ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

成年後見制度の理解深める講習 宇都宮で来月13日

2012年04月30日 02時24分15秒 | 障害者の自立

 認知症や知的障害で判断能力が不十分な人をサポートする「成年後見制度」について学ぶ講習会が五月十三日午前十一時から、宇都宮市若草のとちぎ福祉プラザで開かれる。行政書士が具体的な個別相談に応じる時間もある。

 講習会は障害者支援などに取り組む社団法人「ダンクの会」が主催。行政書士らでつくるNPO法人「成年後見支援センター フォレスト」の協力で、制度の基礎から教える。

 ダンクの会の小林律子代表は「大切だが一見分かりにくい制度のため、個別相談の時間を長く設けたい」と参加を呼び掛けている。参加費は弁当代の五百円のみ。講習会は今後も定期的に開く予定。問い合わせは同会=電028(666)4862=へ。

東京新聞 - 2012年4月29日

難聴児の補聴器購入を助成

2012年04月30日 02時21分25秒 | 障害者の自立
 山口県の二井関成知事はこのほど、身体障害者手帳が交付されない軽度、中等度の聴覚障害がある難聴児に対し、補聴器購入費を助成する制度を設ける方針を固めた。6月に開会予定の県議会定例会に補正予算案を提出する。

 自民党県連と公明党県本部に所属する県議各3人が同日、県庁に二井知事を訪ねて公費助成を要請。二井知事は「(8月までの)私の任期中にこの問題は解決したい。できるだけ早く実施できるよう努力する」と述べた。

 県障害者支援課によると、岡山、島根県など11府県が導入。県、市町村、本人の負担が各3分の1のケースが多く、補聴器は片耳用で14万~3万円程度という。二井知事は「言語能力や学力の向上につながる。各市町と負担割合を協議したい」と述べた。

中国新聞 -'12/4/29

市内バリアフリー情報網羅のマップ 藤沢市が発行

2012年04月30日 02時17分17秒 | 障害者の自立

 藤沢市は、障害者や高齢者が安心して外出できるよう、市内の観光や宿泊を含む主要二百五十施設と全十七鉄道駅のバリアフリー情報を網羅した「藤沢バリアフリーマップ」を発行した。

 マップはA4判の七十四ページ。各施設のスロープ、誘導ブロック、車いす対応エレベーター・エスカレーターなどの設置状況が、地図とともに記載されている。


 このうち四十四施設では、写真付きでオストメイトの有無を含むトイレの詳細情報を紹介。写真掲載は、障害者団体の要望を反映させた市独自の試みで、「使用法や、使用時に困ることなどがひと目で分かる」と好評という。


 発行部数は三千部。市障がい福祉課、各市民センターと公民館の福祉窓口で無償配布されるほか、市ホームページで公開される。


 市では片瀬海岸の海開きなど観光シーズンを控えており、市外からの客にも有効活用されそうだ。問い合わせは市障がい福祉課=電0466(50)3528(代表)=へ。 



東京新聞 - 2012年4月29日

障害者の職業訓練支援の場 名張育成園の「ワークプレイス栞」が開所 名張市

2012年04月30日 02時10分33秒 | 障害者の自立
 障害を持つ人たちの支援事業を行っている、名張育成園の新しい施設「ワークプレイス栞(しおり)」が、名張市百合が丘東9番町に完成。4月29日、福祉関係者や地元住民ら約60人が出席し、竣工式が開かれた。【写真は、完成した「ワークプレイス栞」】

 この施設では、18歳以上の障害者を対象に▽企業に就職を希望する人への「働くために必要な学習」を行う就労移行支援(定員12人)▽この施設で弁当の製造販売を中心に行い、収入を得たい人たちへの事前準備をする就労継続支援B型(同20人)▽書道や絵画、陶芸を中心とした創作活動を行い、作家(アーティスト)として社会参加できるようにする生活介護(同8人)――の3つの支援事業を行う。

 施設は、木造平屋建て2棟、鉄骨2階建て1棟がコの字型に建設されており、中央は庭園となっている。百合が丘小学校南側にあり、3つのアトリエと陶芸室、陶芸窯が設置された「アトリエ彩」、生徒たちが創作した作品を展示したりする「カフェ&ギャラリー輪」があり、ここではボックス(16席)とカウンター(4席)が設置され、軽食やスイーツなどを販売し、地域の人たちも気軽に出入り出来るようになっている。

 竣工式で、あいさつに立った上村友則理事長は「障害を持つ人たちが自立できるように職業訓練するとともに、障害者の人たちの作品などを発信できる、地域の皆様に愛される施設にしたい」と述べた。

 問い合わせは、ワークプレイス栞(0695・62・3271)へ。




YOU - (2012年4月29日 14:12)

障害者支援40年職員の指導に力

2012年04月30日 02時09分10秒 | 障害者の自立
瑞宝単光章

中野渡むつ子さん 障害者支援施設あかしや寮総括主任

「特別なことは何もしていないので何か申し訳ない。同僚や家族に感謝したい」と控えめに喜びを語った。

 高校1年生で父親を亡くし、母親の苦労を見て育った。福祉の道に進んだのは「女性も手に職を持った方がいい」と考えたから。人とふれ合うのが好きで、養護施設などでのボランティア経験も後押しした。高校卒業後、昼間は働き、夜は専門学校に通った。

 障害者支援に携わって約40年。「あかしや寮」には1985年の開設時から勤め、職員の指導や研修の立案を主な仕事にしてきた。施設利用者に働く機会を設けようと、せっけん作りや花を栽培し、販売する取り組みも進めた。

 体力的にもきついが、好きで始めた仕事だ。「給料は高くないけど、やってみたらやめられなくなる。今回の受章が職員の励みになればそれでいい」と話す。

(2012年4月29日 読売新聞)