工科大学内の「ショップ彩画堂」(023・634・0033)などで販売している。


「話の内容から手話の意味を推測するなど、通常の落語とは違う面白さがあります」と話す大越さん(東北芸術工科大で)

(2012年4月15日 読売新聞)