3日開幕した「第51回博多どんたく港まつり」。県内外から多くの見物客が訪れ、福岡市の明治通りで行われたどんたくパレードには、小川知事や高島宗一郎市長も参加。また市内34か所に設けられた演舞台では、市民グループなどが踊りや演奏を披露し、にぎわいに花を添えた。どんたくは4日まで。
同市中央区の舞鶴公園に設置された「福岡城演舞台」(NPO法人鴻臚館・福岡城歴史・観光・市民の会運営、読売新聞西部本社特別協賛)にはこの日、九州各地の32団体、約480人が出演。伝統芸能やダンス、歌などに、観客は盛んな拍手を送った。
同市博多区の「千早舞踊会」は歌謡曲に合わせた舞を上演。メンバーの千早幸子さんは「どんたくは一般の人がたくさん見に来てくれるので、踊っていて気持ちいいです」と満足そうだった。
◇
パレードには、東日本大震災の被災地や世界各国の子どもの笑顔を撮影し、傘にプリントするNPO法人「メリー・プロジェクト」(東京)が初参加した。
代表のアートディレクター水谷孝次さん(61)が1999年に始め、25か国以上で約4万人を撮影した。3月に福岡市内で撮影会を行い、年齢や障害、国籍にかかわらず全ての人が笑顔で暮らせる街「ユニバーサルシティ」を同市が目指していることに共感。「福岡から笑顔を発信したい」と参加を決めた。
福岡でモデルとなった子どもやその家族、障害者、外国人ら約160人は、子どもたちの笑顔はじける傘を差し、約1・3キロを練り歩いた。水谷さんは「笑顔でみんなが一つになった」と話していた。
子どもたちの笑顔がプリントされた傘を差してパレードする人たち
(2012年5月4日 読売新聞)
同市中央区の舞鶴公園に設置された「福岡城演舞台」(NPO法人鴻臚館・福岡城歴史・観光・市民の会運営、読売新聞西部本社特別協賛)にはこの日、九州各地の32団体、約480人が出演。伝統芸能やダンス、歌などに、観客は盛んな拍手を送った。
同市博多区の「千早舞踊会」は歌謡曲に合わせた舞を上演。メンバーの千早幸子さんは「どんたくは一般の人がたくさん見に来てくれるので、踊っていて気持ちいいです」と満足そうだった。
◇
パレードには、東日本大震災の被災地や世界各国の子どもの笑顔を撮影し、傘にプリントするNPO法人「メリー・プロジェクト」(東京)が初参加した。
代表のアートディレクター水谷孝次さん(61)が1999年に始め、25か国以上で約4万人を撮影した。3月に福岡市内で撮影会を行い、年齢や障害、国籍にかかわらず全ての人が笑顔で暮らせる街「ユニバーサルシティ」を同市が目指していることに共感。「福岡から笑顔を発信したい」と参加を決めた。
福岡でモデルとなった子どもやその家族、障害者、外国人ら約160人は、子どもたちの笑顔はじける傘を差し、約1・3キロを練り歩いた。水谷さんは「笑顔でみんなが一つになった」と話していた。
子どもたちの笑顔がプリントされた傘を差してパレードする人たち
(2012年5月4日 読売新聞)